伊良湖沖でドラゴン級をねらう!
テンヤ&電動リールで攻める大型タチウオ

どうもHAZEKINGです。
灼熱の夏も終盤となり、タチウオ釣りのシーズンが開幕しました。一般的には、テンビン仕掛を使用したエサ釣りで数釣りを楽しむ釣りモノですが、なかには100cmを超える大物が混じることもあります。魚体の幅(体高)が指5本以上の個体は「ドラゴン」と呼ばれており、目標とするアングラーも多いのではないでしょうか?

02_ タチウオ

そこで今回は、テンヤ(タチウオテンヤ)でねらう際のポイントをドラゴンサイズに絞ってお届けしたいと思います。その魅力はなんといっても、仕掛の構造がシンプルなので、ダイレクトに魚の引きを楽しめるコト!

04_ 電動リール

また、(個人的な話ですが)今シーズンから念願の電動リールを導入できました。100mの深場から手巻きで巻き上げる、修業のようなしんどさから解放されました(笑)。そんな、電動リールの機能を活用した釣法も紹介してみたいと思います。釣りのパターンが豊富なほど釣果に結び付くハズですので、ぜひご覧ください。

テンヤでのタチウオ釣りとはどんな釣り?

05_ タチウオ釣果

テンヤ仕掛はかんたんにいってしまえばエサとルアーの融合です。ジグヘッドのようにオモリとハリが一体になっており、エサのイワシを針金で固定して使用します。アクションはジギングのように誘い、エサのイワシで食い付かせる2段階のアピール力が最大の強みです。

伊良湖エリアにおけるタチウオ釣りの時期は7月中旬から11月まで。タチウオの群れがマイワシなどのベイトを追いかけて伊勢湾に回遊してきます。なかでもシーズン序盤は数が少ないものの大型の割合が高く、ドラゴンをねらうチャンス。スリリングなゲーム展開になるので、釣れた際の達成感は格別です。

06_ 魚探

ちなみに、ポイントの水深は70~100m。群れのレンジはボトムから20mの範囲なので、電動リールがあると快適に釣りを楽しむことができます。

テンヤ釣りのメリットは3つ

07_ テンヤ

それではテンビンと比較しながらテンヤのメリットをご紹介します。

(1)仕掛がシンプルに組める

テンヤは道糸にリーダー、テンヤの順番でセットします。一方、テンビンは道糸にテンビン、オモリ、仕掛と、使用するアイテムも工程も多くなります。比較すると、テンヤは糸絡みが少なく仕掛をかんたんに組むことができるので、手返しがよいのが特徴です。

また、リーダーはスナップ付きのものが販売されているので、こちらを使用すると、さらに素早く作業できるのでおすすめです。

エサの付け方などの詳細は、以前の記事でも紹介しているので、こちらもあわせてご覧ください。

参考:【タチウオ】釣具がなくても楽しめる!?初心者でも安心!「テンビンタチウオ釣り」

(2)大型をねらい撃ちできる

テンヤで使用するエサはイワシなどの小魚1尾。テンビンで使用する魚の切り身と比較するとシルエットが大きくなります。そのため小型のタチウオではミスバイトが多くなり、より大型のタチウオの方がフッキングしやすい(=大型タチウオが掛かりやすい)といった具合です。

10_ エサをセット

(3)ダイレクトなやり取りが楽しい

ラインとテンヤが直結しているので感度が高く、魚のアタリや引きが繊細に手元に伝わってきます。とくにアワセが難しいとされる食い上げのアタリをキャッチしやすくなるで、一度でも食い上げのアタリと掛けるタイミングを繊細に感じ取る「アハ体験」をしてしまうと、病みつきになります。

11_ 釣りシーン