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私の住んでいる鹿児島県ではサーフや渚が多く点在していて、夏はよく子どもと海に遊びに行きます。海水浴をしたり、釣りをしたり、生き物探しをしたりしてわが家は遊んでいます。

いよいよ子どもたちの大好きな夏休みがやってきましたが、親としては、どこに連れていくか悩ましいトコロです…。今回は、そんな(私も含め)子どもたちに夏っぽいことをさせてあげたい方に、オススメな海での過ごし方を紹介したいと思います。
海遊びにプラス…チョイ投げキスが最適!
夏の醍醐味は海遊び! …にプラス、「チョイ投げセット」を持っていくだけで親も楽しめて子どもも飽きずに遊ぶことができます。チョイ投げキスは誰でもかんたんに、そして道具も少なく楽しめる釣りのひとつで、キャスト(仕掛を投げる)してリールを巻くことさえできれば、(モチロン魚がいれば)釣れてくれます。
もう少しで3歳になるわが子(息子)も、キャストはできませんがリールを巻くことができるので、一緒に釣りを楽しんでいます。メインターゲットはやっぱりキスなのですが、たまにスペシャルゲストのコチやチヌ、マダイなども釣れることがあり、大物が釣れると盛り上がりますね。


注意点としては、キャンプ施設や海水浴場を利用しながらの釣りは、管理者や周囲に許可を得る必要があること。ハリが人に刺さってしまうと大変です。許可が下りても(釣り可能でも)、トラブル防止のため海水浴エリアから離れて釣るようにしましょう。また、(私は家から徒歩5分ほどに渚があるのでそこで海遊びをしているのですが)毒を持ったクラゲや魚などもいたりするので、生き物への注意も必要です。
夏の暑さにご用心

この時期の外遊びはとても暑く、熱中症に気を付けなければいけません。水分補給や塩分補給も大切です。子どもは水分を取るのを忘れてしまったり、面倒くさがって飲まなくなりがちなので、定期的に水分を取ってもらうよう促す注意と工夫も必要です。また、暑さが酷い場合は、ほかのアクティビティに切り替えることも視野に入れておくとよいでしょう。
海&釣り場での暑さ対策
海水浴場やキャンプ施設は、必要アイテムの貸し出しや販売もあるので現地調達することもできます。上手く活用すれば、手軽にラクに楽しめるでしょう。
わが家は基本的に、近所のほとんど人のいない渚で遊ぶため、必要な道具は持って行きます。
わが家では、テントやパラソル、クーラーボックス、飲み物、氷、冷却タオル、タンブラー、小型充電式扇風機を持っていくようにしています。
子どもの飲み物は凍っているものと、すぐ飲めるように凍っていないものを準備するのがオススメです。凍っているものは外に出しておいて、ある程度解けたらシャカシャカ振ったり、軽く叩くとシャーベットになります。このようにすると子どもたちも美味しく楽しく飲めるので、無理矢理飲料を飲ませなくても、水分補給させることができます。
また、海に入らないときは腰に小型扇風機を付けておくと空調服みたいになり、とても涼しいのであると便利です。最近では子ども用の空調服も売ってあるので近いうちに買いに行こうとは思っていますが…。

日中は海を避けて…
違うアクティビティや遊び場もあり!?
私が思っている一番の暑さ対策は、日中や熱いときには屋外に出ないことだと思っています。そのため、朝早めから海に行くか、夕方の涼しい時間に行くことが多いです。やはり12時前後から17時までは暑いので、その時間帯は違うアクティビティをするのがオススメです。わが家は家から海までが近いので、立地がラッキーなだけです(笑)。
また、どうしても夏場は天候が不安定で、この時期特有のゲリラ豪雨に見舞われたり、逆にカンカン照りで40℃近かったりという日もあります。やはり自然には勝てないので、想定外の天気に備えて違う遊びを考えておくとよいでしょう。
わが家は、子どもが魚好きなこともあるのですが、鹿児島水族館「いおワールドかごしま水族館」を、いざというときの逃げ場としています。館内は涼しく、鹿児島県の魚やジンベイザメ、淡水魚まで、たくさんの魚が見られてとても面白いスポットです。


いおワールドかごしま水族館
住所:〒892-0814 鹿児島県鹿児島市本港新町3-1
TEL:099-226-2233
HP:https://ioworld.jp/
天ぷらだけじゃない!
釣れたキスのオススメかんたんレシピ
釣れたキスはやっぱり天ぷらが一番! なのですが、大型になれば刺し身にしてもとても美味しくいただけるので、ぜひ試してほしいですね。また、天ぷらの際は「背開き」にする方が多いと思うのですが、頭だけを切りおとして3枚おろしにし、腹骨をそぎながらハラワタを取るのがオススです。
3枚おろしを試してほしいのには理由があり、1つ目は一口、二口サイズで子どもも食べやすいこと。そして2つ目は、骨を使って「骨せんべい」を作ってほしいからです。なので、3枚おろしを神経質にキレイにさばかなくても、ある程度、骨周辺に身が残っていても構いません。そうすることで、かんたんにさばけるし時短にもなります。
骨せんべいは身の天ぷらと一緒の要領で揚げるだけ。子どもにはお菓子感覚として、大人には酒のアテとして、人気の一品になること間違いありません。

平日は仕事をして、週末や祝日は子どもと朝から晩まで遊ぶ…。子どもと触れ合える時間が多い夏休みは楽しくはありますが、親にとってはしんどいこともあります。そんな際は、自分の好きな趣味や遊びを織り交ぜながら過ごすと、もっと楽しい時間になることでしょう。

今回は、わが家の夏の過ごし方(海遊び)を紹介させてもらいました。熱中症やそのほかに気を付けて、楽しく安全に夏休みを満喫してもらえると嬉しいです。
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レポーターREPORTER

沖縄県出身
父が漁師をしているため小さいころから海に親しみ、時間があれば釣りをしていた子ども時代。鹿児島県の大学に進学してからは本格的にフカセ釣りを始め、九州でフカセ釣りがしたいがために鹿児島県に就職。現在は「釣研アンバサダー」として活動中。釣研FG支部大会にて優勝数回、クラブの大会で上位入賞など、今後もビックトーナメントで勝つことを目指して日々「釣戦中」。
インスタグラム:@oosumi.fukaseturi (URL:https://www.instagram.com/oosumi.fukaseturi/)