女性アングラーが携帯するオススメアイテム 厳しい夏の釣行に欠かせない!
私の快適・安全オススメグッズ

長かった梅雨も明け夏本番! 夏に旬を迎える釣りも多く、釣りに出かけたくなる季節です。夏休みを迎えた子どもたちが「釣りに連れてってー!」なんてことも…。しかし、夏は暑くて日差しも強いし、虫も多くて釣行には少し厳しい季節ですよね。
そこで今回は、私が愛用しているグッズを例に基本的なものから夏にあると便利なグッズをご紹介します。

どんなときでも快適に!
身を守る着用アイテム

キャップ・ハット

01_キャップ、ハット

頭部の保護、熱中症予防のために必要です。キャストをするような釣りではマストアイテム。また、日焼け防止のためにはつばが広いタイプのものがオススメです。さまざまな形のものがあるのでその日の気分やファッションに合わせて選んでいます。

偏光サングラス

02_偏光サングラス

目を外傷から保護する目的では、UVサングラスでもよいのですが、釣りにはやはり偏光サングラスがオススメです。
偏光サングラスには光の乱反射をカットする特殊なフィルムが挟んであり、水面のギラつきを抑えてくれます。船釣りでは雑光をカットすることで目の疲れやストレスの軽減ができますし、バスフィッシングや渓流釣りでは、魚影や地形、ストラクチャーなども見やすくなるため、釣果に結びつきやすくなります。レンズカラーをその日の天気や光量によって変えると、さらに快適に釣りができますよ。

アームカバー・フィッシンググローブ

03_アームカバー、フィッシンググローブ

夏にはアームカバーがマストアイテムです。釣りに夢中になると日焼け止めクリームの塗り直しを忘れてしまい、気がついたら真っ赤っかに! なんて悲劇も…。最近はUVカット機能だけでなく、冷感素材の商品もあり、着けていた方が涼しく快適に過ごせます。

フィッシンググローブは出ている指先だけ日焼けしてしまい、「それどうしたの?」とよく聞かれてしまうので、バスフィッシングの際には着けなくなってしまいました(笑)。でも海釣りの際にはフックや魚のヒレから手を守るために着用しています。

雨具(レインウェア・レインブーツ)

04_雨具(レインウェア、レインブーツ)

私がよくしている陸っぱりでのバスフィッシングにおいては、雨はチャンスタイムとする考えもあるのでそれを逃さないように車に必ず雨具をスタンバイさせています。また、川や池の水位は日々変化していて、スニーカーで行けた場所でも次に訪れると水没し進めなくなっていることもありますので、そんな場所でもレインブーツは大活躍。
船釣りでは水しぶきに加え、釣り上げた魚が足下で暴れたり、清掃のために水を流したりと、濡れるリスクがあるので雨具はマストアイテムです。

【注意!】
雨はチャンスタイムでもありますが、護岸が滑りやすくなり、場所によっては急激な増水もあります。ゴロゴロと遠くで雷が聞こえた場合は即撤収です。絶対に無理はせずに、安全第一で楽しみましょう!

釣りをするなら持っておきたい!
バッグの中のマストアイテム

05_ハサミ、プライヤー、フィッシュグリップ

ハサミ

主にラインを切るために使います。さまざまな種類のハサミがありますので用途に合わせて用意すると便利です。

プライヤー

フックを魚から外したり、スプリットリングを開くときなどに使用します。魚が喉の奥までフックを飲み込んだり、歯が鋭い魚が釣れることもあるので、先の長いプライヤーがオススメです。

フィッシュグリップ・フィッシュホルダー

06_ライギョ

ブラックバスは鋭い歯やヒレ、トゲもないので使用しませんが、ときどきライギョやナマズといったゲストが釣れることも…。ライギョは鋭い歯、ナマズはヒレにトゲのある種類もいるのでフィッシュグリップで下顎をしっかり挟み、プライヤーでフックを外して水へ戻しています。
海釣りでは淡水よりも歯やヒレが鋭い魚が多く、危険な毒を持つ魚もいるので必需品です。魚が触れなくても魚を持つことができるので子どもや初心者の方にもオススメです。フィッシュホルダーは購入したものの、バスフィッシングをする私にはあまり出番がありませんでしたが、アジングなどには必需品ですね。

07_子どもがフィッシュグリップで魚を持っている

夏に持っていると便利なアイテム

08_虫よけなど

虫よけ

淡水の釣りではマダニ、アブなどにも遭遇します。蚊に刺されて痒くて釣りに集中できなかった! なんて悔しいので塗ってから出かけています。とくにマダニはさまざまな感染症を媒介するので虫よけをしっかり塗って、薮や草の中に入るときは肌の露出に注意してください。

日焼け止め

出かける前に事前に塗っています。焼けやすい顔と手は念入りに。

ハンディファン

釣りでは首にかけたり、服に装着するタイプがオススメ。風があるだけで体感温度が下がり、快適に釣りが楽しめます。

クーラーボックス(保冷剤入り)

釣り場の近くにコンビニや飲食店がないことも…。行きに昼食や予備の飲み物を買って入れておいて時間の節約をしています。釣り場で保冷剤を当ててクールダウンしながら、デザートを食べてリフレッシュするのが私の密かな楽しみです。
食べられる魚釣りの場合は、釣った魚を入れるためにマストアイテムですね。

 

陸っぱりバスフィッシングをメインにしている私目線で、基本的なグッズや夏に便利なアイテムを紹介させていただきました。
歩き回る陸っぱりではできるだけ荷物を少なくすることで身体への負担を減らすこともできますよ。安全で快適な釣行になるようアイテムをフル活用して、釣りを楽しみましょう!

 

レポーターREPORTER

成田 茉里奈
プロフィール:成田 茉里奈
愛知県在住
男の子2人を育てながら釣りを楽しむ隼華OG。とくに好きな釣りはバスフィッシング。そして、海釣りではジギングやタイラバの魅力にもハマっている。息子たちに釣りの楽しさを知ってもらいたいとファミリーフィッシングも始めた熱血ママさんアングラー!
インスタグラム:
@mari_na.363 (URL: https://www.instagram.com/mari_na.363/?hl=ja/)