FISHFRIENDS×HEATコラボ企画 暑い季節は釣った魚で栄養補給!
タカベとグレの美味しい食べ方

記事提供:フィッシュフレンズ【FISHFRIENDS】

つい先日お正月を迎えたばかりと思いきや、今年ももう半分が過ぎてしまいましたね。今年の目標すらも思い出せないでいます(笑)。目標を達成どころか、そもそも目標を立てたかどうかすらも怪しい状況です…。

さて、気温もどんどんと上がり、夏日一歩手前の日々…いや、既に夏日?? そんな季節には、自ら釣った魚を美味しくいただいて、夏バテしないようにしっかりと栄養補給しましょう!
今回は、先日釣った巷では珍しい「タカベ」と「グレ(メジナ)」を使った料理をご紹介します。

「タカベ」と「グレ」を美味しく調理する

私は昼間の海釣りがメインなので、夏は暑さのため釣りをお休みすることがどうしても多くなります。友人とスケジュールが合えば夜釣りを楽しむのも、釣り人にとっては待ちきれない季節ですね。そんな夏の釣りでせっかく釣れた魚、新鮮な魚を美味しく料理して食べて、梅雨のジメジメも、鬱憤も、嫌なことも全部吹き飛ばしてしまいましょう! そして、暑い夏にも負けない身体で過ごしましょう!

といったワケで、先日釣れたタカベグレを料理していきたいと思います。とくにこの時季のタカベは美味しいですよ。私はタカベが釣れたら絶対に持ち帰ります。

意外と知られていない美味しい魚「タカベ」

まずはその美味しいタカベからです。
私の地元のスーパーではまず売っていません。釣り人以外にもしかしたら知る人はいないかと…。料理本なんかには絶対に載っていませんし、なんなら私も釣りをやり始めるまでは見たことも聞いたこともありませんでした。強いて言うならば、水族館で出会えるかどうかといったところだと思われます。

タカベをねらって釣りに行くことはないのですが、別の魚を釣りに行って、運良く(?)タカベが釣れたら私は喜んで持って帰ります。気に入っている調理法はシンプルに「塩焼き」です。もうめちゃくちゃシンプルなのですが、これがめっちゃくちゃ上品な味わいで美味しい!! まさに釣り人の特権ですよね~。スーパーで買えることは、私の住んでいる地域ではまずあり得ませんから。

調理(下準備)もかんたんです。ウロコと内臓を取り除くだけ。難しい作業はありません。
ウロコと内臓を取り除いて、お好みの量の塩を振って魚焼きグリルにぶち込み、グリルのスイッチを入れるだけ。あとは美味しく焼けるのを待つだけです。いたってシンプル!

「グレ」は南蛮漬けに

次はちょっとややこしいのですが「南蛮漬け」です。先日釣れたグレを使用しました。
グレは冬場は脂がたくさんあり、刺身やしゃぶしゃぶなんかでいただくとかなり美味しいのですが、それは冬季限定です。

夏のグレは冬のグレに比べると味が劣ります。脂の量が全然違っていて、かなりあっさりしています。あっさりしているだけでなくなんだか磯臭さもあり、お刺身だと少し食べにくいのです…。
でも! せっかく暑いなか釣り上げたグレを食べないのはもったいない!! 手間はかかってしまいますが、脂のないグレにこちらで油を足すのがポイント。南蛮漬けがおすすめです。作るのは少し面倒ですが、暑い夏には健康的なメニューですよね。

タマネギ、ニンジン、ピーマンを薄くスライスし、酢、醤油、砂糖を混ぜ合わせておきます。そして、皮と骨を取り除いたグレの切り身に片栗粉をまぶして、油でジュワッと揚げます。揚がった熱々のグレを、野菜と調味料を混ぜ合わせ準備しておいた容器に入れ、時間をおけば出来上がりです。

07_ 南蛮漬け

ここで少し裏技を…ご存知でしたらすみません。
片栗粉をグレの切り身にまぶすときは、私は洗い物を極力減らしたいのでポリ袋を使っています。ポリ袋に魚の切り身を入れて片栗粉を適量入れ、袋の中に空気を含ませて袋の口をしっかりと閉めたら、シャカシャカとシェイクします。すると、全体的に片栗粉が上手く行き渡ります。その状態でお箸やトングを使い、魚を油の中に投入するといった方法。袋は処分で済むので一石二鳥ですよね。私はいつもこうしています。

08_ 片栗粉をまぶす

いかがでしたか? 釣った魚を新鮮なうちにいただけるのは釣り人の特権とよく言いますが、なかなか珍しい魚も美味しいものです。しかも、旬の魚をいただけるのもイイですよね。ぜひみなさんも、釣り上げた魚を料理してみてください!

企画・記事協力:FISHFRIENDS


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プロフィール:コロニャース

西日本在住の釣りガール。おもに海釣りメインです! 釣り暦はまだまだ浅くてひよこです。