料理長ナオが魚のさばき方教えます! イカメタルで釣れたケンサキイカで作る
時短で美味しい「炊かないイカ飯」レシピ!

こんにちは!
先日釣行した「イカメタル」。オモリグを初めて使い、釣果も2人で60杯! 数が釣れるイカメタルはホント楽しいですね。というわけで、たくさん釣れたケンサキイカを使って美味しい料理を作ってみましたので、紹介したいと思います!

では、はじめますっ♪

まずは丁寧にさばきましょう!

01_IMG_6866.JPG たくさん釣れたケンサキイカ

今回の釣行では、持参した沖漬けのタレに小ぶりなイカをすぐ漬け込み、このくらいのイカをそのまま持ち帰りました。
まずサイズがよいものは刺身用にさばきました♪

 

さばく際は、ミミ側(エンペラ側)から真っすぐに切り目をいれてさばきます。

裏側からの方も多いと思いますが、こちらからさばくことでイカの透明な骨の部分の境目がなくなるので、小さいイカでも綺麗に冊(さく)に切る(=刺身用の形に切る)ことができます。

02_IMG_6867.JPG ミミ側からさばく

そして身を開いたら、布巾などで丁寧に薄皮をはがします。

03_IMG_6868.JPG 布巾を使って薄皮をはがす
04_IMG_6869.JPG 薄皮をはいだ状態
布巾などを使って丁寧に薄皮をはがしましょう

綺麗になりました♪
多い分はこのままラップをして冷凍保存すれば、暫くお刺身も楽しめますし、次のお料理にもとても便利です♪

炊かないイカ飯のカンタン手順

そしてここからが本題。今回は小さいイカたちを「炊かないイカ飯」にしてみました!

05_IMG_6870.JPG 小さいイカたち
イカ飯にはこれくらいのサイズのイカを使います

骨のところから指を入れ、内臓をはずして取っていきます。

06_IMG_6871.JPG 内臓を外す

墨袋が破けると面倒なので、気をつけながら丁寧にやりましょう。

07_IMG_6872.JPG 内臓を取った状態(墨袋には気を付けて)
墨袋は破れるとあとあと面倒…。気を付けながら丁寧に取り外しましょう

 

次にタレの準備です。味付けは醤油・みりん・酒・砂糖でシンプルに。
生姜柚子ごしょうなどでお好みにアレンジしても美味しそうですね♪

08_IMG_6873.JPG タレ
タレの味付けはシンプルが一番!

 

今回はかんたんに即席で、イカ飯は炊かずに作ります。なので、すでに炊けたご飯に準備したタレで混ぜご飯を作ります。

09_IMG_6874.JPG 炊けたご飯にタレを混ぜ込む
炊けたご飯にタレを混ぜ込む

胴だけになったケンサキイカに、この混ぜご飯を詰めていきます。

10_IMG_6875.JPG イカにご飯を詰める
11_IMG_6876.JPG 串で口を閉じる
イカの胴に混ぜご飯を詰め、ほどほどに詰めたら串で口を閉じていきます

 

詰め終わったら、フライパンに並べてタレを入れ、落とし蓋をして火をつけます。

12_IMG_6877.JPG フライパンに並べて落とし蓋

30分ほど煮込めば完成です!!

13_IMG_6878.JPG 煮込んで完成!!
落し蓋をして30分ほど煮込めば…完成!!

今回のイカメタルで釣れたケンサキイカを使った料理は、イカ飯イカのお刺身、イカと一緒に釣れたタイでお寿司といったラインナップ。
余ったイカゲソなどの食材は冷凍保存にと、余すことなく調理できましたよ。

14_IMG_6880.JPG イカの寿司2
15_IMG_6881.JPG イカ飯
16_IMG_6882.JPG タイ寿司
イカ飯にイカのお刺身、そしてタイのお寿司と、豪華なラインナップが仕上がりました~! もちろん美味しかったことは言うまでもありません(笑)

 

いかがでしたか? 時短で手早く作ることができる「炊かないイカ飯」
イカメタルはよいタイミングに当たるとたくさん釣れますので、ぜひ試してみてくださいね~♪

 

レポーターREPORTER

高木 菜緒
プロフィール:高木 菜緒
福岡県久留米市在住
新鮮とれっとれの魚をふるまう小料理屋を営んでいた経歴を活かし、自らも竿をにぎり玄界灘の魚たちと戯れる。釣り好き、呑み好き(?)、料理好きアングラー。