船釣り初心者歓迎!手軽な釣りモノはコレだ No.6東京湾でサクッと短時間勝負!
チャーターボートで船釣りデビュー!

梅雨も明けて、ようやく本格的な夏到来! 8月に入ってからの梅雨明けは関東甲信越では13年ぶりとのこと。13年前の私は25歳で、年齢的にも夏が暑ければ暑いほどテンションが上がっていたが、35歳を過ぎてからは毎年夏バテ気味。本当、若いっていいなぁ(シミジミ)。
そんな盛夏のなかでの船釣りは、半日船ならともかく1日船ともなると、かなりの時間カンカン照りのお日様と対峙することになる。

そこで今回は、私のような夏バテ気味のおじさん(!?)にもやさしい、サクッと短時間で楽しめる「チャーターボート」の魅力を紹介したい。

少人数でボート1隻貸切りOK!
気の合う仲間とマイペースに釣りが楽しめる!

01_ IMG_9142 船着き場
PLAYFUL FISHINGでは出船前に釣り方レクチャーがあるため、初挑戦者やビギナーも安心。貸し道具や持ち帰り用の保冷バッグも完備のため、手ぶら釣行もOKだ

「大型船の乗り合いは周りの人に迷惑をかけちゃいそうだし…」
「船を仕立てられるほど人数も集められないし…」

船釣りにチャレンジしてみたいけど、上記の懸念点から二の足を踏んでいるそこのアナタ。安心してください、チャーターボートがありますよ! というわけで、今回の取材にご協力いただいたのは、東京・羽田の「PLAYFUL FISHING (プレイフルフィッシング)」さん。
20代の若手船長が舵を握り、経験豊富なルアーアングラーをはじめ、船釣り初めての女性やファミリーにも大人気のチャーターボートだ。その反響がクチコミで広がり、お客さんがお客さんを呼ぶ、まさに理想のサイクルを生み出しているのだ。

02_ DSC_0377 チャーターボートで人気のPLAYFUL FISHING
チャーターボートとは、プレジャーボート(娯楽・レジャーで使用される小型船舶)の一種。少人数で貸し切れるのが魅力だ

チャーターボートの魅力といえば、まず第一に「少人数で貸し切れる」こと。PLAYFUL FISHINGでは、乗船人数5名ほどで出船しており、この人数であれば友人に声を掛ければすぐに集められる。また、仮に5名分の乗船料を支払えば、自分だけで船を貸し切って釣りを楽しむ「大名釣り」も可能となる。

これまで当連載で紹介してきた釣り船は大型船がメインだが、乗合船であれば他のお客さんも多数乗船しており、初心者ほど周りの方々への迷惑が気になるもの。その点、チャーターボートであれば、気の合う仲間と貸し切ってマイペースに釣りが楽しめるのだ。

まさに船釣りのテイスティング!?
実釣2時間のショート便が初挑戦者に大人気!

03_ DSC_0379 マダコ釣果
当日、マダコのショート便に乗船したファミリー4人組。真ん中の小学生2人は船酔いではなく、船の揺れが心地よくて寝てしまった(笑)

「拘束時間が長くて…、暑さも船酔いも心配で…」
「初めてで失敗したら船長さんに怒られるのかな…」

冒頭でも述べた通り、盛夏の長時間の釣りは体力的にもキツくなる。初心者であれば、そこに「船酔いしないか」「オマツリしないか」「失敗して船長に怒られないか」などなど、さまざまな心労がアドオンする。その点チャーターボートであれば、予約の時点で釣り時間を選択できる場合がほとんど。PLAYFUL FISHINGの場合は移動時間を含めず、ショート便は実釣約2時間、スタンダード便は実釣約4時間、ロング便は実釣約8時間となっている。

04_ DSC_0388 長山船長
チャーターボートは船長との物理的な距離感の近さも魅力。PLAYFUL FISHINGの長山船長はひじょうに気さくで、お客さんとのコミュニケーションもとても大切にしている

なかでも初挑戦者やファミリーに人気なのがショート便。船釣りのイロハも分からないなかで、いきなり半日船や1日船への挑戦に少なからず不安を抱えている人に対して、まずは船釣りを「体験」してもらうわけだ。これをワインで例えるならテイスティング!?
実釣2時間の釣り時間であれば船酔いのリスクも低いだろう。また、チャーターボートでは、船長に釣り方を聞いたりアドバイスを受けたり、分からないことはすぐに聞ける距離感の近さもビギナーには心強い。

少人数の乗合船も人気!
東京湾の旬のターゲットをねらって出船中!

05_DSC_0385 マダコ釣果
06_DSC_0383 マダコ釣果
当日は船釣りビギナーのカップルも乗船し、終盤に2人仲良く本命マダコをゲット!

PLAYFUL FISHINGでは乗合船も人気だ。1人目の予約が入ると、公式HPで日時と残席数が告知される。乗合船といっても少人数(MAX5~7名ほど)のため安心だ。

取材当日は、11時30分出船のショート便に乗船。ターゲットはマダコだ。乗船客はファミリー4人組とカップル1組で、6名中4名が船釣り初挑戦だった。マダコは微妙な感覚でアタリを取る釣り物のため少々不安もあった。しかし、長山船長の的確なアドバイスにより、竿を出していたお客さんは全員本命を釣り上げることができた。

13時過ぎには船着き場に戻り、私は14時過ぎには帰宅。朝は早くなく、釣り時間も2時間と短いため身体への負担も少ない。そして、帰宅後すぐに調理・夕飯の準備に取り掛かれるのもショート便ならではの魅力だろう。

07_ IMG_9147 マダコ釣果(JIRO)
私は実釣2時間で本命マダコ6杯を釣り上げた。短時間でサクッと楽しめて身体の疲労も少ない

 

東京湾のチャーターボートに乗れば、年間を通じて旬のターゲットが楽しめる。具体的には、シーバス(スズキ)、クロダイ(チヌ)、アジ、青物(ブリ、ワラサ、イナダ、サワラ)、メバル、カサゴ、ヒラメ、マゴチ、マダコ、シロギス、ハゼなど、魚種は超多彩だ。
なお、PLAYFUL FISHINGではライフジャケットや貸し道具(有料)も完備しており、仕掛は船上で購入できる。また、氷は乗船料に含まれており、簡易的な保冷バックも購入できる。身ひとつで釣行できる点も、初挑戦者がデビューの場として当船を選ぶ大きな理由だろう。しかしながら暑い夏、実釣2時間とはいえ十分な水分と塩分を準備し、暑さ対策をお忘れなく。

といった具合で、まずはチャーターボートで船釣りデビューを飾り、次に大型船の半日船、次に1日船と、アングラーの階段を一段ずつ昇ってみてはいかが?

 

レポーターREPORTOR

prof_01 JIRO
プロフィール:JIRO
東京都出身
父親の影響で3歳から陸っぱり釣りを始め、小学4年生のときに船釣りに初挑戦。その日はハゼ釣り大会だったが、ひどい船酔いで釣りにならず。ただ、最初の一投で釣れた奇跡の1匹で「ブービー賞」に輝く。幼心に“もう一生船釣りはしない“と心に決めたが、それから10数年の時を経て、運命のイタズラか「船釣りメディア」の編集者になる。それを機に船釣りの魅力にどっぷりハマる。現在は船釣りメディアから離れ、WEBメディアの営業マンとして関東・甲信越を飛び回りつつ、仕事の合間を縫って月に1度は船に乗船。周りの”船釣り初挑戦者“を巻き込みながら、船釣りの魅力を1人でも多くの人に知ってもらうために奮闘中。