さまざまな海岸線に囲まれ、周辺に海流が存在することで1年を通して種類豊富な魚介類が手に入る日本。なかでも秋は、寒くなる冬に備えて魚が脂肪を蓄えるため、脂ののった食べ応え抜群の魚が多い季節です。秋が旬の魚にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回はサバを美味しく食べるための「下処理」についてご紹介! ぜひ今後の参考にしてみてください。
栄養抜群の「サバ」は臭みを消す処理がポイント
サンマと同じく青魚を代表する「サバ」は、5月から6月の産卵期と10月から11月の2度にわたって旬を迎えます。サンマやサバはともにDHAやEPAといった良質な必須脂肪酸が豊富。とくにサバは血合い肉が多いため、鉄分やビタミンA、D、E、B群、タウリンも多く含まれ栄養価の高い魚です。

新鮮なものはサバ特有の模様が鮮やかで、持ち上げても曲がることがありません。鮮度が落ちてくると目が赤くなるため、そのようなものは避けましょう。また、切り身で購入する場合は、血合い肉が黒ずんでないものを選ぶのが正解です。
サバは生臭いのが欠点なため、生臭さを抑えるための処理をすることが大切。人気のサバの味噌煮では、煮込む前に塩を振って20分ほど置き、お湯を回しかけて霜降りに。煮込む際に入れるショウガや酒も臭みを抑えてくれる調味料です。
脂がのった時期のサバは、しめサバにするのもおすすめ。作り方は、両面に身が隠れるくらいにたっぷりの塩を。2時間ほど経ったら塩を洗い落とし、サバの身が少し出るくらいヒタヒタに酢を注ぎましょう。上下を返し40分くらい経ったら、骨や薄皮をはがしてできあがり。
このほかにもサバは、フライや竜田揚げ、唐揚げなどでも美味しく食べられ、料理の幅が広い魚です。
