From HEAT the WEB DIRECTORそろそろフィッシングショー 前編
〜団結力は時にドラマを生む〜

例年よりも早い秋を迎え、吹き抜ける心地よく時にはジャケットを羽織りたくなるような寒風を肌に感じながら、夏の短さを憂う今日この頃。。。毎年この時期になると「嗚呼、もう1年が経ったか。そろそろだなぁ。。。」と、時の早さに驚くと同時に、準備に取り掛からなければとお尻を叩かれている気がする。
そう、そろそろフィッシングショーの準備が本格化するシーズンである。

来年は『ジャパンフィッシングショー2016』が例年通り「みなとみらい・パシフィコ横浜」にて、1月29日(金)から31日(日)までの3日間。そして、『フィッシングショーOSAKA 2016』が、こちらも例年通り「インテックスOSAKA」にて、2月6日(土)から7日(日)までの2日間に渡り開催される。(※2月5日は業者商談日のため一般の方はご入場いただけません)
横浜会場でのテーマは『新製品を見る、知る、試す3日間』、大阪会場でのテーマは『水辺で出会う夢・感動』とそれぞれのテーマを掲げ、まさに当社を含め各社の新製品を間近で体感し、これからのご自身の釣りに夢を馳せる、楽しみな機会ではないだろうか。

フィッシングショー風景

私は担当として例年携わっているのだが、毎年今からのシーズンは(実は夏過ぎから企画の初段階はスタートしているのだが)、本格化するシーズンとして、より一層本腰を入れなければならない。聞くところによると、他社大手メーカーさんは、前回のフィッシングショーが終わると同時に、次回の企画をスタートする部門やチームもあると聞くので、遅ればせながら準備をスタートする我が社の担当としては、やや気も焦るスタートである。また、フィッシングショーの準備に取り掛かる傍ら、実はお客様にお届けする来年度のカタログ制作も行っているため、気力・体力共に、それら業務に注がなければ成らない。
しかしながら、焦ったところで、また、抗ったところで何かが変わるわけでも無い。一歩ずつ着実に形にするだけと腹をくくり、お客様に新製品をお届けするために、開発や営業、その他関係メンバーと協力しながら、一丸となって取り組むだけである。
こうしてスタートするフィッシングショーの準備。ここまで書いておきながら、当然我が社も出展させて頂く訳だが、その準備は慣れているとは言え、なかなか大変なもの。。。そう大問題が起こることはないが、色々とドラマもある訳です。

ブース

企画のスタートはまず予算取りから始まる。毎年そう大きいブースという訳では無いが、決して費用が安く収まると言うこともなく、普段の広告・広報活動では扱わないような(私にとって)巨額な費用を扱うという重大な責任がある。費用効率を考えて極力安く、しかし、しっかりと演出に費用を回せるように妥当な金額を設定し、後々の施工業者様との交渉や備品の準備に至るまでを想定し算出する。
過去には予算も少なく、小間数を小さくせざるを得なかったこともあるが、巨額な費用を有効に使わなければという担当としての思いもあり、この時ばかりは普段家計をやり繰りする、主婦の大変さが身に染みる。しかし、展示会という性質から、巨額を投じたブースをたった3日間や4日間でビルド&スクラップする様は、まるで打ち上げ花火のような儚さを感じずにはいられない。。。なおさら身が引き締まる思いである。

予算が決まれば、次に行うのは詳細な企画。ブース全体のデザイン演出や各展示コーナーのレイアウト、展示方法、そして、ステージイベントの企画から社員・サポートスタッフの宿や交通の手配に至るまで、各担当協力のもと様々な項目毎の企画を考えなくてはならない。
大抵は流れ作業の様に、一つが決まれば次もおのずと決まってくるといった事が多いが、全ては別の独立した物事では無く、どこかで繋がっている事であるため、全体を見渡す眼は欠かせない。展示品が決まらないと、展示コーナーのレイアウトも決まらないし、実際に展示物が当日までに間に合わなければ、ポッカリと空きも出てしまう。
いずれにしても開催日は待ってくれないため、何とかショー当日までに間に合わせるべく、各メンバーは大忙しである。

展示コーナー
手作り展示物の数々
手作り展示物の数々

かつては社員メンバーが夜な夜な会社に残って、展示物を並べ取り付けていく作業に没頭していた事もあり、私も毎年準備最終段階になると、施工業者様に伺って、展示面のデザインを夜遅くまでお手伝いしたりしている。過去に一度、展示面のデザインを業者様にお願いせずに、予算節約のため私自ら担当したことがあるが、その年はお正月休みも返上して、一人会社の事務所で毎日休日出勤した事もあった。。。

結婚式

しかし、そんな作業の中でも嬉しいことの一つや二つはあるもので、メンバーの皆と夜遅くまで作業する中、社内でコンビニのお弁当を一緒に食べ団欒したり、手作りの展示品をこしらえるためホームセンターや模型屋さん周りをしたりと、普段の職場では味わえない、文化祭のような仲間意識や結束力も感じれた。中には、フィッシングショーの準備を通じて恋が芽生え、めでたくゴールインしたカップルも!!
この様にして、皆一生懸命に、和気藹々と会期当日までの準備は進められていく。

つづく

※本文は都合により脚色を交えております。ご了承下さい。


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