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実際に作ってみたアイテム

導入して間もないですが、すでにいくつかのアイテムを印刷しています。
タックルボックスの仕切収納

最初に作ってみたものの1つとして、手持ちのタックルボックスにピッタリ合う仕切り収納(インナーストッカー)があります。100円均一ショップなどの仕切りやトレーはなかなかサイズがピッタリと合わず、空間を無駄にしていましたが、寸法を測定してCADでモデリングすることで、驚くほどジャストフィットする収納が完成しました。ハサミやナイフ、ライトなどの小物類が気持ちいいくらいバシッと収まりましたよ。

小物入れ
小物入れについては、オンラインモデルからいくつかよさそうなものを印刷してみました。フタのはまり具合も問題なくいい感じです。
今まではおもに100円均一ショップで購入したケースにジグやルアー、スナップなどの小物を収納していましたが、ケース自体のサイズが微妙に合わないことや、仕切りがほしい場面がありました。必要に応じて自分でサイズや寸法が調整できるのは3Dプリンターの醍醐味です。自宅での保管用にいろいろと作ってみるのもよいでしょうし、材料との組み合わせでパッキン付きの入れ物も製作できるので、これからもっと試していきたいと思います。

ロッドホルダー
2ピースのロッドを運ぶ際はいつもロッドベルトで縛っていましたが、なくしたり、結構ボロボロになっていました。そこでロッドホルダー(釣り竿ホルダー)を自作してみました。
よくオンラインショップなどで見かける、汎用的な形状のものをまずは製作してみたのですが、やはり所有しているロッド専用でコンパクトなものがほしくなり、追加で専用のホルダーも製作することに。ロッドの装着したい部分にピッタリになるよう作りました。


素材は硬さのあるPLAではなく、TPUという少し弾力のあるゴム系の材料で印刷したので、ロッドを傷付けず、装着具合もいい仕上がりです。


失敗も楽しめる!?次につながる可能性
もちろん失敗もあります。タックルボックスの仕切り収納は、もともと設置されている仕切りを付けるための溝を考慮しておらず、最初に印刷したものは干渉して入らないという結果に…。残念ですが勉強にはなりました。ただ、寸法は設計通りに印刷されていたので、印刷精度がよいということは確認できました。

熱収縮による反りや寸法のずれが心配されましたが、今のところは大丈夫です。万が一問題が起きても、設定の見直しや再設計がすぐに行えます。寸法や形状の修正も可能なため、“失敗=成長”という感覚を味わえるのが、3Dプリンターの面白いポイントです。
現在はルアーを自作しようと思い設計中です。「内部の構造はどうしよう?」とか形状やデザインを考えるのも楽しみの1つとなっています。
3Dプリンター製作の流れ
次に、3Dプリンターでの製作の流れについて紹介します。
モデリング
-オンラインモデルの活用からカスタマイズ-
まずは、印刷するためのモデルが必要です。私は3D-CADでゼロからモデリングもしていますが、オンラインモデルもかなり豊富にあり、デザインや機能性も素晴らしいものがあります。そんなオンラインモデルをそのまま印刷するのもよいですが、自分なりにカスタマイズすることも。また最近では、AIで3Dプリント用のモデルデータが生成できるようになってきており、気になるところです。

画像やテキストから、高精度な3Dモデルがかんたんに生成できるようになった技術の進歩には驚きです。あと、オンラインモデルを印刷した際に知った「テクスチャ」と呼ばれる表面に模様を追加する機能は、見た目を向上させるにはかなり有効だと感じました。3Dプリンターで印刷した感がなくなるほどの質感ですよ。
印刷準備工程
-設定から造形時間・ノズル径-
モデルデータができれば次は印刷準備です。印刷にはモデリングとは別に、「スライスソフト」と呼ばれる印刷するためのソフトが必要です。そのなかで印刷に関する設定を行います。私はまだまだ初心者なので、基本的に細かい設定やノズル径はデフォルトのままで使っています。
造形時間はサイズによっても異なりますが、私が作ってみたもので小さいものだと30分、複雑な形状だと単色でも8時間くらいかかりました。積層ピッチは少し変えてみましたが、作りたいものに合わせて変更するとよいように感じました。
ノズル径は0.4mmが初期は付属していますが、今のところ不満は出ていません。精細なモデルを印刷する場合は0.2mmにすると高精度になるそうなので、今後試してみようと思っています。
3Dプリンターの可能性
釣りを中心に使い始めた3Dプリンターですが、活用範囲は想像以上に広がります。
釣り以外にアウトドアでも…
釣りでは収納関係を中心に作ってきたのですが、すでに自作ルアーにも挑戦中です。形状や内部構造、試作が自由にでき、理想を追求する楽しさがあります。型を作ることもできるので少し複雑な形状のワームの型を製作して、自分好みのワームを作ることにトライしてみたいと思っています。次から次にやってみたいことが溢れてきます(笑)。
また、3Dプリンターはキャンプにおいても活躍しそうです。ちょっとしたカスタムや自作のアイテムなど、既製品にはない自分専用のアイテムを作ることでキャンプの楽しさが増すこと間違いありません。ランタンスタンドやケースを製作してみようかと考えています。
日常生活では…

収納関係やフック類はもちろんですが、樹脂パーツで壊れたものが手に入りにくい場合は作った方が早くて安いなんてことも。実際に水回りのパーツを自作したりしてみました。
キッチンの調味料入れに関しては、今まで100円均一ショップでピッタリのものが見つからず適当な収納になっていたのですが、自作した入れ物だと寸法ピッタリで大満足です。また、季節の小物も作ったりして楽しんでいます。日常生活でも用途は無限大で、生活全体がクリエイティブになります。
「3Dプリンター」を購入してからというもの、すっかり沼にハマってしまいました。これはしばらく抜け出せそうにありません(笑)。それくらい楽しくて面白いアイテム! アウトドアから日常生活まで何でも活用できます。
3Dプリンターを活用して「作ること」に価値を感じられる方はぜひ、検討してはいかがでしょうか。自分の考えたものが形になる喜びを感じてもらえると思いますよ。私もまだまだ始めたばかりですので、これからもっとチャレンジしていきたいと思っています。おススメができた際はまたご紹介しますので、楽しみにお待ちください。
※本文の3Dプリンターを活用した製作物は、個人で楽しむ範囲内で製作しています
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レポーターREPORTER

青森県在住
氷上ワカサギ釣りからオフショアでのジギング、テンヤ、ショアジギングやエリアトラウトなど幅広くやっています。キャンプも年中通して行っているアウトドア好きです。ブログやSNS、YouTubeを通じて釣りやキャンプの魅力をお伝えしたいと思い活動しています。
インスタグラム:
@kimidori_sakananotoki (URL: https://www.instagram.com/kimidori_sakananotoki/)
YouTube:KIMIDORI
