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INDEX
フィネスゲームをフィーチャーした「フリーズスロー」
次は完全ブランニューの「スクイッドジャンキー フリーズスロー」。同じメタルスッテのナマステ2と比較すると長さは寸詰まり気味だが、前後で円錐形を合わせたようなボディは太めの設計だ。
「現在のメタルスッテは全長が短く、ふっくらとしたボディ形状のモデルが好まれる傾向にあります。これは他魚種のルアーゲーム同様に、その釣りの人気が高まることでプレッシャーが高くなり、フィネスな釣り方じゃないとターゲットが反応しづらくなるというある種の法則が、イカメタルゲームにも当てはまるようになってきたからだと考えています。水中での全体的なフォルムをコンパクトにすることで、食い渋っていたイカも手を出しやすくなると同時に、既存のメタルスッテには手を出してこなかった小さなイカも反応するようになる。つまり、相対的にアタリが増える可能性を高めようというものです」。
「反応が渋くなる=小さくする」というやり方は、イカメタルゲームでも同じというわけか。ただ、それくらいアングラーの数が増えているということなので、イカメタルゲームの人気がひじょうに高いという証拠でもある。人気が高まるとタックルや釣り方も進化してより釣れるようになるが、同時にプレッシャーも高まるという、ある種の弊害も起きる。悩ましいところだ…。
【カラーラインナップ】
視界不良でもラトルサウンドで気付かせる「オトナルン」
そして、最後に紹介するのが「スクイッドジャンキー オトナルン」。これはエダスに装着する浮きスッテ(ドロッパー)に属するものなのだが…気になるのは、その名前である。やっぱり、コレって……。
「はい、音が鳴るので『オトナルン』です(笑)。ボディの中にガラス製のラトルが入っているので、ロッドでアクションを付ければラトルサウンドを発生させることができます。これはイカメタルゲームがナイトゲーム中心であり、水中での視認性は決して高くないだろうということを想定し、サウンドによるアピールでイカにスッテの存在を気付かせることを目的としています。また、ベイトフィッシュに近いリアルなシルエットを採用していることもあり、捕食本能を刺激することもできるので『サウンドで気付かせる → シルエットで食わせる』という方式を追求した新感覚のドロッパーです」。
水中では空気中の約4.4倍の速さで音が伝わるようなので、その効果は大いに期待できそうだ。ただ、どうしても名前がダジャレ系なのが気になるが(どういうわけか、釣具はダジャレ系の名前が多い…)。
【カラーラインナップ】
より進化したイカメタルゲームを体感したいなら
「スクイッドジャンキー」シリーズは必携!
以上、今回はイカメタルゲーム用のNEWアイテム3点をご紹介してみたが、いかがだっただろうか。これを機にイカメタル用アイテムをより豊富にそろえたい、イカメタルゲームにチャレンジしてみたいと思ってくれたらありがたい。最後は解説していただいた、清水さんに締めていただこう。
「これらのメタルスッテとドロッパーが発売されてからひと月もしないうちにケンサキイカのシーズンはスタートするので、ぜひとも使ってみてください。昨年よりイカの反応がイイ意味で変わったことが体感できると思います。そして、そのまま冬のヤリイカ、早春のスルメイカと釣り続けて『イカメタルマスター』を目指しましょう!」。