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みなさん、こんにちは! 静岡県は浜名湖から出船している「青鬼ガイド」こと中村です。
今回の釣行は、ようやく爆発し始めた青物を釣りに行ってきましたので、その模様をお届します。
青物釣りの魅力は、アワセを入れた瞬間からの強烈な引きとネットインするまで暴れまわるスリル! そして、持ち帰って食べる楽しみ方がいろいろあるのも魅力だと思います。
重要なのはエサの付き
今回は落し込み釣りオンリーのリクエストです。
落し込み釣りで一番重要なのはエサの付き。青物がたくさんいても、エサが掛からないことには始まりません。なので、エサが掛かりやすいパターンを探るのが重要です。
ちなみに、エサ掛けのパターンは以下の通りです。
- ①.エサ(ベイトの群れ)の反応に対し、一気に落としてリアクションで掛ける
- ②.エサのいるタナの少し上からサミングしながらゆっくり落とし、魚に食わせの間を与えて掛ける
- ③.エサのいるタナの真ん中で止めて、上下させて掛ける
ゲストさんにエサが掛かりやすい釣り方のパターンをいくつかレクチャーし、いざ実釣に向かいました。
ドキドキの第1投!
エサを掛けてからの…
今回のゲストさんは久々の釣りになるSくんと、初乗船のYくんとFくん。話を聞くとYくんは船釣りが初めて、そして、Fくんに関しては釣り自体が人生初だということでした。(船長的に…)少々不安もありましたが、ゆっくりと釣りを開始することにしました。
ポイントに到着すると、魚探にはすでに魚の反応がモリモリ。希望されていたスピニングの手巻きタックルを準備し(大丈夫…?)、早速仕掛を海に投入します。
40~45mの水深で底から20m程のところでベイトの反応あり。1投目からよく付く感じです。エサが掛かったら、そのままゆっくり底まで落としアタリがくるのを待ちます。
最初にアタリが出たのはYくん!
強烈な引きに何度ものされながらも、水面に青物が上がってくると「デカイ!」を連発! 仲間の2人も興奮気味です! ほどなくして無事にランディングすると船上は大騒ぎ。若いって素晴らしい(笑)。
この直後に、生涯初釣りのFくんにも強烈なアタリがあり、慣れない手つきで必死にリールを巻き巻き。何度も何度も「糸を出されては巻く」を繰り返して、ようやくランディングしました!
直前に釣ったYくんのワラサより二回りは大きなブリを釣り上げ、興奮気味のFくん。記念撮影をササッと済ませて次の流しの準備です。
ここで「落し込み」ワンポイント!
今回のベイトは15~20cmの青アジ(マルアジ)。
中層にいることが多く、わりとかんたんに釣れるのですが、突然の潮変わりなどで食わなくなることがあります。
そこで、まずは青アジを確保するのもアリです。落し込みをする前にサビキで青アジだけを必要数釣り、イケスに活かしておけば、エサの掛かりが悪くなったときでも安心。確保してあるエサをつけて大物をねらうことができます。もちろん最初から大物をねらってもOKです!
ちなみに、落し込みで掛かったエサを下まで落としたものの、魚が掛からずに「上げてください」の合図がある場合があります。そのときに掛かっているエサも、生きていれば大事に確保するのがオススメです。
(今回はエサの付きが最後までよく、エサのいるタナに一気に落としてもバリバリ掛かりました)
ダブル!トリプル!で、青物乱舞
話しが少々ずれましたが、2流し目からも順調にエサは付き、誰かが竿を曲げる状態が続きました。
ダブル、トリプルHITもあり、ネットが間に合わない状況も…。
さすがに若者たちでも青物を連続で手巻きすると疲れるようで、3人ともに5本ずつ釣ったところでギブアップ。残り時間がわずかだったことと、波も少し出てきたので早上がりすることにしました~。
「めっちゃ楽しかった! また来たいです!」を連発していた3人。初心者の方でも青物釣りは十分に楽しめます。
今回の3人は「青物の引きをダイレクトに感じたい」という希望でスピニングタックルをレンタルされましたが、電動タックルのレンタルもあります。女性や子どもでも楽しめると思いますので、ぜひチャレンジしに来てくださいね。
※緊急事態宣言が解除されましたが、「青鬼ガイド」では地元浜松の方に限定してのご案内とさせていただいております。市外の方にはご迷惑をお掛けしておりますが、何卒ご理解の程よろしくお願いします。
遊漁船「青鬼ガイド」:中村
レポーターREPORTER
浜名湖近郊に生まれ、幼少のころから魚釣りにどっぷりハマる。そして気がつけば遊漁船の船長&漁師になっていた、根っからのフィッシャーマン。浜名湖・遠州灘エリアを今日も元気にガイド中!