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型・数ともにショアからでは難しい釣果を十分に期待できるボートゲームとして、この10年で大きな発展を見せているツツイカねらいのイカメタルゲームと、アジねらいのバチコン(バーチカルコンタクト)。両方とも美味しく食べられるターゲットということもあり、その人気はとても高い。
だからといっていつも、常に釣れるワケではなく、釣果にアブレてしまうこともあるだろう。しかし、手ぶらでは帰りたくないのが釣り人の性。何かしらの“土産物”を手にして帰らなければ家族に対して立場がないし、自分の気持ち的にも収まりが付かないだろう。
そんな“苦境”を逃れるべく開発されたのが「イカメタル・バチコン プラスサビキ ケイムラリアルシラス 2本針2セット」と「イカメタル・バチコン プラスサビキ 蓄光リアルアミエビ 2本針2セット」の2アイテム。一体どんな形でお土産をゲットできるアイテムに仕上げたのだろうか? 詳細を商品開発課の田中氏に聞いてみた。
リグを切る必要なし!
つなげるだけでルアー&サビキのハイブリッドな釣りが楽しめる
田中さんによると、「両方とも全長60cmの中に2本バリのサビキが付いているという短めの仕掛で、イカメタルならばリグとメタルスッテの間にセットし、バチコンならばリグとシンカーの間にセットするというシンプルな仕組みです。本命が釣れなくてもリグをカットすることなく、その下側に接続するだけでサビキ釣りが楽しめるというものです」ということらしい。




なるほど、リグにサビキをプラスして投入することで、少しでも釣れる確率を上げようということか。どんな魚がターゲットになるのだろうか。

田中さん:「パッケージのイラストにもありますが、アジをメインに想定しています。イカメタルの経験者なら分かると思いますが、イカの反応は芳しくないけれども魚探にはアジの群れがバッチリ映っている。そんなときにこの仕掛を投入すれば、イカは釣れなくてもアジが釣れる可能性は限りなく高いでしょう。イージーにお土産ゲット、というわけです」
バチコンでは“ブースト”的に使ってさらなる釣果を追求すべし!

困ったときの「お助け仕掛」というわけだ。ただ、ここでひとつ疑問というか矛盾というか…、バチコンの場合は本命ターゲット自体がアジである。だからアジの反応が芳しくないときにサビキをプラスしても…釣れるのだろうか?
「バチコンの場合はですねぇ…どちらかといえば釣れているときにサビキをプラスして、さらなる釣果アップをねらう“ブースト”みたいな役割として使っていただいた方がいいかもしれません(笑)。
バチコンはルアーとしての面白さを追求する目的で、敢えてルアーを1つだけにしていたのがこれまでのスタンダードでした。しかし最近ではダブル、トリプルでルアーを付けるアングラーも出てきているので、数釣り目的ならばサビキをプラスするのもアリだと思います」と田中さん。

おぉ…バチコンも今ではそういう状況に変化しているのか! そういうコトならば投入する経緯がイカメタルとは若干異なるが、本命のさらなる釣果を追求することができるブーストリグとして確実にアリだろう!!
イカメタルもバチコンも「遊び」
もっと自由に楽しみながら釣ろう!!

イカメタルやバチコンは、これまでエサ釣り中心で楽しまれていた船による「沖釣り」をベースに、ルアーフィッシングならではのゲーム性やスポーツ的な意味合いをさらに昇華させるべくカテゴライズされた、まだまだ新しい釣りだ。それだけに「これこそがイカメタルです!」「これこそがバチコンです!」といったような、ある程度の“お約束”があるのは当然と言えよう。
「ただ、あくまでも釣りという『遊び』であることには変わりないので、もっと自由な発想で楽しんでもいいと思います。実際、先述のようにバチコンのダブル、トリプルも使われ始めているので、そういう意味でも今回紹介した2種類のイカメタル・バチコン プラスサビキを、ぜひ使っていただきたいです。やっぱり、たくさん釣れると楽しいですからね!」と、田中さんは締めくくってくれた。
※遊漁船によっては、2本バリ(エダス2本)までを推奨しているところもありますのでご注意ください