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「フグ」を知らない人はそうそういないだろう。怒らせたり刺激を与えられたりするとプクッと膨らむ愛らしい姿が特徴だが、その一方で“猛毒”という恐ろしさも持ち合わせた不思議な魚でもある。さらに猛毒であるのにもかかわらず、トラフグは高級食材として珍重されるという“矛盾”する存在という意味でも、本当に不思議な魚だ。
そんなトラフグ、実は釣りの対象魚としても人気が高いというのはご存じだろうか。とくに晩冬~春先にかけては産卵を控えて沿岸部に接岸することもあり、もっとも釣りやすいシーズンだという。そのトラフグ用の船釣り仕掛が2月に発売予定ということで、開発課の四元氏に詳しい話を聞いてみた。
アピール力とフッキング性能がともに高いオールインワンセット
トラフグは基本的には日本沿岸部に広く分布するが、専門の「トラフグ船」が出船しているのは関東エリアの東京湾と、中京エリアの伊勢湾の2ヵ所に集中している。実際、数が釣れるのはこの2ヵ所が飛びぬけているだけに遊漁船も多く、ポイントや釣り方も開拓されていったのだろうと四元さんは語る。
四元さん:「実は東京湾と伊勢湾では、ローカルルールに大きな違いがあります。仕掛のスタイルそのものには大差がないんですが、たとえば重さは東京湾では30号が標準で、ほとんどの船宿さんの指定もこの重さに統一されていることが多いです。一方で、伊勢湾は潮が速いので50号前後のシンカーを足し、合計60~100号程度の重さで釣るのが一般的です」

なるほど。では今回解説してもらう仕掛は、そのどちらかに対応しているのだろうか? それともどちらにも対応する万能型なのだろうか?
四元さん:「今回の仕掛は、基本的にはオモリが軽い東京湾に対応しています。だからといって伊勢湾で使えないわけではなく、前述のようにシンカーを追加すれば、潮が速い伊勢湾でも使えるようになります」


シンカーだけでなくフックも光らせて集魚力がさらにアップ!
カラフルなオモリで存在感抜群だが、それ以上に気になるのがフックを接続しているローリングスイベルやらスナップやら…。“メタル感”が満載なのは、やはりフグならではの歯の鋭さからだろうか。
四元さん:「その通りです。歯が鋭いフグだけにバイトが連続すればフックもナマりやすくなるので、交換用フックもラインナップしました。そしてフックもトラフグからの注目を集めるために、夜光やケイムラなどのカラー処理を施しました」




「船フグ 喰わせトラフグ 寄せ寄せカラーフック」の方は、ハリ先と管(カン)からケンを除いた部分だけグリーン夜光、チャート、ブルー夜光の3色でペイントされている。このペイント方法には何かワケが?
四元さん:「エサを付けるときに、ルアーフィッシングのテキサスリグのような付け方をするので、ちょうどペイントされた部分だけがエサから露出しているような形になります。ならばその部分だけでも水中で発光させて、少しでもトラフグにアピールすることがねらいです。
ちなみに、エサの種類も東京湾と伊勢湾では違いがあり、東京湾ではスーパーでも購入可能なアルゼンチンアカエビや、エサ持ちのよいホヤがメインです。一方で伊勢湾では、イワシやサンマの切り身を使うのがメインですね」

「ほぼフグ釣り専用」ともいえる「カットウバリ」もラインナップ
そして、トラフグに限らずフグ釣りには広く認知されている、数少ない引っ掛け釣り用のハリが「カットウバリ」だ。今回の船フグシリーズにもラインナップされている。


四元さん:「今回のシリーズは、前述の通り東京湾でのフグ釣りをフィーチャーしているため、ハリスにはフグの鋭い歯でも切られにくいワイヤーを採用しています。というのも、東京湾ではワイヤーハリスの使用が認められているからです。ところが伊勢湾では使用できません。
その一方で伊勢湾では3本バリを使用できるのですが、東京湾では釣り人の数が多いだけにオマツリ(水中で釣り人同士の仕掛が絡むこと)防止の観点から2本バリが推奨される傾向にあります」

ということは、当モデル(船フグ トラフグ 寄せ寄せ喰わせセット)は“東京湾仕様”のため伊勢湾では使用できないものの、カットウバリそのものは伊勢湾でも使用できるので、ハリスの素材をナイロンやフロロカーボンに変えて試してみてほしい。
フグをさばくのは「ふぐ取扱責任者」である船長かスタッフにおまかせ!

出典:写真AC
最後に…このトラフグ、美味ゆえの高級食材だからこそ釣りモノとしても人気があるのだが、冒頭にもあるように猛毒である。食材として扱うには専門の資格が必要なはずだが、いくらフグ釣りが好きでも資格まで持っている人はそうそういないハズ…。釣ったはいいが、そのあとはどうすればいいのだろうか?
四元さん:「安心してください。フグ釣りの遊漁船は船長さん、もしくはスタッフが「ふぐ取扱責任者(フグ調理師免許)」の名称で発行される業務独占資格の免許(厚生労働省の認定試験合格者)を必ず持っています。釣ったトラフグは帰港後に身欠き(毒を取り除き、可食部のみにすること)してくれますので、あとは自宅に持ち帰って美味しくいただくだけです!」
なるほど、至れり尽くせりで食材にまでしてくれるなら、毒の心配もせずに安心して釣りに集中できるというもの。あとはアナタが釣るだけなので、ぜひとも「船フグシリーズ」を使って、美味しいトラフグをゲットしよう!
なお、トラフグの釣り方など、さらに詳しい情報は『価値ある1尾に全集中!大型ブラクリで激アツな「トラフグ釣り」』の記事も参考にしてみてほしい。