旅行先でフィッシング!
旅を充実させるスキマ時間の活用法

今年はみなさん旅行に行かれることが増えましたよね。家族みんなで観光したり、地元の美味しい料理を食べたり、買い物をしたり。今回はそんな旅行先でのスキマ時間を利用した釣りを紹介したいと思います。旅の行程の空いた時間に釣りも楽しんでみませんか?

ちょっとしたスキマ時間に楽しめる釣りは?

01_ ちょい投げ

旅では、宿につくまでの少しの時間や朝食後からチェックアウトまでの時間、ほかにも旅先では30分~1時間ほどのちょっとしたスキマの時間があると思います。その時間に釣りも楽しんでしまおうという欲張りなスタイル。それが今回のテーマです。

旅先のスキマにちょっと楽しむと考えると、夜のライトゲームちょい投げ釣り、堤防などで胴突仕掛を使ったズボ釣りなどがオススメです。
釣り道具をたくさんの旅行荷物の中に紛れ込ませるワケなので、道具は少ない方がよいですよね。今回は浜辺が近い宿だったので「ちょい投げ釣り」をチョイスしました。

02_ 旅の荷物
旅行は荷物が多いので、釣り道具はコンパクトに

旅行に持って行く釣り道具はひと工夫

03_ タックル

スキマの時間に楽しむ釣りの場合、現地ではなるべく準備の時間を短くしたいですよね。釣りの仕掛はいつでもサッと釣りができるよう、道糸に結ぶだけのセットのものがオススメです。またトラブルに備えて予備の仕掛も用意しておきます。

04_ 仕掛類
旅先の短い時間の釣りではとくに根掛かりしにくい仕掛がオススメ

エサは現地で買ってもよいのですが、人口エサという手もあります。人口エサなら事前に用意しておくことも可能ですし、残ってもまた次回使うことができます。また旅先思わぬことで時間がなくなり釣りができなくても、エサが残ってもったいない…ということもありません。

05_ エサ
活きエサが買えなかったときのことも考えて、人口エサも携帯しました

友人家族と三重県方面へ
いろいろ釣れるちょい投げ釣りを堪能!

複数の家族で旅行を楽しみました

06_ 複数家族で旅行

今回は私の友人や友人家族たちと複数で、三重県志摩市の和具に行ってきました。宿はグループで貸し切るタイプの施設で、ほかの方に気兼ねすることなく目一杯楽しめます。初日はスイカ割り、BBQ、夜は花火とワイワイ楽しく過ごしました。

こうした宿は食事などを自分たちで用意しなければならない場合が多いのですが、みんなで協力すれば食事を作る過程も旅の思い出になります。

11_ 料理

朝のスキマの時間に釣りを楽しむ

翌日、朝ご飯を食べたあとはチェックアウトまで少し時間があったので、すぐ近くにある海に道具を持って向かいました。セットの仕掛だと準備もかんたん、すぐに釣りが始められます。
広い砂浜で思いっきりキャストしてゆっくり巻いてくると、小気味よいアタリとともにキスが釣れてくれました。

12_ キス釣果1

ちょい投げ釣りのよいところは、本命だけでなくさまざまなゲストが釣れてくれるところですね。短い時間なので、回遊待ちの釣りだと何も釣れないまま終わってしまうこともあるのですが、砂浜にはたくさん魚がいるので安心です。ほんの1時間程度の釣りでしたが、子どもたちは大いに楽しんでいたようです。

スキマ時間に釣りをすれば、旅行がより充実!

釣りを楽しんだあとはみんなと別れ、お土産物を買ったり現地の美味しい食事を食べたりしました。あくまでメインは旅行ですから…。そして、朝から遊んで子どもたちは大満足、帰りの車内は遊び疲れて熟睡していました~。

旅行先でできるスキマ時間、「もう1つ観光やレジャー施設に行くには時間が足りないけど、ゆっくりするだけだとなんだかもったいない…」そのような時間調整にも役立つ釣り。手軽にサッと釣りをすれば、旅がより充実したものになりますね。
みなさんもぜひ旅行の際は釣り道具を忍ばせて、スキマ時間に釣りを楽しんでみてください。

さて、最後に注意点です。
今回は海辺への旅行でしたので、スキマ時間フィッシングに「ちょい投げ釣り」を楽しみました。砂浜は比較的安全に思えますが、しっかりとした装備のない状態で海へ立ち入ることは控え、波打ち際から十分に距離を取って釣りを楽しんでくださいね。


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レポーターREPORTER

東村 良平
プロフィール:東村 良平
兵庫県在住
海のエサ釣りに始まり、ライトゲーム、青物釣り、タイラバを経て、ここ数年は渓流ルアーやエリアトラウト、アユ釣りなどをメインに、家族で釣りや川遊び、キャンプなど自然を満喫。「ライトガチ」をモットーに道具や方法にこだわり過ぎず、楽しむことに全力を注いでいる。
インスタグラム:
@azuman1980 (URL:https://www.instagram.com/azuman1980/)