
INDEX
No.103 まるは釣具 洲本店 塩野信幸さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮&緑5本
- 鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮MIX5本
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第103回は兵庫県洲本市にある「まるは釣具 洲本店」の塩野信幸さんのおすすめ。洲本市がある淡路島の南部には東に紀淡海峡、西に鳴門海峡があり、速潮が流れるこの海域は、ともにマダイ釣り場として古くから有名。そこで釣れるマダイの味は絶品でファンも多い。3月末から4月にかけては産卵を控えたマダイが活発にエサを食いに乗っ込んでくる時期で、船釣りファン待望のシーズン。サイズは30~40cmの中型をメインに60cm、70cmの大ダイも期待大だ。
ベイトに合わせて使い分ければ
効果絶大な2種のタイサビキ仕掛
「個人的にはビニール片をハリに付けただけの、昔ながらの『高仕掛』を使うことが多いのですが……」という塩野さんだが、市販品で信頼を寄せているタイサビキ仕掛が「鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮&緑5本」と「鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮MIX5本」の2種だ。

ともに全長3.8mのショートタイプの5本バリで初心者でも使いやすく、ハリが6~8号の3サイズあるので、ねらうマダイのサイズに合わせて使い分けることができる。淡路島周辺のポイントで春の乗っ込みマダイをねらうならハリ7号(ハリス3号)のものを選ぶのが基本だそう。


この2種の仕掛の使い分けを塩野さんにたずねると、そのときにマダイがメインに食っているエサによるとのこと。たとえばシラスなど小魚をメインに食っているときは「鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮&緑5本」を。海苔など海藻類を多く食べているときは「鱗真鯛 全長ショート 鱗ケイムラサバ皮MIX5本」を使うと食いが立つことが多いのだそう。
実際に釣れたマダイの胃の中を調べてみると、この傾向が顕著だそうだが、船上で釣り中に腹を割いていちいち調べるのは手間なので、両方の仕掛を用意し状況をみて仕掛を取り換え、アタリが多いほうをメインに釣るとよいだろう。
ちなみにポイントの水深は由良沖で30~60m、鳴門海峡で50m平均なので「オモリは40~60号を潮流に合わせて使い分けるとよいでしょう」とのことだ。



まるは釣具 洲本店
住所:兵庫県洲本市下加茂1-656
HP:https://www.anglers.co.jp/