INDEX
- ● タチウオ釣りとはどんな釣り?
- ● テンビンタチウオ釣りの準備!釣具はレンタルできる!?
- ○まずは釣行日を決め、遊漁船を予約
- ○釣り道具そのほかの準備
- ・レンタルできる道具もある
- ・エサや仕掛などをそろえよう
- ・あると便利な釣りアイテム
- ● 出船前のステップ
- ・受付でレンタル用品を借りる
- ・釣り座に着き、身の回りを整理整頓
- ・釣具をセットしよう
- ● 釣り方の手順
- ・まずはハリにエサをセット
- ・船長の合図で一斉に投入
- ・指定された水深の最深部からゆっくり巻き上げよう
- ・竿が重くなったらフッキング
- ・タチウオが掛かったら慌てず巻き上げる
- ・慣れてきたらテンヤに挑戦してみるのも面白い
- ● 帰港したらレンタル用品を返却
出船前のステップ
受付でレンタル用品を借りる
まず現地に着いたら受付を済ませましょう。受付場所で会計を済ませてレンタル用品を借ります。もし購入するものがあれば、先に伝えておくと船内でスムーズに購入できます。
受け付けが済んだら、指定された釣り座に荷物を持ち込んで出船までに準備を整えておきましょう。
釣り座に着き、身の回りを整理整頓
乗船したら釣り座(釣る位置)に着きましょう。基本的には先着順ですが、船長の指示がある場合は必ず従いましょう。
次に荷物をまとめておきます。船の通路に荷物を置いてしまうと、あとから来る人の妨げになってしまうので、極力足元にまとめておきます。
釣具をセットしよう
釣り座に着き荷物をまとめたら、タックル一式に仕掛をセットし組んでおきましょう。船内にロッドホルダーがある場合、ここに竿を立てて利用すれば便利です。
手順としては、テンビンに道糸を結びオモリとハリ(仕掛)を付けます。もし、セット方法が分からなかったり、電動リールの扱いに不安がある場合は、集合時間より早く行って、船長に扱い方をレクチャーしてもらいましょう。
釣り方の手順
それでは実際に電動リールを使用したテンビン仕掛での釣り方をご紹介します。
まずはハリにエサをセット
エサの中心にハリを通します。ここで大切なポイントは切り身が真っすぐになること。曲がってしまうとタチウオがうまく捕食できずフッキングが難しくなります。海中で回転する場合はエサを付け直してください。
船長の合図で一斉に投入
ポイントに着いたら船長の合図で一斉に仕掛を投入します。電動リールのクラッチを切って糸を出しましょう。ただ、フォール中に勢いよく糸を出すと仕掛が潮に流されて糸絡みの原因となってしまいます。垂直に投入できるようスプールを親指で軽く押さえながら、落下速度を調整しつつ糸を出してください。
目的の水深に到達したらクラッチを戻して誘いを入れます。
指定された水深の最深部からゆっくり巻き上げよう
たとえば、「水深100m、タチウオの群れが水深70~50mにいます」というアナウンスが船長からあったとします。この場合、手元のカウンターで水深75mから水深45 mまでをゆっくりと巻き上げるといった具合です。電動リールの巻き上げレバーを少し傾けると低速でラインを巻き上げるので、これで誘います。
アタリがない場合は、途中で巻き上げを止めたり、巻き上げ速度に変化をつけるなど、いろいろと試してみてください。
竿が重くなったらフッキング
タチウオの前アタリ(ハリに食らいつく前のアタリ)は竿先が小さく振動する程度です。この際、タチウオはまだハリを飲み込んでいないので焦りは禁物。気にせずゆっくり巻き続けて、竿先が大きく絞り込まれたら竿を持ちあげてフッキングします。
もし外れてしまってもタチウオは貪欲なので、同じレンジで何度も誘うとすぐにフッキングすることもあります。
タチウオが掛かったら慌てず巻き上げる
タチウオがハリに掛かったら、電動リールの巻き上げ速度を上げて一定のスピードでラインを回収しましょう。ただし、速く巻きすぎると負荷がかかってラインが切れることもあるので、中速程度で巻き上げるのがおススメです。
リールの機種にもよりますが、残り5mの位置になると巻き上げが止まるのであとは手巻きで巻き上げます。仕掛が水面に見えたら竿を(ロッドホルダーなどに)置いて、ラインを手でつかみタチウオを素早く船上に引き上げましょう。
慣れてきたらテンヤに挑戦してみるのも面白い
今回はアクションが比較的シンプルなテンビンでの釣りをご紹介しました。少し慣れて「新しい釣法を試したい!」という熱意ある方は、ステップアップとしてテンヤがおススメです。その最大の特徴はルアーとエサを融合した独自の感度。
魚の動きが手に取るように分かる感触は、一度体験すれば病みつきになります。以下の記事で釣法について紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
帰港したらレンタル用品を返却
帰港したら、船長の指示に従いレンタル用品を返却しましょう。もしウロコやエサなどが付着して汚れている場合は、サビの原因になるのでキレイにするのがマナーです。釣り人としてお互いが心地よい環境を目指しましょう。
また、購入した仕掛は持ち帰ることができます。忘れ物がないよう、使用した釣り座を海水で流すなど清掃してから帰るといいでしょう。
今回は船からテンビン仕掛でねらうタチウオの釣り方について、一連の流れをお伝えしましたがいかがだったでしょうか? 普段堤防からねらえない深場の魚を釣り上げる喜びは、船釣りの醍醐味です。しかも電動リールを使用すれば、誰でも快適にタチウオ釣りを楽しむことができるので、釣具をレンタルして手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、誘い方はシンプルで数釣りも楽しめる釣りモノなので、初心者の方でも安心。タチウオは胴の幅が指5本を超えると「ドラゴン」と呼ばれ、釣り上げた感動は一生モノです。慣れてきたらサイズアップをねらってみてもイイですね。
タチウオ釣りについては、HAZEKINGさんのYouTubeにもアップされているので、ぜひそちらもご参考に。
レポーターREPORTER
東海エリアを中心に活動する釣りユーチューバー HAZEKINGです。エリアトラウト、ハゼ釣り、海釣り、ロックフィッシュなど釣りジャンルは全部! 今も自身の新ジャンルを開拓しています。初めて魚を釣ったときの感動をみなさんと共有するためSNSをスタートし、HEATでは1人でも多くの方に釣りの魅力を伝え、「よし、明日釣りに行こう!」と思ってもらえるような記事を執筆したいと思います。
X:@HAZEKING18
インスタグラム:
@haze_king_ (URL: https://www.instagram.com/haze_king_/)
YouTube:釣り師 HAZE KING