
「旨いもん見つけた!」第103回は青森県、岩手県、山形県、秋田県、群馬県、山梨県、長野県と広範囲で営業活動する石原政雄さん。今回は秋田県のお店。5月末~6月にかけて、秋田県とくに男鹿エリアの日本海では遊漁船でタイラバが面白い時期。最大70~80cmの大型もまじり、条件がそろえば1人4~5尾の釣果が期待できる。また一帯のサーフからは投げ釣りでキスが面白い時期。同じサーフでルアーを投げればマゴチやヒラメのヒットも期待できる。

熟成されたマダイの身が絶妙!
「天然真鯛の石焼定食」美野幸(みのこう)
「営業終了後の晩ごはんで、ちょっと贅沢したいと思って利用したのですが……」と石原さんがいうのが、「美野幸(みのこう)」という地元産の天然マダイをふるまってくれる郷土料理のお店。そのときに石原さんがオーダーしたのが「天然真鯛の石焼定食」で、木桶の中に焼けた石を放り込んで、その熱で具材に火を通していただく料理。新潟県粟島の「わっぱ煮」に代表される北日本の名物だ。


「どうやっているのかは知りませんけど、マダイの身は熟成されていているのでしょうね。トロみに加えて旨味も増していて、とても美味しかったです」とのこと。「車の運転がなかったら……う~ん、残念でした」と、マジで日本酒がほしくなる料理なのだとか。
この定食にはマダイの刺身や小鉢も付いているので、満足すること間違いなしだ。

「地元でも人気店のようで、観光の方の姿も多いようです」ということなので、予定が立つようであれば予約して出掛けた方がよいかもしれない。秋田のタイラバ釣行の際にぜひ!
美野幸
住所:秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦2-12
HP:なし
香ばしいブランド地鶏をリーズナブルに
「炙り比内地鶏の親子丼」なっぱ・はうす
「あの有名な比内地鶏がリーズナブルに味わえるので気にいってます」と石原さんがランチで利用しているのが、「道の駅てんのう 天王グリーンランド」内にある「なっぱ・はうす」というレストラン。ここで石原さんが「ランチにおすすめです」というのが「炙り比内地鶏の親子丼」だ。

「地鶏特有の弾力があり歯ごたえたっぷりの身を、炭火で炙ってから丼にしているので、めちゃ香ばしくて抜群に美味しいです」とのこと。さらに親子丼には欠かせない卵も「比内地鶏の卵じゃないでしょうか」のことで、まさに地鶏好きにはたまらない一品。

みそ汁、小鉢、漬物もセットになっているので「満足まちがいありません」とのこと。道の駅内のレストランなので、釣行時の食事や休憩に「便利」で「手軽」に「美味しい」と三拍子そろい踏みだ!
なっぱ・はうす
住所:秋田県潟上市天王字江川上谷地109-2 道の駅てんのう 天王グリーンランド
HP:https://michinoeki-tenno.jp/food/#food01