「旨いもん見つけた!」第16回は北海道は札幌市内の営業担当、佐藤敦子さん。釣り歴25年、アキアジ(サケ)を始めイカ、カレイ、ホッケ、サバ、イワシと、釣りジャンルにはこだわらず、とにかく食べて美味しい魚を釣るのがモットー。今回紹介してくれたのは札幌市内から道央道を経由して東へ1時間ほどの距離にある温泉施設内にあるレストランと、北海道産の農産物をベースに加工食品を販売する店内にある、おしゃれなイートイン。
釣って食べて温まって「しのつ湖」冬のお楽しみ
「たっぷの湯」ワカサギの天ぷら
「しのつ湖」は石狩川沿いにある三日月形状の湖で、夏はアウトドアにアクティビティー、冬はワカサギ釣りが楽しめる憩いの場。例年、ワカサギ釣りは湖面に分厚い氷が張る年明けからで、今年は1月13日にオープン。釣り場は北釣り場、たっぷ釣り場、南釣り場の3ヵ所があり、それぞれ定員6人程度の釣り小屋(ビニールハウス)が多数設置されているので、風や雪を気にせず釣りができる。そのワカサギ釣り場の受付になっているのが「道の駅しんしのつ」に併設された温泉施設「たっぷの湯」で、施設内のレストランで食事をすると釣り上げたワカサギを追加料金500円で天ぷらにしてくれる。
「久しぶりだったのですが1月24日にワカサギ釣りに行ってきました。1時間半ほどの釣りで釣果は2人で50尾ほど。もちろん釣ったワカサギは、すぐに天ぷらにしてもらいました」と佐藤さん。ワカサギは7〜8cm平均で10cmクラスの良型もちらほら。天ぷらのベストサイズだ。「カリッと揚がった釣りたてのワカサギは最高でしたよ」と、美味しい魚に目がない佐藤さんも納得! 必要な釣り道具すべてがレンタル可能なので手ぶらでも大丈夫。親切に釣り方のレクチャーもしてくれるのでファミリーや初心者も安心。ワカサギ釣りは3月いっぱいまだ楽しめる。自分で釣ったワカサギに舌鼓! 温泉で冷えた身体もぽっかぽか……うん、最高!
しんしのつ温泉 たっぷの湯
住所:北海道石狩郡新篠津村第45線北2番地
HP:http://tappunoyuonsen.com
おしゃれにティータイム!お土産もゲット!
「ノースファームストック」パンケーキボックス
「たっぷの湯」からの帰路、道央道の岩見沢インターを通り過ぎ2.5kmほど南へ走ったところにあるのが「ノースファームストック」という北海道の農産物を材料にした加工食品を製造販売するお店。「一番人気は北海道山わさびソースで、グリルしたお肉との相性は抜群。個人的にはトマトジュースとバーニャカウダソースがおすすめですね。北海道産ミニトマトを使用したジュースは、とても甘くてトロっとした飲み心地。バーニャカウダソースは温めて新鮮な生野菜にディップしていただくのが最高に美味しいですよ」と佐藤さん。そして店舗2階がイートインコーナーになっている。
佐藤さんが1月24日のワカサギ釣りの際に立ち寄ったときは北海道産の小麦粉キタホナミで作られた「パンケーキボックス・プレーン」とカフェオレを注文。「最近流行のメレンゲたっぷりのフワフワ系パンケーキではなく、昔ながらのホットケーキに近いふっくらモチモチ食感なんですけど、バターにオリジナルのメイプルシロップ、粉砂糖のハーモニーが抜群でした」とのこと。他に「グラハムのタルティーヌ」「ベーグル&ハニーナッツ」「棒カツサンド」「北海道野菜のスープ」など、しっかり食欲を刺激するメニューも豊富なのだが、このときは「たっぷの湯」で食事をすませたあとだったので……と残念そう。でも、スイーツにジャム、ピクルス、ソース類などお土産はしっかりゲット!「どれも自然で優しい味。ほんと美味しいですよ!」と絶賛する佐藤さんであった。
ノースファームストック SHOP & CAFE
住所:北海道岩見沢市志文町292−4
HP:http://northfarmstock.business.site