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第8回 ライトタックル五目釣りの上達法
【アマダイ編】

今回は冬場に人気のアマダイ釣りの基本と釣果アップのコツをわかりやすく紹介させていただきます。知っておいて損はありませんよ。ぜひ、少しの間お付き合いください。

01_IMG_5214.JPG 海の景色

タックルについて知ろう

ライトタックルで狙うアマダイ釣りに必要な、基本的なタックルは次の通りです。

● 竿: 1.9~2.3mの7:3調子
 (好みもあるかと思いますが、私は2.3mくらいのタイプがお気に入りです)
● リール: 小型電動両軸リール
● 道糸: PE1号~2号(10m、5m、1mごとにマーキングがあるもの)
● 片天秤: 40~45cm
● オモリ: 40、60、80号(船宿に確認しましょう)
● クッションゴム: 2mm径×30cm
 (使わなくても大丈夫ですが、大型マダイや青物の混ざるようなポイントでは使用していた方が賢明です)
● 仕掛(2本バリ): 

02_ ハヤブサ仕掛(SE681)
アマダイ シーガー仕様
外道対策のためにオキアミが取られにくく、まっすぐ付くオキアミ専用鈎(ヒネリなし)を使用した仕掛

ハリスはフロロカーボン3~4号で、全長が2.3~3m程度。ハリはヒネリのないチヌバリの3号~5号(マダイバリなら8~9号)が一般的です。エサ持ちのよさという意味では、ケン付のチヌバリが好まれますね。チモト部分にソフトビーズやシェルビーズをつけると、アピール力がアップし効果的です。
また、船中の釣果がとても悪いときには、ソフトビーズではなくフロートをつけた仕掛で釣果がアップすることもあるので、仕掛はやはり何タイプか準備しておくことが大切です。

≪知っ得情報≫
アマダイはハリを飲み込まれるケースが多いので、チモト付近が傷みやすくなります。そこで、蛍光オレンジの夜光パイプ(1mm)とケイムラパイプ(2.5mm)をチモト付近にセットしておくと、チモト補強とアピール度UPの一石二鳥です。このタイプは、市販仕掛ではないので、自作にもチャレンジしてみてくださいね。

03_IMG_5202.JPG
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蛍光オレンジ夜光パイプとケイムラパイプの組み合わせ

実績のある市販仕掛と自作の仕掛は次の3通り。

  • ①.市販されている推奨仕掛
  • ②.実績のある自作仕掛(標準タイプ)
  • ③.実績のある自作仕掛(アピールタイプ)
05_ 仕掛タイプのイラスト

● 付けエサ: オキアミ

06_ オキアミ

オキアミは船宿の受付時または船上で、パックもしくは小型のブロックが配布されます。乗船したらすぐに解凍しましょう。
オキアミのサイズはLサイズが一般的です。アマダイの釣果UPのためには、付けエサが占める割合は大きいので、エサにもこだわりましょう。釣具店で購入した、自分の目で見て厳選したオキアミを持参してみるといいですよ。とくにそのエサで好釣果だとうれしさも数倍アップします。

オキアミのつけ方は、まず、尻尾をハサミでカットして、カットした尻尾の方からハリ先をまっすぐに刺します。そして、お腹に抜くようにしましょう。

タナ取りの基本動作

アマダイは底からのタナ取りの釣りです。基本的には次のような動作の繰り返しで、アタリダナを探っていきましょう。

  • ①.着底したら、すぐに糸フケをとりましょう。
  • ②.次に1m巻き上げて、仕掛がなじむように竿先をゆっくりと1回、大きく振り上げてみてください。
  • ③.ゆっくりと竿先を下げて少し待つ。また、「ゆっくりと竿先を上げて、ゆっくりと竿先を下げる」という動作を繰り返して、アタリがでるのを待ちましょう。
≪知っ得情報≫
先述した誘い方は一例です。その日の状況にあった誘い方を、なるべく早く見つけ出すことが大切です。具体的には、次のような対応も試してみましょう。

  • ・着底からの巻き上げの高さは、その日の潮の流れの速さによって左右されるので、0.5m、1m、1.5mというように50cm刻みで微調整してみましょう。
  • ・マダイ釣りのように落とし込む誘いは効果的です。竿先を振り上げた後、振り上げたままで、道糸をゆっくり1m程度送り出してみましょう。

アタリがあったら…

07_ アマダイ

アタリの出かたは、その日の状況でいろいろ変わりますが、一般的には次の通りです。

  • ・大きくシャクった後しばらくして出るアタリ
  • ・道糸を送り込んでいる最中に出るアタリ
  • ・ゆっくりときき上げているときに出るアタリ

いずれにしても、アタリがあったら、軽くアワセて魚のサイズを確認しましょう。

ライトタックルで釣っている最中に、大型のアマダイ、マダイ、カンパチやワラサといった良型の青物がヒットすることはよくあります。強引に巻こうとするとハリス切れしてしまうので、ドラグは緩めで、すぐに糸を送り出せるよう常に心がけておきましょう。

アマダイの場合、40cmを超えると結構いい引きをしてくれます。電動リールであっても、ぜひ、手巻きで引きを楽しんでみてください。

取り込み方のコツ

08_IMG_5218.JPG 船上の風景

アマダイはマダイや青物と違って、最後はポッカリと浮いてきます。でも、ハリが口の柔らかい部分に刺さっている場合は外れやすいので、必ず、タモで取り込みましょう。高級魚ですからね。

 

09_IMG_5204.JPG クーラー満タン

以上のように、アマダイ釣りの基本と釣果アップのコツをいくつかピックアップして紹介させていただきました。ぜひ、ライトタックルでのアマダイ釣りにチャレンジしてみてくださいね。
みなさんのクーラーが満タン大漁! となり、「この記事役にたったよ」と言っていただけると嬉しいです。

 

レポーターREPORTOR

三宅 雄彦
プロフィール:三宅 雄彦
船釣り歴30年。ウイリー仕掛や短いビシ仕掛でのコマセシャクリを得意としたベテランハヤブサフィールドスタッフ。初心者向け釣り教室での講師経験も豊富で、大学生と高校生のわが子2人を5歳で船釣りデビューさせたほどの教え上手。全日本釣り団体協議会公認フィッシング・マスター。