No.65 フィッシャーズ金沢店 宮岸明史さん&小林洋さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 投げの達人 速潮カレイ 全身レッド
- 投げの達人 イエローバグ パワフル遠投
- ピカイチスティック スイッチドット 11cm ダブル 7本鈎
- ピカイチスティック スイッチドット 11cm ダブル 6本鈎 コマセ角入り
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第65回は石川県金沢市にある「フィッシャーズ金沢店」スタッフの宮岸明史さん&小林洋さんのおすすめ。季節風が吹き荒れる真冬の日本海での釣りは「さぞかし厳しいのでは?」という心配はご無用。金沢から少し足を伸ばせば能登半島に風をさえぎられた富山湾という釣りパラダイスがある。そんな富山湾で冬のオススメは投げ釣りのカレイと船のヤリイカ釣り。カレイは昔にくらべ数少なくなったというものの、それでもマコガレイやイシガレイの30~50cmが能登島周辺で高確率。遊漁船で富山湾内に出れば胴長15~30cmのヤリイカが多い人で50杯! またヤリイカ釣りの遊漁船のほとんどはタチウオ、アマダイ、オニカサゴなどもねらうリレー釣りなので釣果は多彩だ。
能登島の投げカレイにはこれ!
吹き流し式の赤&新トレンド!?下オモリ式の黄色
まずは投げ釣り担当・宮岸さんのおすすめ。能登島などで良型、大型カレイをねらう場合に絶対的な信頼を寄せているのが「投げの達人 速潮カレイ 全身レッド」という吹き流し式の仕掛だ。「仕掛の全長が短く扱いやすいだけでなく2本のハリの間隔が短いので、よりエサを大きく見せられアピール力抜群です」というのがイチオシの理由。
ハリにはアオイソメやアオコガネのエサを複数房掛け、もしくはマムシ(本虫)をチモト上のハリス部分にまで長くたくし上げて刺すのだが、そのボリュームたっぷりのエサがさらに接近することで、大きなカレイをより誘惑しやすいという理由。
もうひとつ宮岸さん注目の仕掛が「投げの達人 イエローバグ パワフル遠投」だ。もともと北陸でカレイをねらう仕掛といえば吹き流し式が主流だったが、「近年はカレイ釣りの本場である北海道の影響でしょうか、下オモリ式の胴突きタイプの仕掛がほしいというお問い合わせが多くなりまして……」という。さらに「北海道ではカレイにアピールするのは絶対黄色! なのだそうです」というワケで同仕掛に白羽の矢が立った……ということだ。
海底でユラユラとエサが動く吹き流し式も捨てがたいが、投げやすい下オモリ式も捨てがたい魅力。良型以上のカレイをねらう場合、ハリのサイズは両仕掛とも13~14号がレギュラーだ。
ケイムラのドット模様が猛アピール
寒期の日中に効果抜群!ヤリイカ仕掛
船釣り担当・小林さんがヤリイカ仕掛としてすすめてくれたのが「ピカイチスティック スイッチドット 11cm ダブル 7本鈎」と「ピカイチスティック スイッチドット 11cm ダブル 6本鈎 コマセ角入り」の2種。
おすすめの理由は「何と言いましても他社さんにはないケイムラのドット模様です」と小林さん。とにかく、富山湾の遊漁船で日中にねらうヤリイカは、このケイムラドット模様への反応がすこぶるよいのだとか。
またフック(カンナ)がダブル仕様になっているのも富山湾のヤリイカファンに人気がある秘密。当地ではシングルのフックは、まず使わないのだとか。ちなみにハリス4号、幹糸6号、ツノの長さ11cmが富山湾でのレギュラーサイズだ。
フィッシャーズ金沢店
住所:石川県金沢市無量寺4丁目118番地1
HP:https://www.fishers.co.jp/