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伊豆半島を中心に海釣りを年中楽しんでいるSUPEMARUです。猛暑も過ぎてすっかり秋も深まり(いや冬の訪れ…?)、釣りをしやすく釣れるターゲットも増えてきましたね。私は数釣りがしやすいこの季節、アジングやメバリングといったライトソルトゲームをするのがとても大好きで、毎週のように夜な夜な釣り場へ足を運んでいます。
そんなライトソルトゲームでは多彩なゲストフィッシュが釣れちゃうのも魅力ですが、なかにはたくさん釣れても喜ばれない魚もいます。今回ご紹介する「ハタンポ」という魚もその一つで、釣ったことはあるけど名前も知らなかったりして、あまり馴染みがない方も多いかもしれません。そんなハタンポについて、そのお味も含めて紹介していきましょう。
ハタンポってこんな魚
これがハタンポって魚です。なんだか見慣れない形をしていませんか? 初めて釣れたらちょっとびっくりするかもしれませんね。
釣りにおいては、アタリも明確に出て釣りにくさもない印象。引きはそこまで強くありませんが、小刻みに竿を曲げる力強さを感じられたので、サイズが小さくても釣り味は悪くはありませんでした。なので、個人的にはなかなか楽しめる魚じゃないかなって思います。
ハタンポをさばいて美味しく調理
釣ったハタンポを自宅に持ち帰りさばいてみました。風変わりな見た目に反して、艶のある白身が意外に食欲をかき立てます。
骨までバリバリ食べられる「竜田揚げ」に
何にして食べようかと迷ったんですが、あますことなく食べたいと思い「竜田揚げ」にすることにしました。竜田揚げ粉とハタンポを袋に入れてシャカシャカと振れば、衣が付いてあとは揚げるだけなので、料理経験が少ない方でも安心! 片付けも楽チンです。
さぁ揚げてみよう!
衣をまぶしたハタンポをキツネ色になるまでじっくりと揚げていきます。ハタンポは骨が少々硬いようなので2度揚げに、骨が舌に触れないくらい丁寧に揚げていきました。こんがりと揚がるころにはハタンポの香ばしい香りが漂い、たらなく食欲をそそりました。
いざ実食!そのお味は?
でき上がりはこんな感じになりました。どうですか? なかなか美味そうじゃありませんか?
実際に食べてみたところ、身はふんわりとしてサッパリした味わいでした。揚げ方に多少ムラがあったかもしれませんが、やはり少々骨が硬い印象を受けたので2度揚げは必須かなと思います。
といったワケで、「ハタンポ」という魚はいかがだったでしょうか? 普段はリリースされてしまう魚は可食部が少なかったり、下処理に難があったりと曲者の場合が多いですが、こうやって目を向けてみると魅力溢れる魚たちがまだまだいるんじゃないかなーと私は思います。
今回紹介したハタンポ、釣ったらぜひ食べてみてくださいね。
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レポーターREPORTER
漁村に生まれ幼少期より海釣りを嗜む。ルアー、エサ釣り問わずシンプルな釣りを好み、自分で組み立てた釣りが成立したときに、何よりも快感を覚えるサラリーマンアングラー。
インスタグラム:
@supemaru805 (URL: https://www.instagram.com/supemaru805/)