年末が近づき、仕事に家事に、特に忙しい時期がやってきました。毎日の食事作り、できれば時間はかけたくない…というお母さんは多いのではないでしょうか。そんな方にオススメしたいのが丼。簡単にできて、ボリュームも満点! 時間に追われる平日の夜でも楽々作れちゃいます。
肉や豆腐を使った丼ももちろん美味しいですが、ここはHEAT。ぜひ皆さんに魚を食べていただきたい! ということで、今回は魚を使った丼レシピを2つ紹介させていただきます。釣ってきた魚はもちろん、購入した魚でも美味しくできる簡単レシピです。今晩の献立にお悩みの方、よろしければお試しください。
※材料の分量は記載していません。調味料などは、食材の量に合わせて適量をお使いください。
下処理簡単!調理も楽々! タチウオ蒲焼丼
さまざまな魚が釣れる秋、そのなかでも近年人気のターゲットがタチウオです。堤防や船から手軽に狙え、家に帰ってからの下処理も簡単。「魚はさばけないけれど、タチウオならできる」という人は多いのではないでしょうか。タチウオといえば、いつもは簡単な塩焼きを作ることが多いスタッフC。ですが今回は、趣向を変えて蒲焼丼を作りました。これが子どもに大好評! 「美味しいねー」とあっという間に完食してもらえたので、我が家の定番料理になることが確定です。
[★下味・臭み取り]★醤油、★料理酒、★おろし生姜
[■たれ]■醤油、■みりん、■砂糖、■料理酒、海苔(お好みで)
1.タチウオを3枚におろし、小骨を取る。スーパーですでに3枚おろしになっているものを購入した場合は、もちろん不要です!
2. 1.のタチウオをそれぞれ食べやすい大きさに切る。
3.袋に2と★を入れて揉む。
4.袋から出して小麦粉をまぶし、油をひいたフライパンで両面を焼く。焼けたら一旦取り出す。
(スタッフC、小麦粉をかなり薄くまぶしたため、ほとんど見えていません…)
5.フライパンに油が残っていれば軽くふき取り、■を煮立たせる。
6. 5へ取り出しておいたタチウオを再び投入し、からめる。
(少しぐらい崩れても、気にしない)
7.丼鉢にご飯を盛り、6を乗せる。お好みで海苔を小さく切ってふりかけても美味しいです。
写真には撮っていませんが、残った骨は小さく切って骨せんべいにしました。(醤油・おろし生姜・料理酒と一緒に袋にいれて、揉み揉み。片栗粉をまぶして揚げる)おかずはもちろん、晩酌のお供にも最適です。
彩り華やか! 栄養面も考慮した マダイ三色丼
先ほど紹介した蒲焼丼は確かに美味しい。でも一応女子なので、見た目と栄養面も少し考慮したいところ…。そんな難しい女性心を満足させるべく、次は三色丼を作りました。焼いて、ほぐして、焼いて、ゆでて、乗せるだけ。すぐに完成するので、受験勉強中の夜食にもピッタリです。お父さん、頑張るお子さんのためにマダイ釣ってきてください!
[★下味・臭み取り] ★醤油、★味醂、★砂糖、★料理酒、塩
1.マダイを3枚におろし、塩こしょうをまぶす……と偉そうに言いましたが、今回はスーパーで購入した切り身を使用。マダイ、釣れなかったんです。
2. 1をフライパン(魚焼きグリル可)で焼いたあと、身をほぐす。焼いている間に★を合わせておく。
3. 2をほぐし、合わせておいた★と合わせて少し炒め、フライパンから取り出す。
4.フライパンを軽く洗う。たまご・塩で炒りたまごを作り、フライパンから取り出す。
5.鍋にお湯を沸かし、ほうれん草をゆでる。粗熱がとれたあと水分を切り、小さく切る。
6.丼にご飯を盛り、取り出していた3・4・5を乗せる。
と書きましたが、5の直前に作り置きの小松菜ナムルを発見したスタッフC。せっかくなので、今回はほうれん草の代わりにこちらを乗せました。丼に緑色が加わることには変わりありません(笑)。それでも美味しくいただけました。
今回紹介したレシピは、いずれも作り始めてからできあがりまで15分ぐらいでした(魚の下処理時間は除く)。15分でできるのであれば、忙しい平日の夜でも楽ちん。慌ただしい朝に作るお弁当にもピッタリ! SNSで話題の「のっけ弁」を作ってみてもいいかもしれませんね。
見た目が豪華、ボリューム満点、何より手軽。いいことだらけのお魚丼レシピ、ぜひお試しください。