旨いもん見つけた! No.40 独断ご容赦!ハヤブサ営業マンおすすめアフターフィッシング「いろいろ食べたいぞ!」編
営業部・菅原翔さんの場合

菅原翔さん
元々バスフィッシングが得意な菅原さんだがハヤブサ入社後はソルトの一つテンヤやライトゲームにも挑戦中。写真のサメは宇和海の一つテンヤにヒットした。もちろん本命のアマダイもきっちりゲットしたのだそう

「旨いもん見つけた!」第40回は四国全域が営業エリアの菅原翔さん。今回は愛媛県松山市の釣り好き兄弟それぞれが郷土料理で腕をふるう居酒屋2店舗。「五楽」を運営する弟さんのほうは、ここのところ釣りはご無沙汰だそうだが、「楽阿弥」のお兄さんは豊後水道でのテンヤタチウオなどが得意なのだそう。3月の松山周辺は船のサビキメバルやタイサビキのよいシーズン。メバルやマダイをねらった後は道後温泉でリフレッシュ、そして伊予の郷土料理に舌鼓! うん、最高!

宇和海の漁師メシをご賞味あれ!
「ひゅうが飯」楽阿弥

「営業先の釣具店スタッフに紹介してもらったんです」と菅原さんがいうのが「楽阿弥」というお店。実はこの楽阿弥のオーナーさんが釣り好きで、その釣具店のお客さんという間柄。松山市の中心部からは多少距離があるがカウンター、テーブル、掘りごたつ座敷の計80席という広いお店。菅原さんが釣具店スタッフに連れられて訪れたときは、夕食には多少早い時間帯だったので比較的空いていたそうだが、ゴールデンタイムはいつも満席という人気店なのだそう。

海の幸から山の幸までさまざまなお品書きがあるなかで、とくに菅原さんが気に入ったのが南予の漁師メシである「ひゅうが飯」だ。宇和海は日振島が発祥とされ、いろいろな鮮魚の刺身に炒ってすりつぶした白ゴマ、刻みネギ、ミカンの皮のみじん切り、みりん、醤油、酒などを合わせたタレに浸け込み、溶き卵をなじませて熱いご飯の上に。「とにかく美味い! 空きっ腹にガッツリかき込みましたよ」と菅原さん。同時に宇和島名物である「じゃこ天」も! と一気に宇和海グルメを堪能。

ひゅうが飯
発祥の日振島(ひぶりじま)が鈍って「ひゅうが」になった……、伊予対岸の日向(宮崎)地方から伝わったから……などの説がある「ひゅうが飯」は漁師さんの船上料理
じゃこ天
南予名物といえば「じゃこ天」だ。ご飯にもお酒のお供にもぴったり

「あとメニューにはなかったのですが」と菅原さんが興奮して教えてくれたのが魚のあら炊き。といっても定番のマダイやブリなどではなく何と「クエのあら炊き」というから超贅沢。その日のオススメが味わえるのも楽阿弥の魅力なのだそう。

クエのあら炊き
メニューにはない当日限定? 「クエのあら炊き」にびっくり!
楽阿弥外観
楽阿弥店内
掘りごたつ風の座敷など全80席と広い「楽阿弥」は伊予鉄道横河原線の久米駅から1km強。「五楽」からはタクシーで10分ほどの距離

楽阿弥

住所:愛媛県松山市来住町1497-1
HP:http://rakuami.jp/

さすが青物釣り天国!伊予の味
「ブリかま焼き」五楽

その後、菅原さんが営業時に利用するビジネスホテルにも近い松山市中心部の繁華街に戻って訪れたのが「五楽」というお店。楽阿弥にくらべると、こぢんまりしているが「食事後にもう1杯というときにはピッタリですね」菅原さん。「肩ひじ張らず気取らずに。郷土料理も楽しめる和風居酒屋」というコンセプトで2019年3月にオープンしたばかり。

ブリのかま焼き
思わず無口になって身をせせってしまう? 脂のりのり「ブリのかま焼き」最高!

ここで菅原さんが「めちゃ美味かったです」と感激したのが「ブリかま焼き」で「さすが青物釣り天国!」と伊予地方の海の幸を満喫。その他に「ホタテ(料理名不明だそう)」や「おでん」など、大好きな梅酒といっしょに宇和海での大物とのファイトを夢見つつ、松山の夜は更けていったのだった。「もちろんガッツリお食事も大丈夫なので夕食にもどうぞ」とのことだ。

おでん
ホタテ
おでん
「おでん」も「ホタテ」も抜群! 菅原さんは梅酒といっしょに!
五楽外観
五楽店内
松山市の繁華街にある「五楽」は伊予鉄道環状線の勝山町駅から徒歩3分。落ち着いて気楽に飲めるお店

五楽

住所:愛媛県松山市二番町1丁目5-18 アヴェニール神戸館南 1F
HP:なし