あっという間に12月に入り、急に気温が下がり始めた今日この頃。先日道路の温度計が氷点下になっていてビックリした、HEATスタッフCです。日常生活でもコートなどの防寒着を着用する機会が増えてきましたね。
ところで、冬のアウトドアでの“防寒”といえば皆さんはどういったことを思い浮かべるでしょうか。準備に慣れていない方は「ダウンジャケットを着る」とかアウターのみ重視する考えに留まりがち。実際、アウターは気にしているけれど顔や手が風にさらされて寒そう…という方をよく見かけます。頭や手、そして首元を寒さから守ることで体感温度は大きく変わるのに、もったいない!
冬のアウトドアは、寒いと思い始めるとそのことばかりが気になって100%楽しむことができません。そのためにアウターだけではなく、細かいところの防寒にも気を使っていただきたいというのが私の考え。そこで今回の『ウェア豆知識』では、意外と見落としがちな冬アウトドアの必須アイテムを紹介します。今年は外で思い切り楽しみたい! という方必読です!
寒さだけではなく〇〇〇も防いでくれる! ニット帽
街なかでも多くの着用している人を見かける、冬ファッションの定番アイテム「ニット帽」。アウトドアブランドだけではなく、多くのファッションブランドから発売されていますので、おしゃれなデザインのものを数多く見かけます。
アウトドアで着用する際には一歩踏み込み、機能面にもこだわりましょう! スタッフCがおすすめしたいのが、ツバ付きのニット帽です。ツバが付いていることで、寒さや釣りバリなどから頭を守るのはもちろんのこと、目元も守ってくれるということがポイント。さらには、紫外線対策にも一役買ってくれるという、女性に嬉しい効果も。意外とあなどれない冬の紫外線対策。夏に比べてついつい怠りがちですが、冬も紫外線は降り注いでいますよ、皆さん! アウトドアではもちろんのこと、お子さんの習いごとの付き添いで長時間外にいる必要がある、という日にもぜひ着用していただきたいアイテムです。
手袋はアウトドア専用のものを選べば大丈夫
実は末端冷え性のスタッフC。今の時期は指先がかじかみ、思うように動かせない…と感じることがしばしばあります。そんな私、アウトドアや日常生活に欠かせないアイテムが「手袋」です。
手袋というと、指がすべて覆われているものが一般的。しかしながら、アウトドアでは細かい作業を行う場面もあり、そんなときは指先が覆われていると作業がしづらくてしづらくて…。そこで活躍するのが、指先が露出しているタイプのもの。アウトドア用品店(主に、釣具店)に置いていることが多いので、普段は目にする機会が少ないかもしれません。しかしながら、これがなかなかの優れものなのです。手首や掌は覆われていますので、指先まで血流がよくなりぽかぽかと温かい。指先での細かい作業が可能ですので、釣りやキャンプなどで道具をセットしたり、飲み物の蓋をあけるといったことも問題なく行うことができます。
でもやはり「指先を出すのは寒そう」と不安な方も多いと思います。そこでさらにおすすめしたいのが、跳ね上げ式のいわゆる蓋付きタイプの手袋。必要に応じて指先を露出することができますので、とても便利なアイテムです。
また余談ですが、5本すべての指先が露出するタイプの手袋は日常使いにも最適。スタッフCは薄手のものを着用して冬の仕事を乗り切っています。実はこの原稿を書いている今も着用中です(笑)
アウトドアではマフラーよりネックウォーマーがおすすめ
「タートルネックが苦手な人、手を挙げてー!」
今思わず手を挙げた方に特に分かっていただけるのが、首元に直撃する冷気のつらさ。動きの少ないアウトドアや、子どもと公園で遊ぶ、というときは涙が出そうになります。そんなときによく見かけるのは、マフラーなどをぐるぐる巻きにしている場面。しかしながら、マフラーが落ちてきそうになったり、動きづらかったりとアウトドアでは少し邪魔に感じてしまうことがあるのです。そこでおすすめしたいのが「ネックウォーマー」。タートルネックほど締め付けすぎず、マフラーよりもすっきりと邪魔にならない、まさにいいとこどりのアイテムです。
冬にこたつでゆっくり…もいいですが、冬のアウトドアは夏にはない魅力がたくさん! 空気が澄んでいますので、よりきれいな景色を堪能することもできますね。「寒いから」と躊躇していたらもったいない! 防寒対策を万全に、そして安全対策も忘れずに、冬のアウトドアを楽しみましょう。