Let’s 庭キャン!Enjoyベランピング! 達人に学ぶ!【vol.2】
庭キャンの準備から片付け、楽しむためのひと工夫とは?

片付けは内側から?
次のための豆知識

22_ 片付け

楽しかった庭キャンが終わると、必ず避けて通れないお片づけがやってきます…。わが家では短くて2日、長期休暇中であれば1週間ぐらいは庭キャンプ状態が続きますので、その分片付けも大変なわけです…。

23_ 倉庫

片付けの際は、基本的に(テントやタープの)内側のものから順番に解体するようにしています。
なぜ内側のものから片づけるかというと、外側のタープやテントから片づけてしまうと、ロープを緩めた瞬間に倒壊してしまうからです。そんなことになると、中に設置したままのギアが片づけにくくなってしまいます…。まずは落ち着いて内側のギアから順番に片付けを開始。テーブルやコンロはしっかりと油汚れを拭いてから仕舞いましょう。食べかすや水滴が残ったまま仕舞うと、サビたり汚れが取れなくなったりします。

また、収納は物置の棚をうまく使い分けると出し入れしやすいと思います。「使用頻度の高いモノは下の方」に、「使用頻度の低いモノは上の方」に収納するといった具合です。
収納のコツとしては、道具を重ねて置かないようにすると、どこに何があるか一目で確認することができますよ。

 

24_ ハンガー掛け
25_ 折り畳みチェア
デッドスペースに自作のハンガー掛けで折りたたみイスを収納しています

場所をとるチェアはハンガー掛けを自作して収納しています。物置のデッドスペースを使うことで効率よく収納できています。また、扉のすぐ横なので庭への出し入れもすぐです。使用頻度の少ないランタンやクッカーなども、高い場所のデッドスペースを活用して仕舞っています。

26_ ランタンを収納
27_ 年季の入ったランタン
どのランタンも、もう20年以上の付き合いです。大事にすることで永く愛用できます

タープやテントは雨や夜露で湿っていると、そのまま仕舞うことができません。カビの原因となるからです。もし湿っている場合は、天日で半日ほど干してから収納袋に入れるようにしましょう。

28_ テント
29_ タープ
雨や夜露で湿ったタープやテント、そしてシュラフなどは、半日ほど天日干ししてから収納するのがオススメ!
30_ タープ収納

片付けは庭キャンに限らず大変な作業ですが、出した道具を綺麗にして片づけると、次回気持ちよく使うことができるので大切です。キャンプ場のようにチェックアウト時刻に追われることがないのが庭キャンのメリットですので、ゆっくりノンビリ、そして確実に道具を片付けるようにしましょう。

 

といったわけで、今回は庭キャンの要ともいえる「設営や片付けと楽しむための工夫」について紹介してみました。とくに“工夫”について大切なことは、「自分たちが使いやすいかどうか」ということです。こうしなければダメというルールはありませんので、自分なりの工夫で楽しんでください!
さて次回は、庭キャンで一番盛り上がる火と料理について。美味しくできるカンタン料理についてご紹介しますよ! お楽しみに!

 

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レポーターREPORTER

市橋 拓也
プロフィール:市橋 拓也
「海⇔山⇔渓流⇔家⇔会社」を行動パターンとする365日アウトドアなサラリーマン。10代のころからアウトドアで活動するのが大好き! ついには自宅の庭をキャンプ場化したり山を開拓して基地を作ったりと、Free&Easyなアウトドアライフを継続中のハヤブサスタッフ。