TSURINEWS×HEATコラボ企画 ダイソータックルでオマールエビが釣れた!
【千葉・コリュッシュ】暗闇の室内釣堀で初体験

記事提供:㈱週刊つりニュース【TSURINEWS】
(※当記事はWEBマガジン HEAT用にリライトいただいたものです)

オマールエビの釣り方とルール、事前の準備

店員さんが丁寧にしてくれた説明の概要は以下の通り。

  • ・オマールエビは底にいるので、仕掛は常に底に付ける
  • 2分に1回位仕掛の場所を動かすとよい
  • ・アタリが出たら30秒くらい待ってからゆっくり竿を立てる
  • ・最後はタモですくう
  • ・ライトは生け簀に向けない(エサ付け、仕掛交換は後ろを向いて行う)
  • ・釣り座はくじ引きで決め、半分(1時間半経過)で入れ替えがある

イセエビ釣りの経験からこれらに1つ追加すると、エサ付けは通し刺しでハリ先は出さないようにするとよいと思います。

10_ 替えバリ
釣り堀のハリは「コイスレ9号」とのことでした

レクチャーが終わると、くじ引きを行ってそれぞれの釣り座に移動。そして「照明が消えたら釣りを開始してください!」とアナウンス。みなさん準備をして暗くなるのを待ちます。
しかし、私はケミホタルなどの準備がこの時点で間に合っておらず、ここで慌てて準備をする羽目に。レクチャーから釣り開始まで時間が僅かしかないので、暗くなる前に余裕をもって準備を整えておくことをおススメします(汗)。

照明が落ち釣り開始!

室内に流れるbayFMのDJが5時半を告げると照明が落ち、フィッシングスタート!

11_ 暗闇
照明が落ちると真っ暗

今回は「ダイソーのタックルでオマールエビを釣る」という企画で釣りをする予定だったのですが、「タックルの比較があってもいいのかな」という理由で、まずは釣具メーカーのタックルで開始。決して、以前イセエビを釣って持って帰ったら大絶賛した妻から「絶対に釣ってきて!」と言われたことによるプレッシャーに負けたわけではありません!

メーカー品と比較検証!
周囲でヒットも私は無反応…

1匹釣れるか、もし釣れなければ釣り座交換時にタックル変更を試みることにしました。ちなみに仕掛は共通で、ハリ以外はダイソー製品を使用しました。

12_ タックル対決
約15000円と1300円のタックル対決!

暗闇の中、ケミホタルの緑と赤の光が揺れます。なかなか暗闇に目が慣れず、手探りで2号オモリが底についていることを確認し、糸を張った状態での置き竿を保ちアタリを待つ。程なくすると、周りでバシャバシャ音が聞こえてきました。暗くてよくわからないのですが、多分オマールエビが釣れているのでしょう。そのようななか、私の竿には音沙汰なし。10数分経っても無反応です。
周りでは何やら釣れている雰囲気があるにもかかわらず、相変わらず目の前の竿先に変化はなし。「エサがいけないかな」と思い、出だしで選択したイソメエサをオキアミに変更してみます。しかし、スタート直後のチャンスタイムは落ち着いてしまい(放流されたエビたちは居心地のよい場所を見つけてじっとしてしまい)、静かな状態に…(涙)。

待望のアタリ到来!

それでもめげずに1時間くらいじっと竿先を見つめていると、ようやく私の竿にアタリが! 竿先がググッときたところで聞きアワセ! 「乗った」と確信するも、痛恨のバラシ。めげずに再びオキアミエサ付けて仕掛を入れ直すと再びアタリ発生! しかしまたもバラシ(汗)。15000円タックルチョイスの序盤、なんだか流れが悪いです。

ダイソータックルに変更!待望のオマールエビがっ!

直感で「何かを変えねば」と思った私はここでダイソータックルへの変更を決断。すると、前半終了15分前に3度目のアタリが到来。じっくり待って待って、今度はズルズルッと竿が持っていかれそうなところで聞きアワセます。すると、今度はガッツリハリ掛り成功!

暗闇(と五十肩)でかなり戸惑ってしまったタモ入れも何とか成功し、待望のオマールエビをキャッチしました。「ダイソータックルでオマールエビを釣る」というミッションもコンプリート。話は前後しますが、オマールエビのアタリはかなり明確でした。

13_ オマールエビはザリガニ似
第一印象はデカいザリガニ(笑)

釣り座を入れ替え後半戦!

16_ 釣り堀内

bayFMが7時を告げると室内の照明がつき、前半終了です。前半終了間際にスタッフさんから告げられた釣り座に移動し、再び照明が消えるのを待ちます。そして「それでは始めてください」のアナウンスと同時に照明が落ち、後半戦がスタートしました。

開始直後がねらい目

予め、TSURINEWSの記事「千葉の室内釣り堀で『オマールエビ』続々キャッチ放流直後が狙い目」を読んでいた私としては、開始直後がねらい目と踏んで気合を入れます。すると本当にすぐに竿先が動き、明確に突っ込んだ所で聞きアワセます。ところが、竿を立てた瞬間に外れてしまいました…

2匹目のオマールエビをキャッチ!

「エサはまだ残っている」「まだエビも近くにいる」と信じ、すぐに仕掛を落とすと、この判断が見事に的中。テナガエビの100倍くらい強烈なキックバックに肝を冷やしながら、五十肩であることを忘れてそーっとネットイン成功。2匹とも推定600g。無事家族4人分のディナー食材を確保できたことに心底安堵し、置き竿にして家族に勝利のLINEを送信。そのあとはアタリも遠のいてしまい、終了時間の8時半を迎えました。

最終結果

最終釣果はオマールエビ2匹(全体0~4)に。周囲ではゲストにマダイウナギが釣れていました。コリュッシュの夜釣りは意外と本格的です。月明かりがない分、夜の防波堤よりも暗いですが、安全で快適な夜エビ釣りが楽しめます。

14_ オマールエビ
ダイソータックルで本命手中

発泡スチロールは300円で購入可。クーラーボックスは、みなさん30L前後の大きめのものを持参していました。そのほか、室内とはいえ、冬場は結構冷え込むので、カッパや長靴は必要ないものの、釣りをしやすい厚手の服装を持ち込むとよいかと思います。

オマールエビのオーブン焼きレシピ

翌日のディナーは「オマールエビのオーブン焼き」を作り、家族で堪能しました。

15_ オマールエビのオーブン焼き
オマールエビのオーブン焼き

【レシピ】

  • 110分蒸して半割にする(ボイルでもいいと思います)
  • 2身を取り出し(ハサミの身も)荒めにほぐして、オリーブオイルとおろしニンニク、塩少々で和える
  • 3殻に戻しマヨネーズを塗り、パルメザンチーズ、黒コショウ、パン粉をお好みでふる
  • 4オーブンで200℃、10分間焼く

プリプリでとても美味しかったです。

「釣りができる施設一覧」は、こんな人・場合にオススメ

今回は、『HEAT』の「釣りができる施設一覧」のおかげで、楽しい&美味しい釣りものに出会うことができました。
この「釣りができる施設一覧」は以下のような人や場合にオススメです。

  • 「これから釣りを始めたい」と思っている人
  • 釣りには行きたいけど、ターゲット、行き先が思い浮かばない人
  • 子ども(孫、奥様、友人、彼女etc)が「釣りに行きたい」と言い出したとき
  • 旅行に行くとき(ホテルの近くに釣りができる施設ってあるかな)
  • 悪天などで楽しみにしていた釣行が中止になった日
  • 失恋したとき
  • ・ふと、何かに癒されたいと思ったとき

もちろん、理由がなくとも充実の記事コンテンツを読むだけでも『HEAT』は楽しめますよ♪

企画・取材協力:TSURINEWS