INDEX
子どもたちの大好きなお寿司。
しかし普段子どもたちが目にするのは握られてお皿に乗ったお魚たちです。お魚がどこから来てどうなって、あんなに美味しいお寿司ができ上がるか…。
今回は息子に魚の調達からお寿司をにぎるところまで、1から体験してもらおうと挑戦してみました!
そんなにハードルは高くない沖堤防
息子、初めての渡船体験
少しでも寿司ネタを増やすべく、今回の釣り場は大阪湾に浮かぶ沖堤防に決めました。
ねらうは今が旬の青物!
せっかくのお寿司なのでやはりハマチが食べたい…。タチウオも最高…アジも美味しい…、カサゴも捨てがたい…。沖では魅力的な魚との距離もひときわ近い…はず!
そんなわけで、息子ワクワクドキドキの渡船へ。
フェリーのような遊覧船には乗ったことはあっても、釣りをするための船に乗るのは、なかなかない体験じゃないでしょうか。大きな釣り人に紛れて、小さな息子がぴょんこぴょんこと船に乗り込みました。
水面も近く大迫力の船に息子の目もキラッキラ。この船に乗って沖に浮かぶ堤防に渡ります。
いよいよ釣りスタート
安全第一、釣果は二の次…??
今回の釣り場は足場のよい8防と呼ばれる堤防へ。
ここは複数ある堤防のなかでも陸に近く、青物をねらう猛者たちは比較的少なめなのでノンビリ釣りをすることができるんです。
※日によって混み具合は異なります
場所によってはよく釣れるけど、小さい子どもには危険な堤防もあります。釣り場では子どもの安全第一、釣果は二の次くらいに考えるべきだと思います。
しかし……、
せっかくなら釣りたい…!
とりあえず何か釣りたい…!
まずは魚をキープしたい…!!
子どものやる気を保つためにも、いち早く魚にお目にかかりたいですね。
まずは定番のサビキ釣りからスタートしてみました。魚が回遊していたら何かしら反応があるはず…。
しかしこの日はとんと魚からの反応がありません。
そこでサビキにひと工夫。サビキのハリに生きエサのイソメを小さく切って付けていきます。それを壁際や底に落とすと、いろんな魚が釣れてくれます。なかなかグロテスクなので、これはお父さんの役割ですが(笑)。
この釣り方だとエサ持ちもよいので魚が掛かるまで竿を置いて他の釣りもできるうえに、メバルやガシラにベラからアジまで、そして運がよければカワハギやサンバソウなど、いろんな魚が食ってきます。
何が釣れるか上げてみるまで分からないワクワクも、子どもたちには楽しい釣り方じゃないでしょうか。
小物釣りが思いのほか反応が悪かったので竿はそのまま置いておいて、今度は青物を釣るべくルアーを投げます。
最近メキメキ上達している息子にも軽めのルアーで大物をねらってもらいました。
私が投げたルアーにはブレードといわれる金属製の板が付いており、ただ巻くだけでもキラキラとアピールして魚を引き寄せます。なので、息子を気にかけつつも手元ではきっちり釣りができます。
そして…、
まさに息子に話しかけている最中に、サゴシがヒットしてくれました!
網(タモ網)ですくうのを息子がトライしてくれ、2人でワーワー言いながら大物をゲットすることができたのでした~! (私はお父さんとしての面目が保てて、ひと安心)
大きな魚に息子も興奮気味!! 沖に渡ればこんな大きな魚が釣れる確率も高くなります。ちなみに、もう1匹は近くのオジサンがくれたイシモチという魚です。
釣り場での楽しみ方は釣り以外でも
長時間の釣りですので子どもの集中力も切れてきます。
美味しいものでも食べて一息つきたいところ。
キャンプに使う道具は軽量コンパクトで、釣り場に持っていくのにとても便利です。流石に焚火なんてできませんが、ガスバーナーや調理器具があれば海の上でも暖かいご飯を調理して食べることができます。これも釣場での楽しみの一つじゃないでしょうか。
※渡船ではたくさんの人が乗り合いますので、なるべく荷物はコンパクトにしていくようにしましょう
家族みんなで行けば、お母さんに釣った魚を美味しく料理してもらうなんてこともできちゃうかもですね。
お腹を満たしてもうしばらく頑張ってみましたが、残念ながらこのあとお魚は釣れてくれず…。お迎えの時間になったので、神戸の夜景を見ながら帰港となりました。