いまや世界に誇れる和食の王様が寿司! にぎり寿司! もちろんプロが握った寿司にはかなわないけれど、釣り上げたばかりの新鮮なお魚なら種類を問わず、素人が握っても絶対旨いに決まってる……!? ってことでHEATスタッフは京都府宮津で船外機付きのレンタルボートを駆って丹後の海で五目釣り。寿司ネタかも~ん!
材料
- ・アオリイカ
- ・ササノハベラ
- ・パックご飯
- ・寿司酢
- ・醬油
- ・わさび
「現場にぎり」三種の神器は
パックご飯、ビニール手袋、お総菜コーナーの小袋ワサビ
ということで陸に上がって調理開始。パックご飯をバーナーで沸かしたお湯で温め大きめのボウルへ。そこに寿司酢を適量振りかけて割り箸でサッと混ぜる。そうシャモジを忘れたのだ。これで寿司飯の準備完了。




ご飯を温めている間にネタ作り。ササノハベラのウロコを落として三枚下ろし。アオリイカは胴の部分を使用。にぎり寿司に合った大きさにカットしてスタンバイ





アオリイカは脚と頭を取り除き内臓を出して胴体だけにし皮を剥いたら、にぎり寿司に合う大きさにカット。寿司担当は営業Yだ。両手にはビニール手袋。これなら衛生的にも問題ない。「初めて握るんですけど……」というYに、周囲のスタッフが「あっ、それじゃ飯多すぎる!」「おにぎりじゃないんだから!」「表面を締めて内部はふわっとね!」などと自分たちができもしないアドバイス……というより突っ込みを連発する。





ワサビは……? そうそうスーパーのお総菜コーナーでもらってきた小袋入りの練りワサビを利用。軽く握った寿司飯の上に、ちょろっとワサビを塗り、アオリイカとササノハベラのネタを乗せ全体を軽く締めたらできあがり。「おおっ、にぎり寿司ぽいじゃん」と外野がうるさいが、気にせず作業を続ける営業Y。アオリにぎり3貫、ササノハにぎり2貫にインスタントの赤だしを添えて「丹後の海スペシャルにぎり」が完成した。

さあ、実食だ! 「アオリイカは安定の味やね」「おおっ、ササノハベラ、意外においしいぞ!」「うん、臭みなし。旨い」と高評価。反省点としては「ちょっと飯が酸っぱい」と寿司酢の分量を間違えたぐらい。ちょっとずつ味見しながら寿司酢を加えないとダメ!? という教訓を胸に営業Yは「寿司職人への道をまっしぐら!」ということは、あるようなないような。いや、ナイナイ!


記事元:釣ったらその場で即料理レンタルボートで丹後の海をGO!魚種多彩な豊穣の秋をめいっぱい【前編】さあ、寿司食いねえ!