「料理長ナオが魚のさばき方教えます!」シリーズでは魚のさばき方や、カンタンにできる美味しい料理を紹介しています!
今回はエビラバで釣れたマゴチやイトヨリ、アコウを持ち帰り、久しぶりの新鮮な釣魚でお寿司にトライ! 少々さばくのが難しかったりもしましたが、そのさばき方やお手軽なお寿司の作り方など、自ら釣ったお魚の楽しみ方をご紹介します。
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釣れた魚をさばいていく!
(マゴチのさばき方)
パールマリンさんは、さばいて帰れるように場所や道具を提供してくれますが、この日はそのまま持ち帰ることに。珍しいゲストのイトヨリ、アコウ(キジハタ)、マゴチの3尾を持ち帰りました♪


持ち帰って、まずはイトヨリとアコウのウロコを取り、アコウは煮付けに。

ウロコを取ったイトヨリは3枚におろし、湯引きするために切り込みをいれ、熱々の湯をかけていきます。
ひじょうに脂がのっていて、美味しそうですね~♪





そして、お次はマゴチ!!
マゴチは独特の体をしているので、久しぶりに扱うのに苦労しました…。

マゴチの体表はヌメリが強くやりづらいので、まずは背ビレと腹ビレを取っていきます! 家庭では、ハサミを使うと取りやすいですね♪


ヒレが取れたらウロコを取り、腹に包丁を入れ、写真のように内臓とエラ、血合いを取り除きます。


そして、胸ビレのところから包丁を入れ、頭と胴体を切り離します。


片側を下にし、立てて3枚におろしていきます。安定せず難しいっ(汗)。


マゴチの身は皮を剥ぎ冊(さく)に。先ほど湯引きし、一旦冷凍庫で冷やしていたイトヨリの冊も合わせて、完成ですっ♪

ちなみに、3枚になったあと残ったマゴチのエラと中骨は、身が付いているので煮付けにしました。


せっかくの新鮮な魚!ゲスト魚のお寿司にトライ
わが家には小さい子どもがいますので、小骨も残さないよう、丁寧に冊にしました。ここまでくれば、あとはお好きなように料理できますね!
お刺身、お寿司、煮付け、ムニエル…etc、タンパクな身の2種なので迷いましたが、久しぶりの新鮮とれっとれの釣魚なので、この日はお寿司にしてみました♪
釣りの帰りは時間がないので酢飯はお店で購入っ! シャリだけで売っているお店も多いので助かりますねー♪ さばいた魚たちの冊を、手頃なサイズに切って、乗せて、美味しい釣魚のお寿司が完成です!


イトヨリは九州ではあまりお刺身のイメージがないですが、皮付きで湯引きすることによって甘味が出て、柔らかい身で美味しかったです♪
そして、釣りたてのマゴチはヒラメやフグに似ていて、歯応えのあるゴリゴリの身が美味しかったのですが、お寿司にするには数日寝かせるのがよいかと……といった感想でした。

今回は、「まだまだこれからかな?」というシーズンはしりの釣行で釣れた魚を使った料理でしたが、わが家ではいつもは刺身で食さないゲストの魚たちをさばいて、美味しくいただくことができました♪ これからの季節に期待っ! 春のマダイをねらうのが楽しみですねっ♪
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