子供や女性も手軽に挑戦でき、それでいてベテランたちもどっぷりとハマってしまう奥深さを持ち合わせるワカサギ釣り。秋から冬にかけて全国各地の湖で楽しむことができる、寒い季節のアツいゲームだ。
釣って楽しく、食味もバツグンであることから、近年その人気は高まる一方。各地の釣り場には、開幕当初から多くのワカサギファンが詰めかけ、とくに関東近郊のドーム船は、週末ともなれば予約を取ることさえ難しいほどだ。
それは、裏を返せばそれだけ魚にプレッシャーが掛かっている可能性があるということ。釣り人のテクニックはもちろん、道具や仕掛選びも釣果を左右する重要な要素のひとつとなっている。そのためワカサギ釣りに関するグッズは年々多様化していて、どれを選んでいいのか迷ってしまうほどだが、それもワカサギ釣りの楽しみのひとつとなっているといっていいだろう。
今期、ハヤブサから登場した「瞬貫わかさぎ」ロングハリスタイプを筆頭としたワカサギ仕掛類は、まさにそんな昨今のワカサギ釣り事情に対応したもの。プレッシャーなど何らかの影響で喰い渋ったワカサギたちを攻略するためには欠かせない仕掛となっている。
湖翔ワカサギ 瞬貫わかさぎ
細地袖型 ふかせ誘いロングハリス 5本鈎、7本鈎
秋田キツネ型 ふかせ誘いロングハリス 5本鈎、7本鈎
今期登場したロングハリス仕様は、その名の通りハリスがノーマルと比較して倍の長さとなる5cm。これによって水中をエサが自然に漂うため、通常の状況での使用はもちろん、とくに喰い渋り時に効果的となっている。
ハリスの素材には、糸クセのつきにくい「ホンテロン」を採用。フロロカーボンよりも比重が軽く、水に馴染みやすいので、ロングハリスと相まってよりいっそうワカサギがエサを吸い込みやすくなっている。また、ホンテロンは高硬度で低伸度であるため、ロングハリスであってもアタリが分かりやすいという特長を持つ。
鈎はすでに発売されている「瞬貫わかさぎ」シリーズ同様、微細なアタリをも確実に捉え、瞬間的なアワセでもしっかりと貫通させるフッ素コーティング鈎を採用。
高炭素鋼を化学研磨した高品質鈎にフッ素コーティングを施すことで低摩擦性に優れ、触れるだけで刺さるほどの驚異の貫通性能を実現。また、ギラつきの少ない独自のステルスカラーが鈎の存在感を抑えつつも、チモト部分には妖しい光で誘うケイムラ留と夜光留が交互に施され、エサの存在を確実にアピールする。
鈎数は5本と7本をラインナップ。初心者にも扱いやすく、低活性で底べったりに群れがいるときは5本鈎仕様、群れが中層に浮いているときにはそれを効率よく攻められる7本鈎仕様と使い分けるのがオススメ。
鈎の形状は、細地袖型と秋田キツネ型を用意。
袖鈎はキツネ型に比べてフトコロが広いため、一度ワカサギの口に入ったら吐き出されにくいという特長を持つ。そのため、ワカサギの活性が高く多点掛けが期待できるような状況での使用に最適だ。
一方のキツネ型は、細身のためワカサギがエサを吸い込みやすい形状。食いが渋い状況やアタリが小さいときなどで活躍する。ただ、活性の高い状況で使用すると、バラシが増えることもあるので注意が必要だ。
湖翔ワカサギ ワカサギ集魚用 ブドウ虫ちょん掛けフック
今や釣果アップに欠かせないエサが「ブドウ虫」。これは他のエサと比較してかなり大きいので、食わせのためのエサではなく、寄せエサとして使う。体液にワカサギの好むアミノ酸を多く含むため集魚効果が高く、ワカサギを仕掛の周りに留めておく効果も期待できる。
「ブドウ虫ちょん掛けフック」の使い方は、仕掛上部のサルカンやスナップに装着するだけと、とってもカンタン。硬質かつ長さ1cmハリスで幹糸等への絡みを防止し、また誘いにもしっかりと同調する。
湖翔ワカサギ 瞬貫わかさぎ
細地袖型 追加用下鈎 ケイムラ留、夜光留
秋田キツネ型 追加用下鈎 ケイムラ留、夜光留
より釣果アップを目指すアングラーにオススメの、オモリのハリス止めに装着するプラスワンフック。 使い方はとってもカンタン。ハリスの先端がチチワになっているのでハリス止めに通し結びを行い、予めハリスに通されているチューブを結び部に被せて固定する。こうすることで、ハリスが絡みにくくなるなる。
鈎はもちろんフッ素コーティング鈎を採用し、細地袖型と秋田キツネ型を用意。チモトには夜光留とケイムラ留の2タイプがあるので、食いを見ながら使い分けてみたい。
ワカサギに限ったことではないが、釣りは釣り人のウデや道具だけでなく、仕掛選びでも釣果に差が出るもの。よりよい釣果を期待するのであれば、その時の状況や魚の活性に合わせた仕掛選びが重要となるのは言うまでもない。
増々人気が高まるワカサギ釣り。よりパワーアップした「湖翔ワカサギ 瞬貫わかさぎ」シリーズの仕掛で、今期も最高のシーズンにしていただきたい。