絶品!1尾丸ごと美味しくいただく!?
マダイ丸ごと「鯛めし」レシピ!!

01_ タイの釣果

先日、鳴門沖へタイラバに行ってきました。初夏のマダイは活性が高く、この日は携帯電話くらいの小さなマダイから大きいマダイまで、大小さまざまなサイズのマダイが釣ることができました。
というわけで今回は、塩焼きにするには少し物足りないサイズでも、1尾丸ごと使って余すことなくマダイを味わう「鯛めし」レシピを紹介します。

美味しい「鯛めし」の材料

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まず、美味しい鯛めしを作るポイントの1つは、マダイのサイズが30cm未満の、炊飯器に入りきるくらいのサイズを選ぶのがオススメです。

材料(4人前)

  • ・マダイ   1尾(30cm未満)
  • ・米     3合
  • ・醤油    大さじ3
  • ・料理酒   大さじ3
  • ・昆布    4~5枚
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作り方の手順

手順(1)

まずはキッチンバサミでヒレを全部カットし、ウロコをしっかり取ります。ヒレをカットする理由は、

  • ・ヒレ周りのウロコをなるべくキレイに取りたい
  • ・ザクっと手にヒレが刺さらないようにする

といったことが目的です。見栄えは丸ボウズになったように見えますが、安全に調理するためのポイントです。

手順(2)

次に、内臓を取り除き、血合いもしっかりと取り除きます。血合いは少し包丁を入れ、水を流しながら歯ブラシなどでゴシゴシすると取りやすいです。

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キッチンペーパーで全体の水分を拭き、バットに置きます。お腹の中も忘れず水分を拭いておきましょう。

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手順(3)

ツマヨウジ竹串などで、両面とも適当に10ヵ所くらい穴を開け、塩をふってしばらく冷蔵庫に置いておきます。お腹の中も忘れず塩をふっておきます。
わが家には竹串がなかったのでツマヨウジで作業しましたが、ツマヨウジだと片面10ヵ所くらい穴を開けた程度で折れてしまいます…。なので、竹串を使った方が作業はしやすいと思います。

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手順(4)

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冷蔵庫で置いている間は、

  • ・米を研いで水を切り、水分を吸わせておく
  • ・お湯を沸かしておく
  • ・ボウルに氷水を準備する

手順(5)

お湯が沸いたら、台所のシンクにまな板や耐熱皿を用意してマダイを移し、キッチンペーパーをかぶせて熱湯をかけます。裏返して反対側も同じように熱湯をかけます。

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冷えた氷水にマダイを入れ全体を撫でると、ウロコが残っていればなんとなく指先に引っかかりを感じますので、できるだけ丁寧にウロコを取っておきましょう。
(冷水のため)途中から指先の感触がなくなってくるかもしれません。耐えれる範囲で無理なく行えば十分です。

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手順(6)

キッチンペーパーで全体の水分を取り、グリルで片面7分くらい、弱火で焼きます。裏返して追加で片面5分くらい焼きます。少し焼き目が付くくらいがちょうどよいでしょう。焦げが多いと米に苦味がでてしまうため、尾を切っておいた方が美味しく仕上がると思います。
今回は見栄え重視で、尾もそのままにしてみました。

そして、マダイを焼いている間に、以下を準備しておきましょう。

  • ・十分水を吸った米と3合分の水を一旦炊飯器に入れ、調味料分の水90mlを捨てる
  • ・醤油は大さじ3杯、調理酒大さじ3杯を炊飯器に入れさっと混ぜ、昆布を散らす
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調味料を入れる分の水(90ml)を捨てましょう

手順(7)

軽く焼き目の入ったマダイを炊飯器に入れて、普段の白米を炊くときと同じ炊飯ボタンを押します。わが家のガスコンロは炊飯機能があるのでガスコンロで調理していますが、炊飯器でも調理方法は同じです。

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手順(8)

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炊きあがったら、すぐにマダイと昆布を別の皿に移します。炊飯器の米は一切手をつけず、フタをしてしばらく蒸らします。

蒸らしている間に、取り出したマダイの身をしっかりとほぐします。ここでのポイントはとにかく「根性」。どうしても小骨が残ってしまうこともありますが、お箸としっかり洗った指先で骨やウロコをできるだけ取り除いておきましょう。

手順(9)

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ほぐした身を炊飯器に戻し、しっかり混ぜてマダイ丸ごと「鯛めし」の完成です!
個人的に、ご飯を混ぜるときに「お焦げ」が出てくる瞬間は、実は一番テンションが上がります(笑)。

22_ 鯛めし
美味しく仕上がりました!

より美味しく!?私流のアレンジ

ところで、マダイのサイズを考えると、米3合分が一番効率がよいので、毎回3合分を調理しています。しかしわが家は3人家族なので、必ず余ってしまうのが難しいところ…。なので翌朝は、決まって味変アレンジを施すようにしています。

23_

鯛めしの上に、余った刺身を乗せてネギをまぶし「お茶漬け」に。これが最高の贅沢朝ご飯になるんです。また、出汁を取った昆布も、カットしてお茶漬けに入れると美味しいですよ! 

今回のレシピではマダイを使用しましたが、カサゴやサバなどのほかの魚種でも代用可能です。魚1尾を余すことなく使う絶品「丸ごとレシピ」に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?


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レポーターREPORTER

fisherman0123
プロフィール:fisherman0123
うどん県在住
鳴門と瀬戸内海をメインにタイラバやジギングなど、オフショアのルアーゲームをやっています。