「マダコは引かないから面白くない」「ゴミが引っ掛かったみたいにただただ重いだけ」
マダコ釣りって、こんなイメージでは? しか~し、初めて東京湾のエギタコに挑戦したのだが、もうね、本当にハマりました。そして、完全に心を奪われました、ぃゃ、吸われました(笑)。あの日から寝ても覚めても頭の中はタコのことばかり。本当、私ったら困っタコ。
というわけでこの記事ではタコのぬめり取りとタコぶつの作り方をご紹介します!
【マダコのぬめり取りと、タコぶつの作り方】
マダコはさばくのはカンタンだが、ヌメリを取り除くことに手を焼く。かんたんなヌメリの取り方と茹で方を紹介したい。

1.持ち帰ったマダコを1パイずつ(小型なら2ハイでもOK)ジップロックに入れて冷凍する。内臓の処理もせず、まずは冷凍する。冷凍⇒解凍するだけで、ヌメリがほとんど取れるのだ。

2.ボウルなどに水を入れてジップロックごと解凍する。流水だと解凍スピードも早いが、水道代がもったいないので、解凍処理は早めにスタートしよう。

3.解凍した時点で、ヌメリもだいぶ取れている。次に頭を引っくり返して内臓を取る。どの部分が何かはまったく分からないが、取れる部分はすべて取り除く。

4.適量の大根おろしをすってボウルに入れる。難しい話はよく分からないが、大根の成分がタコのヌメリを取りやすくする上、タコ自体を柔らかくするとか。釣行当日に食べたい場合は、大根おろしでヌメリを取ればOK(個人的に塩で揉むとしょっぱくなる気が…)。

5.大根おろしで揉む。一度冷凍してヌメリもほとんど取れているため、ここでの大根おろしはヌメリ取りの仕上げと、どちらかというとマダコの身を柔らかくするのが目的。

6.タコが浸かる大きさの鍋でお湯を沸かす。ほうじ茶を入れるとタコが柔らかくなる。わが家では中国茶やシナモンティーで代用。勝手ながらお茶ならなんでもいいと思っている(笑)。

7.沸騰したら、タコの足先からゆっくりお湯の中に入れていく。クルンッと上手に外側に足が丸まるように加減していく。

8.茹で時間は足側1分、ひっくり返して頭側1分ほど。1kg弱なら合計2分~2分15秒ほどで茹で上がる。これ以上茹でると硬くなってしまう…気がする。

9.鍋から取り出し、粗熱を取れば完成。

10.ぶつ切りにしてわさび醤油で堪能しよう。「ゴマ油+塩」で食べても超美味!

11.スーパーのタコの値段を見て「ムフッ」と悦に浸る(笑)。
記事元:東京湾で今年も沸きよし!今流行りのエギで釣るマダコ「エギタコ」にハマる!
レポーターREPORTER

東京都出身
父親の影響で3歳から陸っぱり釣りを始め、小学4年生のときに船釣りに初挑戦。その日はハゼ釣り大会だったが、ひどい船酔いで釣りにならず。ただ、最初の一投で釣れた奇跡の1匹で「ブービー賞」に輝く。幼心に“もう一生船釣りはしない“と心に決めたが、それから10数年の時を経て、運命のイタズラか「船釣り専門誌」の編集者になる。それを機に船釣りの魅力にどっぷりハマる。現在は船釣りメディアから離れ、おでかけメディアの営業マンとして従事。仕事の合間を縫って月に1~2度は船に乗り、周りの”船釣り初挑戦者“を巻き込みながら、船釣りの魅力を1人でも多くの人に知ってもらうために奮闘中。
YouTube:ジローちゃんねる