「旨いもん見つけた!」第17回は福岡県、大分県を除く九州広域の営業担当、玉井英樹さん。得意な釣りは鹿児島は錦江湾の鯛ラバ、テンヤタチウオ、サビキのアジなどをメインに船釣り全般。五島列島や米水津などでのグレ釣りも年に数回。今回紹介してくれたのは鹿児島市内の魚料理&錦江湾の上? で食べることができる麺類のお店。
鬼掛フィールドスタッフの大将がふるまう釣果がバリウマ!
「居楽屋みたか」釣魚の刺身
「普段はなかなか口にできない魚が食べられるのが魅力です」と玉井さんがいうのは鹿児島市の市街地から西へ向かった星ヶ峯エリア。住宅地内にある鮮魚を食べさせてくれる「居楽屋みたか」という魚料理のお店。「実は大将が大の釣り好きで、船に磯に、とあらゆる釣りに出かけては、そのときの釣果がお店に並ぶんです」と玉井さんがいう大将、実はハヤブサの鬼掛フィールドスタッフでもある。
特に記憶に新しいところでは「バリやスジアラの刺身ですね」と玉井さん。九州でいうバリとはアイゴのこと。アンモニア臭がきつく「刺身は無理。一夜干しならなんとか……」という人も多いと思うが、「内臓の処理が完璧なんでしょうね。まったく臭みはなくてマダイより美味で、まさにバリウマでしたよ」と絶賛。昨年秋にはスジアラも食べたそうだが、これも絶品だったとか。
当然、刺身だけでなく煮物、焼き物、揚げ物と魚料理全般のメニューもあるわけだが「タイミング次第ですが、ぜひ食べてもらいたいのが自家製さつま揚げですね」という玉井さんご自身も、まだ1回しか口にしたことがないのだとか。とにかく美味しいらしい。
居楽屋みたか
住所:鹿児島県鹿児島市星ヶ峯4-2-6
HP:-
お天気がよければ桜島を眺めながらズズズ~っと!
「やぶ金 桜島フェリー店」天ぷらうどん
「やぶ金」は鹿児島中央駅前にもお店があるが、今回、玉井さんが紹介してくれたのは鹿児島港から桜島に向かう桜島フェリー内にある店舗。「南九州の醤油は甘いので出汁も甘めです。まあ、普通に美味しいうどん、そばと言ってしまえばそれまでなんですが……」という玉井さん、実はその麺類をさらに美味しくいただく方法があるという。「はい、お天気のよい日に限りますが、デッキに出て桜島を眺めながら食べるんです」なるほど!
玉井さんがいつも注文するのは「天ぷらうどん」で、うどん・そばともに「天ぷら」「かけ」「月見」が麺類のフルラインナップらしい。おにぎり、いなり寿司もあるようなので小腹がすいたときに最適。「おすすめなのは、さつま揚げのトッピングです」という玉井さん。雄大な桜島を眺めながら「せごどん」に思いをはせつつ、薩摩の味を手軽に味わえるのがいい。錦江湾を渡る潮風も爽快だ。
やぶ金 桜島フェリー店
住所:鹿児島県鹿児島市本港新町4-1(桜島フェリー)
HP:http://www.sakurajima.gr.jp/tourism/000723.html(桜島観光ポータルサイト・みんなの桜島)