No.7 つり具のわたなべ平井店 本田一幸さんの場合
今月のおすすめアイテム
- アイテム真鯛サビキ&チョクリ
- 船極ヒラメ・青物シリーズ ライトヒラメ
「年末ごろにスタートしまして翌年の3月までがシーズンなんです」と岡山市内に店舗を構える、つり具のわたなべ平井店スタッフの本田一幸さんがいうのは、船からのマダイサビキ釣りのことだ。岡山周辺の各港から出船する遊漁船が目指すのは主に小豆島周辺の海域。70~80cmという大ダイも釣れるが、そのようなマックスサイズはまれで、どちらかというと30~40cmが数釣れるのが、このエリアの特徴。
本田さんご自身も、この釣りが大好きで昨シーズンには1人で20尾以上の釣果があった日もあったとか。
このマダイサビキ釣りでお客さんにも人気があり、本田さんのおすすめ仕掛が「真鯛サビキ」と「チョクリ」という商品。

「真鯛サビキにケイムラサバ皮、ミックスサバ皮、ケイムラ&オレンジサバ皮、チョクリにグリーンミックス、カラフルミックス、艶々ミックスと擬似餌のカラーバリエーションが豊富なので、マダイの食いや海の状況に応じて仕掛を選べるのがよいです」というのが本田さんの推薦理由。
真鯛サビキとチョクリの最大の違いは擬似餌がサバ皮かビニール片かという点なのだが、実はエダスの長さも違う。真鯛サビキがエダス40cmと長いのに対し、チョクリは10cmと短い。基本的に遊漁船で手持ち竿の場合はエダスが長い真鯛サビキを使用。
一方、岡山のプレジャーボートに搭載されていることが多い「自動シャクリ機」に竿を預ける場合は、エダスが短く絡まりにくいチョクリを使用するのが一般的なのだそう。

2階建ての広い店内は1階がタックルや仕掛関係、2階がウェアやバッグ、クーラー類の売り場。マダイサビキ釣りやヒラメのノマセ釣り仕掛のほか、近海ではタイラバも人気で無双真鯛フリースライドシリーズのラインナップも豊富


同じく12月にシーズン入りし4月頃まで面白いのがヒラメでノマセ釣りでねらう。
遊漁船の釣りで、やはり小豆島近海がメインのポイント。岡山の各港を出港した船は一旦、対岸を目指し、釣り人は香川県側に上陸、そこにあるエサ店で各自、活イワシを購入して小豆島を目指すというもの。ヒラメは30~40cmをメインに大きいものは60~70cm。当たり外れが大きい釣りではあるが、条件がよければ4、5尾は釣れるのだそう。下オモリ式の仕掛で底を少し切ってアタリを待つ。
「とにかくエサのイワシを弱らせないことが釣果をアップさせるコツです」という本田さんのおすすめ仕掛が船極ヒラメ・青物シリーズ「ライトヒラメ」だ。
「日本海方面ですとハリス7号とか使うんですけど、瀬戸内海ではライトタックルということもありますし何よりエサのイワシを弱らせないためにはハリスが細くないといけません」ということで、ハリス5号のライトヒラメがピッタリなのだ。釣行のタイミングは潮位差が小さく潮の流れが緩やかな日がベストだそう。

鳴門や瀬戸内海のマダイサビキに対応したエダス長40cmの胴突式サビキ仕掛。擬似餌の違いで3アイテムあり、ケイムラサバ皮は全長6.2mの6本バリ、ミックスサバ皮とケイムラ&オレンジサバ皮は全長8.2mの8本バリ仕様

同じく鳴門や瀬戸内海のマダイサビキに対応した仕掛だがエダス長は10cmと短い。擬似餌のバリエーションはグリーンミックス、カラフルミックス、艶々ミックスの3種。すべて全長14.5mの10本バリ仕様

ライトタックルに対応したノマセ釣り仕掛でサルカンにリーダーを直結でき、仕掛の手前まで巻き取れるのが特長。ライトタックルで扱いやすい全長設定。 チヌバリ7号と8号、孫バリ仕様のシングル、チヌバリ7号とエアロトレブル仕様のトリプル、エアロトレブルにフラッシャーが付いたフラッシュトリプルの3種で、ハリスはすべてフロロカーボン5号
つり具のわたなべ平井店
住所:岡山県岡山市中区平井4丁目24−36
HP:http://tsurigu-watanabe.jp/storeintroduction/hirai