主婦アングラーhitominのいろいろ気になる話 錦江湾で流行中?
タイラバで釣った高級魚アマダイを美味しく食す

みなさんお久しぶりです! ご無沙汰しております!
新年度が始まりバタバタな日々に追われているなか(主婦は何かと忙しく…(笑))、やっと自分の時間をとることができたので、久しぶりに錦江湾オフショアに行ってきました。

今回は浜町の港から出船する「釣り船まりや」さんにお世話になり、タイラバでアマダイをねらうという釣り。これまでエサ釣りでしかねらったことがなかったアマダイを釣り、そして、美味しく料理してみましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

錦江湾で流行りの、タイラバタックルで挑むアマダイ(?)に挑戦!

01_ 船長

この日は、竹迫船長曰く「最初にタイラバでマダイをねらって、そのあとアマダイねらい。そして最後に泳がせをしましょう!」と、なんと豪華な3本立て! ワクワクが止まらないメニューでした(笑)。

といったワケで、まずはタイラバです。結果は……、はい~私は安定のボウズでしたー。もちろん周りの方は立派なマダイを釣っていましたよ。
そしてお次は、気を取り直してアマダイ釣りです! 私はこれまでにアマダイ釣りといったら、100mくらいの深場でホタルイカなどのエサを付けて専用の仕掛でしか釣ったことしかなく、冬場の寒いときにしか釣れないと思っていたのでとても驚きました。最近の錦江湾では、アマダイ釣りは80mくらいの水深をタイラバでねらうとのこと。高級魚アマダイがルアーで手軽に釣れるということで、早速挑戦してみました。

海底をイメージしながらアマダイをねらう

タイラバのヘッドはなるべく重めのものをということで、今回私は150gのヘッドを準備しました。船長曰く、「スカートネクタイは緑やグロー系がよく、わちゃわちゃしている方がよい」とのことで、ハヤブサの「フリースライド フィンテールショート ラバー&フックセット」のインパクトグローを使用することにしました。

02_ フリースライド フィンテールショート ラバー&フックセット
フリースライド フィンテールショート ラバー&フックセット(ハヤブサ)

早速、80mの底に着底したら10回くらい巻いてまたドスンと落とすの繰り返しをします。アマダイはおおむね砂泥地に生息していて、砂泥地に巣穴を掘ってベイトを待ち続ける習性があると以前から知っていました。なので、そんな習性をイメージしながら、初めてご一緒のお隣さんと「いまドスンとヘッドが落ちたから砂ボコリが立ってますよね? きっと巣穴から見てますよね?」な~んて話しつつ、アマダイが食いつくイメージを想像していると、あ、なんかキターーーー!!

掛った魚はマダイのようにコンコンと叩かず、ただ何か付いている感じ。とにかくバレない(外れない)ように丁寧に巻き巻きしました。もしアマダイだったら巻き終わるちょっと前、あと10数mのところでいつも暴れます! さぁどうかな……? すると、残り15mでいい感じに暴れてくれました。 やったー! アマダイ確定です! そしてついに釣り上げると…テッテレ~! 期待を裏切らず、立派な赤アマダイが釣れてくれました!

03_ アマダイ釣果

アマダイは赤・黄色・白と3色の種類がありますが、私はまだ白(高級だそうです)だけ釣ったことがありません。この日、お隣の遊漁船では同じころに白アマダイが釣れていたようですが、赤アマダイちゃんでも嬉し~い!
そしてこの日の私の釣果はこのアマダイと、その後の泳がせ用に釣ったアジオンリーでした(笑)。

釣ったアマダイを「松笠揚げ」に

さてその夜、釣れたアマダイを大好きな「松笠揚げ」にしました。
まず下処理として、アマダイをキレイに洗い3枚おろしにしたあと、食べやすい大きさにした切り身の部分に軽く塩を振り少し置いて、出た水分を拭き取ります。

そして油で揚げるのですが、私はウロコの方に水を少し霧吹きで吹きかけてから、ウロコを下にして油に入れます。そうすると、カラッとキレイに松笠揚げが出来上がるんです。

06_ アマダイの松笠揚げ

アマダイは刺身と松笠揚げに、アジは刺身と握りに。「松笠揚げ」は天つゆでいただきましたが、とても美味しかったです。大満足でした!!

07_ アマダイ料理

砂泥地の巣穴に生息する「アマダイ」はなかなか網に入らないので、市場にもあまり並ばないからこその高級魚。今回はエサなどの準備もなく、手持ちのタイラバタックルでかんたんに釣れたので最高でした。この釣り方であれば、女性や子どもでも気軽にできそうですよね。私もまたトライしてみたいと思います。

08_ 日焼け対策
日焼け対策のお陰で、もう誰だか分かりません(笑)。これからの時期、魚釣りを楽しむために必須ですね~

それと、すでにこの季節もう日差しが強いので、熱中症対策、日焼け対策をしてから釣りに出掛けてくださいね。私もなるべく肌が露出しないように、完全防備で魚釣りに行っています。日差しに気を付けて、みなさんもぜひ高級魚アマダイ釣りチャレンジしてみてください。


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レポーターREPORTER

中島 ひとみ
プロフィール:中島 ひとみ
鹿児島県在住
錦江湾内外を拠点に沖釣りメインでのんびりと、「キャッチ&イート」をモットーに釣りを楽しむ主婦アングラー。