サラリーマン必見??
都市型の釣り=アーバンフィッシングのススメ
No.7 釣りとグルメを贅沢に味わう北海道出張フィッシング

サラリーマン必見とかいいながら、ちゃんと仕事してんの?? なんてよく聞かれてしまう僕ですが、ちゃんとしてますよ! ちょっと久しぶりになってしまいましたが、今回はザ・出張フィッシング。
先月、ストアイベントでお邪魔した北海道の港で竿を出してみました。フェリーで行ったわけではないのですが、帰る前日にレンタカーで苫小牧へ。ほぼ前情報なしで遊びに行ってみましたが果たして…。

ボトムマテリアルはガヤ

以前道東にお邪魔した際に、立ち寄る漁港ほぼ全てでとにかく釣れた魚がガヤ(エゾメバル)でした。普段釣っているメバルとはよく似ているけどどこか違う雰囲気の魚で、そのとき案内してくれた友人に、ちょっとそれっぽい質問をしてみたことがあります。ハードボトムなのか、何か沈み物があるのかどうか。初めての場所なのでどんな感じなのかぁと思い、「ボトムどんな感じ?」と聞くと、「ガヤです!」と即答されたのが印象的でした(笑)。

01 ドライブ
夏の北海道は運転しているだけで気持ちが良いです

確かに彼のいうとおり、ほぼルアーは着底を待たずして何かしらの反応があり、ガヤやソイの素直な反応に一晩中夢中になった記憶があります。しかし今回は札幌、千歳空港からも遠くない苫小牧。そううまくはいかなくても、できればいかにも北海道らしい大きいアイナメの姿でも拝みたいものですね~なんて話をしながらも、同行したHuerco代表のT氏と二人、止まないバイトを妄想しながら車を走らせました。

まずは腹ごしらえに絶品グルメ

早朝に到着したからといっていきなり釣り場に立たないのが私のスタイル(寝坊しただけ)、友人に苫小牧に行くならぜひ行ってみて! とススメられた「マルトマ食堂」にお邪魔してきました。雑誌などにもよく掲載される人気店みたいで、早朝の開店直後から観光客や港で働く人たちで賑わっていました。自他共に認める朝カレー好きな僕は「ほっきカレー」を注文。ほっき貝もたっぷりと入っていてコクのある濃厚なカレーでした。

03 カレー
朝カレー推進派の僕ですが、さすがに朝からこのサイズにはびっくり。貝の歯ごたえと濃いルーの相性が抜群
04 海鮮丼
きっと定番と思われるT氏の注文したマルトマ丼は、新鮮な海の幸を文字通りどっさりと乗せた贅沢丼でした
02 サイン
雰囲気のある店内、水曜どうでしょう系のサインを見ると北海道感が倍増しますね(笑)

ちょっと動きたくないぐらいお腹いっぱいになったところで釣り場へ。勝手に考えたアーバンフィッシングの定義の一つとしては、バックグラウンドに街並みや大きな建物が見える場所で釣りをするということで、ベイエリアっぽい場所を選んでみます。

05 マルトマ食堂
アットホームな雰囲気の食堂で、獲れたての新鮮な海の幸を使った海鮮丼や、ほっきカレーをはじめ、ホッキ貝をふんだんに使った料理を味わえる人気店

マルトマ食堂

住所:〒053-0012 北海道苫小牧市汐見町1丁目1-13 苫小牧市公設地方卸売市場
HP:http://marutoma-shokudo.com/
TEL:0144-36-2023
営業時間:5:00~14:00 日曜定休

とにかく釣れない…まさかのアーバンを放棄?

一応本命はアイナメということで、真っ暗な時間ではなく朝マズメからあの手この手を試してみるも魚の反応はなし。ワームのサイズを下げてみるとどうにか小さな魚がポツリポツリと釣れはするもののアイナメは姿を見せず。北海道とは思えないぐらいの暑さに、正直このまま漁港で粘っても昼寝して終わりそう…なんて思っていたところ、今回アテンドしてくれた北海道の友人D介さんが「昼はブラウン(ブラウントラウト)でも釣って遊びます?」との提案が。

06 ガヤ
釣れるのはこんなサイズのみ…
07 ソイ
若干のサイズアップ…

せっかくレンタカーも借りているわけだし、スケールの大きな北海道をもっと楽しまないと。
もちろんトラウト好きの僕がそんな誘惑に耐えられるはずもなく、ロックフィッシュはまた夕方からやりましょう! とT氏を説得し近くの川へ。

08 渓流
今回北海道をアテンドしてくれたD介さん

市街地からのアクセスもよく、見渡しもよくて安心な小さな川(北海道はヒグマがいるので、深い森を歩くのはかなり怖いのです)は、山奥の渓流と違いどこでも魚が出るほどではありませんが、無事にブラウントラウトの顔を見ることができました。

09 ブラウン
キャスト精度が大きなアドバンテージになる小規模河川はベイトフィネスがやっぱり楽しい