No.46 アングル本店 沖中友志さんの場合
今月のおすすめアイテム
- ジャックアイ TG
- フリースライド TGヘッド
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第46回は広島市内にある「アングル本店」スタッフ・沖中友志さんのおすすめ。6月、広島周辺の防波堤などではサビキでねらうイワシや小アジが楽しい時期。広島湾のオフショアではジギングでハマチが数釣れるシーズンで、また産卵から体力を回復したマダイをタイラバでねらうのも面白い。
ベイトはイワシ!速い潮流!
コンパクトなタングステンジグが青物に効く!
「何といっても小さいフォルムが人気のヒミツです」と沖中さんがいうのはタングステン製メタルジグの「ジャックアイ TG」だ。広島湾のジギングでねらう青物は小型のイワシに付いていることが多いため、フォルムが大きいジグでは食いが悪い。
またポイントの水深は50~70mがメインだが、広島湾といっても瀬戸内海なので場所によっては潮流が速く、同じウェイトでもコンパクトなジグでないと、なかなかレンジまで落としにくい。そこで威力を発揮するのが高比重のタングステン製ジグなのだ。
6月のターゲットは60~80cmのハマチ(関西ではメジロ、関東ならワラサクラス)がメインでサワラもまじる。「ジグのウェイトは60~80gがレギュラーですが100 gまで準備しておくと安心です」と沖中さん。夏の終わりごろになるとポイントも浅く、ジグも30~40 gとライトなものが主力になるのだそう。
ちなみに広島湾での人気カラーは断トツでアカキン! 続いてブルピンイワシ、フルシルバーなど。いずれにしてもベイトのイワシをイメージできるカラーが定番だ。
素早く落とせて手返し抜群
小刻みなウェイトバリエーションが最高!
「コンパクトなタングステン製タイラバ用ヘッドは他社にもありますが……」と沖中さんがイチオシしてくれた「フリースライド TGヘッド」最大の人気ポイントが、小刻みにラインナップされたウェイトのバリエーション。「他社にはないウェイトの隙間にピタッとハマるんです」という。
タイラバでマダイをねらうポイントの水深は80m平均で青物ジギングよりやや深め。やはり潮流が速いことも多いので高比重でコンパクトなTGヘッドでないと素早くボトムを取りにくい。とにかく「落としては巻く」の手返しの早さが釣果アップの秘訣。さらに「タダ巻きでユラユラとアピールしてくれるのもいいですよ」と沖中さん。ちなみに広島周辺の釣り場なら45~125gを準備すればOKだ。
「カラーはどれもまんべんなく人気がありますが……」とのことだが、あえていうなら「ナンバーワンは4番カラーのケイムラゴールドですね」とのこと。マダイは50~60cmをレギュラーに運がよければ70cmオーバーもヒットするから油断できない。
アングル本店
住所:広島県広島市佐伯区海老園1-1-22
HP:https://www.e-angle.co.jp/