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「自分で釣ったイカを食べてみたい」…そんな軽い気持ちから始めた「エギング」。ところが実際は、エギをシャクるって何?? や、FGノットにも大苦戦し、思い描いていた手軽な釣りとはほど遠い、戸惑いの連続でした。
それでも続けるうちに見えてきた楽しさ、そして初めてイカを釣り上げたときの感動…。当記事では、初心者の私がエギングでつまずいたこと、ハマっていった理由、そして釣ったイカを味わう楽しみまでのリアルを、実体験を通してお伝えします。
軽い気持ちで始めたエギング、その理想と現実

アジングがメインの私ですが、近年、秋になるとエギングを楽しむ釣り人を多く見かけるようになっていました。そんなエギンガーたちがイカを釣り上げる瞬間を何度も目にするうち、「自分で釣ったイカを食べてみたい!!」「イカの引きを感じてみたい!!」と思うようになり、2023年の秋からエギングに挑戦することにしました。
ところが、いざエギングをやってみると、分からないことだらけ。
エギは底に着いたのか? どのぐらい沈んでいるのか? シャクったあとのエギがどこにあるのか……?? まさに、海中でエギが迷子のような状態でした
シャクる動作もぎこちなく、まずはロッドをゆっくり上げて糸フケを取ることから練習。その感覚に慣れてからは、シャクリの際にリールハンドルをそっと握り、リズムに合わせて巻くことを意識するようにしました。私は「3回シャクってフォール」を基本に、ひたすら練習を重ねました。
そして練習中、エギがグッと重くなることがあり、「やったー! ついにイカが釣れたか?」と期待するものの、正体は海藻……。そんなことが何度も続きました。


そうこうしているうちに、気付けば秋は過ぎ、寒さとともに私のエギング熱も少しずつ冷めていきました。結局2023年、イカは1杯も釣れずに終了してしまったのでした。
最初に立ちはだかった大きな壁…FGノットが結べない
とくに、エギングをするなかで、私の心を一番折ったのが「FGノット」でした。エギングでは、リーダーと道糸(メインライン)との結束にFGノットが適していると知り、YouTubeを見ながら何度も練習しました。しかし、これがなかなか上手くいかないのです。
締め込みが甘くなったり、編み込む途中で上下を間違えたり。気づけばノットを組むのに30分もかかり、釣りに出掛ける前から心が折れてしまうことも少なくありませんでした。

さらに、エギングでは根掛かりも多く、せっかく時間をかけて組んだノットを切らなければならない場面もしばしば。そのたびに気力が削られ、その日のエギングを諦めてしまったこともありました。
そんなときの打開策が、釣具店のノットサービスでした。300円でFGノットを素早く組んでくれるこのサービスは、つまずいていた私にとって本当にありがたい存在。とはいえ、自分で結べるようになりたい気持ちは変わりません…。
今も練習を続けながら、いつか素早く、しっかり締め込まれたFGノットを組めるようになりたいと思っています。
釣れない時間の先にあった、初めてのアオリイカ
エギングを始めてから、ついに3年目。アジングの合間にエギをシャクる練習を続けていたお陰で、シャクる動作だけはずいぶんスムーズになってきました。
しかし、相変わらず釣果が伴わないことの一つに、夜釣りの難しさがあるようにも感じました。夜のエギングではラインが見えず、エギの位置や動きも分からないのです。そこで思い切って、デイエギングに挑戦することにしました。

日中のエギングは日差しが暖かく、海はキラキラと輝き、エギをシャクる音さえ心地よい。釣れなくても、海に癒される時間でした。ラインが見えることで、エギがどこにあるのか把握でき、潮の流れを意識しながらキャストできるようにもなりました。初心者の私には、デイエギングはとても相性がよかったのです。
そして、ついにその瞬間は訪れました!
エギをシャクってからフォールさせていると、グーンと重くなり、ギューーーン!! と引くアタリ!! はやる気持ちを抑えながら丁寧に巻いていくと、ついに海面にイカの姿が現れ、ドキドキが止まりません!!
足下まで寄せ、タモを伸ばして入れようとした瞬間、ブシャー! と墨を吐いて抵抗。タモ入れに手間取り、逃げられないかとハラハラしていると、近くにいた釣り人が手伝ってくれました。そして釣り上げたのは、ずっしりと重いモンゴウイカ(カミナリイカ)! 「よいサイズですね!」のひと言に、嬉しい気持ちでいっぱいになりました!!

そして一度釣れると、あのドキドキをもう一度味わいたくなるものです。エギングにどんどんとハマっていきました。
風のない日を見つけてはデイエギングに通い、ついにアオリイカを釣ることにも成功! モンゴウイカとは違う、力強い引き。ドラグが鳴るほどギュンギュンと走る感触に大興奮。なんとか足下まで寄せ、今度は1人でタモ入れにも成功しました。初めてのアオリイカに大満足で、港で小躍りしてしまうほど、嬉しい1日を体験したのでした。

自分で釣ったアオリイカを食べるという楽しみ
釣るのに長いこと苦労したアオリイカ。釣り上げた喜びや、その引き応えは大きな魅力の一つであることは言うまでもありません。プラス、自分で釣ったイカの味は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
料理はあまり得意ではないものの、自分で釣ったアオリイカをさばいて食べてみたい一心で、お料理にも挑戦してみました。


アオリイカは、柵にしてから薄皮を剥ぐのにひと苦労…。途中で切れてしまうこともあり、キッチンペーパー使いながら、なんとか剥いでいきました。また、細く切る自信がなかったので、「イカそうめん」にしてみました。
ゲソやエンペラの部分は「お好み焼き」に入れて活用。イカは食べられる部分が多く、さまざまな料理に使えるのも魅力です。家族からも「おいしい!」「イカ、最高!」と好評でした。


一方、モンゴウイカはジップロックに入れたまま、まずは冷凍しました。アニサキス対策として、一度冷凍してから調理することにしたといった具合です。
モンゴウイカを刺身でいただく際は、解凍後に切り分けていただくことに。また、モンゴウイカは身が分厚いので、「ちゃんぽん」の具材にも活用。噛むと弾力があり、プリプリとした食感で、とても美味しくいただけましたよ。
ちなみにイカをさばく際は、料理にも使えるゴム手袋を着用しました。滑りにくく、イカ墨で手が汚れることもないので、オススメです。

分からないことだらけからスタートした私の「エギング」。だからこそ、釣れたときの喜びは何倍にも感じられました。シャクリの練習、FGノットの練習、釣れない時間さえも、今振り返ればすべてが楽しい過程だったように思います。 もし「エギングは難しそう」と感じているなら、かつての私と同じかもしれませんよ。それでも一歩踏み出せば、きっと忘れられない体験が待っているハズ。自分で釣って、自分で食べる……そんな楽しさを、ぜひ味わってみてください。
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