No.28 Tポート貝塚店 黒木夏彦さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 一刀両断 船太刀魚テンヤ速掛型 フッ素コーティングフック
- 一刀両断 船太刀魚テンヤ TG フッ素コーティングフック
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第28回は阪神高速湾岸線の貝塚出口から南へすぐ、臨海線沿いにあるTポート貝塚店、仕掛担当の黒木夏彦さんのおすすめ。黒木さんご自身はチャキチャキの投げ釣りマンだが、今回はあえて大阪湾を代表する船釣りの超人気ジャンルであるテンヤタチウオ釣りの要アイテムをチョイス。お店から至近距離にある泉佐野食品コンビナートは大阪湾では一二を争う遊漁船基地になっており、貝塚店に立ち寄るお客さんの目も高い。水温が低下する12月以降はタチウオ釣りのポイントも深場に移行、アタリも繊細になってくる。そんな冬の釣りに欠かせないアイテムなのだ。
落としやすい! 引きやすい! 掛かりやすい!
三拍子揃った船タチウオ用テンヤの新機種2タイプ
「とにかくスリムなヘッドで沈下が速いだけでなくジャーク中の引き抵抗が軽く楽ですし、以前のタイプにくらべフラット面が少ないため横っ飛びしない素直さがいいですね」と黒木さんがいうのは『一刀両断 船太刀魚テンヤ速掛型 フッ素コーティングフック』だ。旧タイプはあえて引いた時に若干ダート気味に動く味付けで、これはこれでフッキング時の威力があり「好みが分かれるところですが、真っ直ぐ動くほうが掛かりやすいという人もいます」とのこと。海中での横移動が少ない分、それだけに混雑する遊漁船では周囲とのオマツリのリスクも軽減される。
「価格はナマリのテンヤの数倍もしますが……」と黒木さんがいうのは『一刀両断 船太刀魚テンヤ TG フッ素コーティングフック』だ。TGすなわち高比重のタングステンヘッドを採用しているため非常にコンパクトで、イワシの頭をカットしてセットすれば、よりシルエットを小さくでき、特に食い渋る低水温時のタチウオに有効だ。また水の抵抗も小さいため沈下が速く「冬の深場ねらいで手返しがアップし、投入回数が増やせるため、それだけ釣果ものびるはずです」と黒木さん。また引き抵抗も当然軽く「とにかくメリットしかないです」と絶賛。
さらに両機種ともフッキング時にたわみにくいパワーフックシステムが採用されているので、力の伝達がダイレクトなためタチウオが非常に掛かりやすくなっていると黒木さんはいう。さらにエサのイワシを固定するV字ロックのおかげで、エサを巻く時にズレにくく、さらに海中でのエサの固定力もアップしているのがいい。
「今回、おすすめする両アイテムは、ともにマイクロバーブ採用で、以前のテンヤよりカエシが小さいんです。掛かったタチウオがバレやすいのでは? と心配する方もいらしゃいますが、まったく以前のバーブと変わりありません」と黒木さんが最後に付け加えてくれた。ちなみに2018年秋からの大阪湾でのトレンドヘッドカラーはグロー。グローでの釣果がズバ抜けているという。
Tポート貝塚店
住所:大阪府貝塚市脇浜4-34-14
HP:http://t-port.com/