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私の料理のモットーは、かんたん美味しい!
イカを使った「カオリ飯」レシピ紹介
新鮮なお魚は素材自体が美味しいので、まずはお刺身など火を通さずにいただくことが多いです。少しアレンジすれば味にも変化がでて楽しみの幅が増えますね。
“カオリが作るご飯“ということで「カオリ飯」と勝手に呼んでいますが(笑)、かんたんですぐ真似できちゃうカオリ飯をいくつか紹介したいと思います。
まずは一番楽しみにしていた塩辛から!
冬はスルメイカの肝がでっぷりと大きくなるので塩辛にピッタリです!
塩辛って意外とかんたんにできちゃうんですよ! 新鮮な肝を使えば臭みもないので、塩辛が食べられない友達も「これなら食べられるようになった」と喜んでもらえました♪
今回はちょっぴり贅沢に、ケンサキイカの身を使って塩辛にしています。もちろんスルメイカの身でも充分美味しいのですが、ケンサキイカの方が身も柔らかく甘味も強いので、より美味しくできて私のお気に入りレシピです!
- 【材料】
- ・ケンサキイカの身 5~10杯程度
- ・スルメイカの肝 5杯分
- ・塩 少々
- ・酒 小さじ1程度
- ・みりん 小さじ1程度
- ・めんつゆ 小さじ1程度
- お好みで柚子やすだち少々
1.ケンサキイカの身の皮を剥いでピチットシートにはさみ、肝は塩をまぶしてどちらも冷蔵庫で一晩置きます。
2.シートから出した身を食べやすい大きさに切ります。
肝は塩を拭き取り、皮を剥いで裏ごしします。(お箸で潰してもいいですが、裏ごしした方が口当たりもより滑らかになりますよ)
3.身と肝を合わせて、塩、酒、みりん、めんつゆを足して味を調整したらできあがり☆
タッパーに入れて冷蔵庫で保存すれば1週間くらいもちます。1日1回はかき混ぜてください。時間が経つにつれて味が馴染んで旨味も出てくるので、味の変化も楽しんでもらえるといいかなと思います。たくさん作ってすぐ食べない場合は、小分けにして冷凍してくださいね。
ちなみに、私は醤油だと塩気がきつくなる気がして、めんつゆを使っています。
スルメイカの一夜干し
お次は塩辛に使わなかったスルメイカの身で一夜干しを作ります。
材料はスルメイカの身と塩のみ!
- 【材料】
- ・スルメイカの身 2~3杯程度
- ・塩 少々
1.タッパーに塩水を作って、開いたスルメイカの身を2~3時間漬けます。
2.水分を拭き取り、ここでも登場! ピチットシートにはさんで冷蔵庫へ!
3.シートから身を外し、弱火で炙って食べやすい大きさにカットすればできあがり!
1~2日置くと水分がほんのり抜けて柔らかい一夜干しに! サッと炙って、マヨネーズ・醤油・一味で食べればサイコー♪
もっとしっかり水分を抜きたい場合は、3~4日置くと水分もより抜けて旨味もギュッと凝縮されますよ。
スルメイカのゲソのボイル
塩辛に使わなかったスルメイカのゲソを使ったレシピです。
- 【材料】
- ・スルメイカのゲソ 2~3杯分
- ・マヨネーズ
- ・醤油
- ・酢味噌など
ゲソはサッとボイルするだけ!
マヨネーズ・醤油や酢味噌などお好きな調味料を付けていただくと、いろんな味が楽しめて美味しいです!
今回釣れたイカではこの3つのメニューを作りましたが、他にもかんたんで美味しいレシピがあるので、引き続き紹介しますね。
ケンサキイカのマリネ
さっぱりしていて野菜もたっぷりとれるので、ケンサキイカが釣れるとよく作るお気に入りレシピです。
- 【材料】
- ・ケンサキイカの身 5~10杯
- ・パプリカ 1個
- ・ズッキーニ 1本
- ・ヤングコーン 1袋
- ・エリンギ 1パック
- ・オリーブ 10粒
- ・玉ねぎ 1/2個
- ・オリーブオイル
- ・すし酢
- ・ブラックペッパー
- ・ハーブソルト
- ・レモン汁
1.ケンサキイカの内臓やゲソを取り出し、皮を剥いた身をサッとボイルして1cmの輪切りにします。
2.パプリカは縦に1cm幅くらいに、ズッキーニは1cmの輪切りに、ヤングコーンは半分に、エリンギは手で割いてそれぞれを素焼きにします。
3.玉ねぎはスライスして水にさらし、そのあと水気を切っておきます。
4.タッパーに下準備のできた材料、調味料を入れ混ぜ、味を整えればできあがり。
冷蔵庫で少し置くと、玉ねぎとエリンギの旨味が染みて美味しくなりますよ~!
スルメイカでイカリング
- 【材料】
- ・スルメイカの身 2~3杯
- ・塩 少々
- ・コショウ 少々
- ・小麦粉 大さじ1
- ・卵 1/2個
- ・薄力粉 30g程度
- ・サラダ油(揚げ用) 適量
1.スルメイカの身を開かず筒のまま、ゲソ、内臓を外し皮も取ります。
2.水で洗い、隠し包丁を入れ、1.5cm幅の輪切りにします。
3.水分を拭き取り、小麦粉と混ぜた卵とパン粉を順番にまぶします。
4.170℃に温めたサラダ油で3分程揚げて、衣がキツネ色になったらできあがり!
ウスターソースやタルタルソースとの相性抜群です。隠し包丁を入れることで油のはねが軽減されますよ。
さて次からは、オマケレシピ!
ワタが余ったら、ワタの醤油漬け
肝が余ったら醤油漬けにして一晩寝かせます。
そして約10分程度ホイル焼きにしてください! 中まで火が通ればOK! そのまま食べても、ボイルしたゲソや一夜干しに付けて食べても最高~!
お酒が進むこと間違いなしです(笑)。
沖漬けの焼き
釣りたてを沖漬けのタレに漬けておいたイカは、さっと焼くだけでめちゃめちゃ美味しいおつまみ&おかずになります!
フライパンで焼いても、オーブントースターで焼いてもOK! 焦げやすいので魚焼き用のシートを敷いて弱火で焼くのがオススメです。
沖漬けのタレは市販のモノもたくさんありますが結構いいお値段するので、私はめんつゆ、醤油、酒、みりんをペットボトルに詰めて持っていっています。
比率はだいたいですが、4:2:1:1くらいです。醤油の割合を多くすると、しょっぱくなりますのでお好みで☆
沖漬けを作るには…。
タッパーにタレを入れておいて、釣ったらすぐその中へイカを入れます。イカがタレを吸い込むのでそのまましばらく漬けておきましょう。2時間程度経てば出してジップロックなどに入れ、また釣ったイカをタッパーへ! タレが薄くなってくるので、たくさん釣れるようならタレを足してあげるといいですよ。
何種類かカオリ飯を紹介しましたが、イカはいろんな食材と合うのでレシピも無限にできますよね。他にイカ飯やパスタ、焼きそばに入れたり、お好み焼きに入れても美味しいです!
ぜひみなさんもイカを釣って、新鮮なイカの美味しさを味わってみてくださいね!
さぁ~て、また美味しいイカを釣りに行くぞ~(笑)。
それでは、みなさんが毎日笑顔でハッピーに過ごせますように♪
レポーターREPORTER
三重テレビ「フィッシングポイント」レポーター /三重県在住
好きな釣りは、イカメタル・タイラバ・ジギング・太刀魚テンヤ・磯グレなどなど、それぞれ面白さがあって釣りはなんでも好きです♪ 釣った魚を美味しく食べることも大好き! 釣りを始めてからお魚もさばけるようになりましたよ♪