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タコの下処理

魚種:
タコ
  • さばき方・下処理

マダコが釣れたら作る料理といえば! お刺身、タコ焼き、唐揚げ…。同じメニューのローテーションになっていませんか? 定番料理も美味しいけれど、実はかんたんにバリエーションを増やすことができますよ。御飯がすすむレシピ、お酒がすすむレシピ、火を使わないものから、包丁を使わないものまで!! 料理に自信がない方でも「これなら作れる!」と思ってもらえるマダコレシピを紹介します。今回は「タコの下処理」を紹介します!

タコの下処理と茹で方

まずはマダコの下処理から茹で方までを紹介。ネットで調べるといろんな方法があるようですが、私の下処理はいたってシンプルです。

ヌメリ取りは金ザルだけ

噂によると、洗濯機でジャブジャブ洗ってヌメリを取ってから持ち帰る船宿があると聞いて、「思い切って卓上洗濯機でも買おうかしら?」と思ったくらい大変なヌメリ取り。女性にとってはとくに腕力のいる作業で、手が痛くなることもありますよね。揉んでも揉んでもなかなか取れないヌメリ…。ならばとをどんどん追加して、最終的にしょっぱい茹でダコが出来上がったのが私の最初のマダコ料理でした(笑)。

塩のほかにも、片栗粉パン粉などなど…。ヌメリ取りに効くといわれているものは多数ありますが、結局のところ「何も付けない」というのが私個人の出した答え。排水溝に水を吸ってふやけたパン粉が詰まっているのを見て、「ないわ~」と思ったのが一番の理由です。

私がヌメリ取りに使っている必須アイテムは「金ザル」のみ! 金ザルだけでヌメリ取りをしています。マダコの皮膚は丈夫なので、金ザルの網目にガシガシ擦り付けてもキズは入りません。金ザルの網目がタワシ代わりになり、ヌメリをこそぎ落としてくれます。
ただし、ガシガシやりすぎて、網目で指を擦りむかないように気を付けてくださいね。この方法であれば、マダコに塩味が付いたり、排水溝に白い塊が詰まったりということはありません。

茹でるときはたっぷりのお湯で

茹でるときのお鍋はできるだけ大きなものを使います。沸騰している状態で7~8分茹で、そのあとは火を止め蓋をして10分ほど放置。(マダコ1kg程度の場合)発色をよくするために、塩やお茶、酢などを入れるという方法もありますが、私は気が向いたら少し入れる程度で、何も入れずにお湯だけで茹でることのほうが多いです。
ただ、グツグツしている状態で茹で続けると皮がはがれやすくなってしまうので、フツフツくらい(沸騰している状態をギリギリ保つ程度)の火加減で茹でます。

茹でたあとは、氷水に浸けて冷やすもよし、そのままザルにあげて粗熱を取るもよし、好きな方法でよいと思います。なぜなら、氷水に浸けるのは余熱で火を通さないようにするためだからです。余熱を入れながらゆっくり自然に冷やしたい場合は氷水に浸けずにザルの上で冷やすとよいでしょう。

グツグツし過ぎて皮が…

粗熱が取れたら適当にぶつ切り! 今回は、すべてぶつ切りにしたマダコを料理していきます。アジやタチウオと違い、「骨に沿って包丁を入れる」などという高度な包丁テクニックがいらないのもマダコ料理の魅力の1つですよね~!

記事元:おせちもいいけどタコパもね!タコ焼きに飽きたら試してほしいマダコ七変化

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