前号から「読書のスゝメ」と題して、日頃から親しんでいる「釣り雑誌」「釣り専門誌」を紹介させていただいている。後編の今回は、特色ある地方誌を紹介させて頂きたい。地域それぞれの釣りや文化、流行、釣果と言った情報を得るには、地方誌は欠かせない存在だ。
地方誌: 東北 /北海道 5誌
最近では地球温暖化に伴い、海流も温度が上昇しているため、これまで西や南でしか釣れなかった魚が当エリアで釣れ始めている。それに伴い、従来の独特な釣りモノだけでなく、新しい釣りモノと釣り方が融合され、新たなジャンルが築かれるかもしれないエリアだ。誌面も面白くなるかも。
ノースアングラーズ
●出版/ つり人社
●発売/ 月刊
●エリア/ 北海道
●ジャンル/
ルアー・トラウト
北海道のつり
●出版/ 水交社
●発売/ 月刊
●エリア/ 北海道
●ジャンル/
釣り全般(総合)
釣り新聞ほっかいどう
●出版/ 道新スポーツ
●発売/ 週刊
●エリア/ 北海道
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※新聞
釣り東北
●出版/ 釣り東北社
●発売/ 月刊
●エリア/ 東北
●ジャンル/
釣り全般(総合)
フィッシング・フリーク
●出版/ メディアックス
●発売/ 月刊
●エリア/ 東北
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※フリーペーパー
地方誌: 関東 /信越・北陸 /東海 8誌
関東と言えば「沖釣り」文化。親切で確実に釣らせてくれる船長のもと、季節折々の旬の釣りモノを追いかける。また、関東だけではないが、岸釣りでは少し足を伸ばせばファミリーで楽しめるお手軽な釣り場も点在するエリアだ。
つり情報
●出版/ 辰巳出版
●発売/ 隔週刊
●エリア/ 関東
●ジャンル/
船釣り
つり丸
●出版/ マガジンマガジン
●発売/ 隔週刊
●エリア/ 関東
●ジャンル/
船釣り
磯・投げ情報
●出版/ 海悠出版
●発売/ 月刊
●エリア/ 関東
●ジャンル/
堤防・磯・投げ釣り
つりニュース(関東版)
●出版/ 週刊つりニュース
●発売/ 週刊
●エリア/ 関東
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※新聞
へらニュース
●出版/ 週刊つりニュース
●発売/ 週刊
●エリア/ 関東
●ジャンル/
へらブナ釣り
※新聞
東海釣りガイド
●出版/ 東海釣りガイド
●発売/ 月刊
●エリア/ 東海・北陸
●ジャンル/
釣り全般(総合)
ルアーニュース(TOKAI)
●出版/ 名光通信社
●発売/ 週刊
●エリア/ 東海・北陸
●ジャンル/
ルアー釣り
※新聞
つりニュース(中部版)
●出版/ 週刊つりニュース
●発売/ 週刊
●エリア/ 東海・北陸
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※新聞
地方誌: 近畿 /中国・四国 6誌
近畿、中・四国も主要都市圏が多数あるエリア。大阪湾から瀬戸内海、日本海側と太平洋と非常に多くの釣りエリアが広がる場所だ。旬な情報をキャッチして、日々出かけてみてはいかがだろうか。
つりニュース(関西版)
●出版/ 週刊つりニュース
●発売/ 週刊
●エリア/ 近畿
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※新聞
ルアーニュース(WEST)
●出版/ 名光通信社
●発売/ 週刊
●エリア/ 近畿
●ジャンル/
ルアー釣り
※新聞
釣場速報
●出版/ 名光通信社
●発売/ 週刊
●エリア/ 近畿
●ジャンル/
釣り全般(総合)
※新聞
月刊釣り画報
●出版/
ミリオンエコー出版
●発売/ 月刊
●エリア/ 中・四国
●ジャンル/
釣り全般(総合)
ボートフィッシング
●出版/
ミリオンエコー出版
●発売/ 月刊
●エリア/ 中・四国
●ジャンル/
船釣り
レジャーフィッシング
●出版/ KG情報
●発売/ 月刊
●エリア/ 中・四国・九州
●ジャンル/
釣り全般(総合)
地方誌: 九州 7誌
周囲を海に囲まれ、広大に広がるポイントは非常に自然に恵まれている。これまでは磯釣りがメインであったが、昨今ではソルトルアーもかなり増えてきている。まだまだ、未開の地、未開の釣りモノがあるかも知れない可能性を秘めたエリアだ。
ルアーパラダイス九州
●出版/ つり人社
●発売/ 季刊
●エリア/ 九州
●ジャンル/
ルアー釣り
釣ファン
●出版/ KS企画
●発売/ 月刊
●エリア/ 九州
●ジャンル/
磯・船釣り・他
つり太郎
●出版/ つり太郎
●発売/ 週刊
●エリア/ 九州(北東部)
●ジャンル/
磯・堤防・他
熊日釣りタイム
●出版/ 熊本日日新聞社
●発売/ 隔週刊
●エリア/ 九州(西部)
●ジャンル/
磯・堤防・他
南のつり
●出版/ 南のつり出版
●発売/ 月刊
●エリア/ 九州
●ジャンル/
磯釣り・他
おきなわ釣王国
●出版/ おきなわ釣王国社
●発売/ 隔月刊(偶数月)
●エリア/ 九州(沖縄)
●ジャンル/
釣り全般(総合)
つりニュース(西部版)
●出版/週刊つりニュース
●発売/ 週刊
●エリア/ 九州
●ジャンル/
釣り全般
※新聞
こうして改めて並べてみると、それぞれに特色があり、興味深い雑誌が多数存在することがご覧頂けただろうか。私自身も日頃から各誌さんに大変お世話になり、当社の製品プロモーションにご協力いただいていることに改めて感謝したい気持ちでいっぱいだ。ありがとうございます!!
「釣り雑誌」「釣り専門誌」を読むことは、あくまで“雑誌”というテイストであるため、いわゆる文学書やビジネス書を読む「読書」とは多少異なるかもしれない。しかし、活字離れが著しい現代人にとって活字を目にするということは、創造力やひらめきを養うことに繋がるのだと言われている。また、「能動的」にお金を払って欲しい情報を得ることは、単に知識の習得と言うことだけでは無く、その能動的行為から、貪欲に技を極めるという探究心やこだわりを鍛えることにも繋がると思われるのだ。
当然趣味は、個々人により程度があり、必ずしも何かを極める必要はない。しかしながら、より楽しもうと思えば思うほど、自己満足ではあるが知識の習得と積極的な行動は欠かせない。この秋は是非、釣り雑誌を手にして、更なるレベルアップを目指してみてはいかがだろうか。
※本文は都合により脚色を交えております。ご了承下さい。