「グランピング」を活用してお手軽に!
冬でも快適に楽しむ釣りキャンのススメ!

冬はタックルやギアの整理をするのに最適の季節で、シーズンオフと世間ではいわれているようです。しかしわが家ではシーズンオフなど関係なく、年中何処かしらに出没して活動するので冬眠知らずです(笑)。
ただシーズンオフといわれているわけですから、すべてが快適に過ごせるかといわれれば…やはり答えは「NO」です。冬なので寒いというデメリットはあります。逆に空気が澄んでいて星空は最高にキレイだというメリットもあります。

01_ 冬キャンプ

デメリットを考えていては何も始まりません。いかに快適にどのように楽しく過ごすか工夫さえすれば、シーズンオフということに関係なく冬でも楽しめます。そんな冬シーズンのアウトドアを快適に過ごす工夫を、わが家の釣りキャンプ実体験をもとにご紹介します。

冬でも魚を求めて釣りをするわが家

02_ 釣りシーン(イメージ)

冬の堤防釣り(サビキ釣り)は厳しい時期だけど、魚がいないわけではありません。とはいえ、わが家がホームにしている堤防で朝から日中にかけて釣りをするとなると、なかなか厳しい状況を強いられるわけです。なので、「それでも釣りがしたい!」となると、魚が釣れている場所を探すしかありません。
インターネットの釣果情報や釣具店の店員さんからの情報をもとに、プチ旅行気分でいろいろな漁港や堤防に釣りに行くのも、また新鮮で楽しいものです。

しかし、釣れているとの情報をもとに出掛けたからといって、必ずしも釣果が約束されているわけではないのもまた困りもの…。何度ボウズを食らったことか(笑)。

釣りとキャンプの欲張りプランを叶える

03_ 釣りキャンプ(イメージ)

シーズンオフを知らないわが家にとって、釣りとキャンプの両方を楽しむ欲張りプランを叶えるために、先日、釣り場や施設のチョイスを入念に行い、出掛けてみました。

一番の要である場所の決定

キャンプはサイトに空きがあればいつでもキャンプ可能ですが、魚が釣れなければ釣りキャンになりません…。「釣れる」ことを前提にいろいろと探し、ようやくたどり着いたのは和歌山でした。

なぜ和歌山なのか…? 和歌山は黒潮の影響で魚影が濃く、魚がよく釣れると聞いたことがあったからです。海水温がほかのエリアよりも少し高いのもその理由です。しかし最近では、黒潮の大蛇行が長年続いている影響で魚影にも変化が表れているそうです。「普段なら釣れていたのに…」なんて状況も想定しておかなければなりません。
「えっ? 行ってみてもし釣れなかったら釣りキャンにならないじゃん…」「ご安心ください。その辺はちゃんとリサーチ済み。堤防でもし釣れなくても、必ず魚が釣れる場所を見つけたのです!!」と、自信満々の笑顔で家族に発表しました。

04_ 雑賀﨑シーパーク
雑賀崎シーパーク

わが家が釣りキャンの地として選んだのは、和歌山の雑賀崎漁港を拠点としたエリア。雑賀崎漁港の横には「雑賀崎シーパーク」という海上釣堀があるので、たとえ堤防でサビキ釣りをしてボウズだったとしても、スパッと諦めて隣の海上釣堀に行けば魚が必ず釣れるんです。
しかも、釣り堀って事前予約が必要な場合が多いですが、雑賀崎シ―パークには予約不要の「ちょい釣り」というプランがあり、9時からであれば入園できるので、堤防でボウズを覚悟したら駆け込める心強さ。そしてそして、「釣れたのはいいけど大きな魚を釣ったところでさばけない…」なんて心配も解消できちゃうので安心。シーパークと漁港の間にある「青天産業」さんに釣れた魚を持ち込めば、内臓処理から三枚おろしまで済んじゃうんです。
(営業時間や料金など事前に確認してくださいね)

雑賀崎シーパーク

住所:〒641-0061 和歌山県和歌山市田野101-3
TEL:090-2068-9311
HP:https://saikazaki-seapark.com/

※火曜日を除く平日13時~15時 お問い合わせはフォームにて

青天産業

住所:〒641-0062 和歌山県和歌山市雑賀崎1863-22
TEL:0734-99-1135
HP:https://seiten-saikazaki.com/

場所が決まれば過ごし方
…ついつい欲張ってしまいます

さあ、釣りとキャンプをどう楽しむのか…? 引き続きプランを練らなくてはいけません。
1つ目の「釣り」は、海上釣堀を見つけたことで確実に魚をGETできるはず。食材の心配はなくなり、プラン変更も必然的になくなりました。

05_ 釣果
魚が釣れれば、食材の心配はナシ!?

【釣りしてキャンプして、自然を満喫ウキウキルンルン(仮)】プラン

  • 早朝に出発して暗いうちから釣り …眠いけどドキドキワクワク!
  • お昼にチェックインして、設営から火起こし&料理 …お腹がすいて力が出ないなんてことはない
  • お魚にお肉にその他もろもろ贅沢BBQ …至福のひとときで幸せ!
  • 次の日も釣りしちゃう? …やっちゃうやっちゃう!!

う~ん? 欲張るのはぜんぜん問題ないのですが、釣り道具を積んでキャンプギアも積んで、食材までもはさすがに車に積み込めません…(この当時Nボックスでした)。「いくらなんでもちょっと欲張りすぎじゃない?」と頭をよぎりました。だからといって、わが家には無理だから諦めるという選択肢はありません…。
とはいえ、やはり現実的にムリな状況のようです…(汗)。どうすれば最大限実現できるかを引き続き考えました

無謀な欲張りプランを叶える「グランピング」

釣り道具は魚を釣るには必需品なので外せない…、食材がなければ飢え死にしちゃうので調理器具も含めてはずせない…、キャンプ道具は……? ふと、「グランピングであれば、キャンプ道具の必要がなく、荷物を減らすことができる!」とひらめきました!!

06_ グランピングテント

そこで選んだキャンプ場が「BASE CAMP CLOVER」さん。雑賀崎から30分弱の距離にあり十分圏内です。通常のテントサイトもありますが1サイトだけグランピングができるので手ぶらでOKですし、チェックアウト時も片付けをせずにそのまま帰れて超お手軽! 無謀な欲張りプランも実現できちゃいそうです。
一番の荷物になるテントが不要となり、タープもコットもテーブルもイスも持って行かなくてよいので、荷物の削減という問題はクリア。釣り道具と食材だけを持って行けばいいので、逆に車内にスペースの余裕が生まれるぐらいです。グランピングって欲張りなわが家にはもってこいですね。

BASE CAMP CLOVER

住所:〒640-0351 和歌山県和歌山市吉礼103-3
TEL:090-8822-0968
HP:https://basecampclover.amebaownd.com/