「旨いもん見つけた!」第72回は以前、岡山県方面の営業担当だった原宏徳さん。その営業活動時に前任者から紹介されて大のお気に入りになった浅口市のラーメン店を今回紹介してくれた。10月の岡山県笠岡付近では船からのテンヤタチウオ釣り、ルアーキャスティングやSLJ(スーパー・ライト・ジギング)でねらうサゴシが面白い。笠岡諸島の漁港など陸からのライトゲームではアジは少ないものの冬が近付くにつれメバルが楽しめるようになる。投げ釣りのカレイなども、そろそろシーズン本番間近だ。
まずは定番の醤油味でガッツリ!
「中華そば」麺屋晴レ
「山陽自動車道の鴨方インターからすぐのお店なんですが……」と原さんがいうのが「麺屋晴レ」という笠岡ラーメンのお店。笠岡ラーメとは、まず第一に一般的な豚のチャーシューではなく「かしわチャーシュー」と呼ばれる鶏肉がトッピングされ、スープも鶏がらで醤油味というのが代表的なのだそう。
そんな笠岡ラーメンの人気店のひとつである「麺屋晴レ」の代表メニューもやはり醤油味の「中華そば醤油」なのだそう。「もともとしっかりした濃い味付けなんですけど、テーブルにはさらに味を濃くできる醤油ダレがありまして、塩分を気にせず(笑)ガツンといきたい人は途中で味変できるのもいいですね」と原さん。
「麺は中太のストレートで小麦の味がしっかりしていて、すごく美味しいです」と原さん。トッピングは定番の「かしわチャーシュー」のほかはメンマ、ネギとシンプルだ。「僕はいつも大盛りをオーダーしていました」という原さん、営業時のランチはこれで充分お腹一杯になったのだとか。
さっぱりと楽しみたい人には
「中華そば塩」がおすすめ!
「実は同店には醤油味だけでなくオリジナルの塩味もあるんです」と原さんがいうのが「中華そば塩」だ。「醤油の方はどちらかというとガッツリ系なんですけど、塩はあっさり爽やかに食べられます」という。「こちらもテーブルには水塩というんでしょうか?」という味を濃くできる調味料があり自由に味変を楽しめる。「中華そば塩」も麺、トッピングは「中華そば醤油」と同じなのだそう。
「実はラーメンはこの2種だけなんです」という原さん。ほかのメニューも白ご飯と季節限定の「おでん」のみ。原さんが訪れたときは夏場だったので「おでん」を味わうことがでず残念だったそう。
「カウンター10席ほどと4人がけテーブルが2、3脚だったかな?」と回想する原さんによると、こぢんまりした同店は「地元でも人気のようで、お昼時はいつも満席ですね」という。「月曜と火曜が定休という変則的な営業ですが、機会があればまた食べに寄りたいです」と岡山方面の営業から外れた原さん、懐かしさひとしおだった。
麺屋晴レ
住所:〒719-0231岡山県浅口市鴨方町小坂西4227-1
Facebook:https://www.facebook.com/menya.hare/