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第10回 仕掛の選び方
【コマセマダイ編】

これまでライトタックルでねらえる魚とその釣り方について、一通り攻略法を紹介してきました。今回からは少し視点をかえて、魚種別の仕掛の選び方について紹介していきたいと思います。
具体的には、実際にみなさんが釣具屋さんに行かれた場合、どういったポイントに気をつけて仕掛を選べばよいのかのヒントをわかりやすく解説していきます。まずは「コマセマダイの仕掛」です。

仕掛は何組必要?

01_DSC_0155.JPG 仕掛巻きの仕掛5組

これまでも説明してきた通り、仕掛は消耗品です。数が多いに越したことはありません。ただ現実問題、何組くらい持っていけばよいのか迷いますよね?
実際に船上では、さまざまな予期せぬトラブル発生で仕掛交換が必要になります。具体的なトラブルケースとしては、次のようなケースが考えられます。

  • <ハリス系>
  • ・手前まつり、他人とのおまつり
  • ・大物や根がかりによるハリス切れ、ハリスの傷(特にチモト部分)
  • <ハリ系>
  • ・ハリが折れた
  • ・大物にハリが伸ばされた
  • ・ハリ先の摩耗

特にイワシやサバなどが多いポイントでは、仕掛がタナに到着するまでに食ってしまうケースがあります。こういったケースでは仕掛が縮れたり、隣の方の仕掛とぐちゃぐちゃに絡まったりと使いものにならなくなります。こんな日に遭遇すると最悪…。仕掛の消耗は半端なく、困りものです。

00_DSC_0158.JPG 船べりのタックル

ライトタックルでマダイをねらうとなると「コマセマダイ釣り」が代表的な釣りなのですが、この釣りの場合、いつも最低5組は仕掛を持参するようにしています。もし、全部使い切ってしまったら、船上で船長さんから購入してください。

船宿仕掛が安心!
でも、保険にそれ以外のタイプも用意

船宿の受付で販売しているいわゆる「船宿仕掛」は、その船宿の船長さんが推奨する仕掛です。なお「船宿仕掛」については、基本、次の2種類に分類できます。

  • ・船宿オリジナル仕掛
  • ・市販仕掛

特に船宿オリジナル仕掛は、船長さんが釣りに不慣れなお客さんであっても、どういう状況であっても、なんとか釣ってもらいたいという願いで長年の経験と知恵をベースに、最新トレンドもミックスしたスペシャル仕掛といえます(船長プロデュースのオリジナル仕掛が市販仕掛になっていることもよくあります)。船宿で販売している仕掛は釣具屋さんのように何種類もあるわけでなく、基本1種類か2種類です。

これまでも説明してきた通り、釣りは自然が相手です。いくら、船長推奨の「船宿仕掛」であっても、魚の活性が低いときでも万能かというとそういうわけではありません。そこで、「お祝いに持っていきたいので今日は絶対釣りたい」「人よりも多く釣りたい」という気持ちが少しでもあるならば、船宿仕掛でないタイプの仕掛も何種類か持参することをおススメします。

11_DSC_0157.JPG 仕掛巻きの仕掛

コマセマダイ仕掛のタイプは2つある

ところで、コマセマダイ仕掛には大きくわけて2つのタイプがあるのをご存知でしょうか?次の図ように「標準」「二段テーパー(※)とよばれる2つのタイプが存在します。
※テーパー(taper)とは、円錐のように先細りの形状になっているという意味で、具体的には太さの異なる2種類のハリス(太いハリスと細いハリス)をスイベル(ローリングサルカン)で連結した仕掛を指します。

02_標準:SE212の仕掛図
標準タイプの「ふかせ真鯛 10m1本鈎
03_二段テーパー:SE202の仕掛図
2種類の太さのハリスを連結した、二段テーパータイプの「無双真鯛 二段テーパーふかせ 10m

マダイは、アジやサバのように群れでいる魚ではないので数釣りは難しく、さらに釣り座によって大きく釣果が異なるということもよくあります。どういった仕掛をチョイスすれば功を奏すのか検証は難しいですが、悔しい思いをしないためにも両タイプ準備しておいて損はないでしょう。