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第4回 船上での賢い過ごし方

今回は船上でせっかくの釣り時間を無駄にしない、効率的かつ賢い過ごし方ついてご紹介してみたいと思います。
内容的には、些細なことばかりかもしれませんが、知っ得情報満載です。知っておいて損はありませんよ。ぜひ、少しの間お付き合いください。

出船前にやるべきこと

出船前の準備

(1)船長さんへのご挨拶

船長さんが忙しそうな時を避けて、必ず挨拶しておきましょう。
挨拶のポイントは、笑顔で「初めてなのでよろしくお願いします」だけで十分です。その一言だけで、強面の船長さんも気にかけてくれて、親身になって釣り方をレクチャーしてくれますよ。
同じ対象魚でも地域や季節によって仕掛やエサ、釣り方も異なることがあります。自分の腕を過信せず、まずは素直に教わるという謙虚な姿勢でいることが上達の秘訣です。船長さんと仲良くなって得することはあっても損することはないですよ。

(2)両隣の方へのご挨拶

両隣の方にも必ず笑顔で挨拶しておきましょう。
船釣りでは 、大名釣りのケースを除いて、まず、隣の方や後ろの方とおまつりします。そういった場合でも、朝の挨拶が必ず役にたってくれます! 多少のトラブルがあっても、うまくコミュニュケーションをとっておけば、ストレスも最小限に抑えることができます。
また、釣り人は総じて教え好きの方が多いので、隣の方が名人や常連さんだったりすると、当日の正確なアタリダナや本では学べないようなマル秘テクニックやマル秘仕掛を教えてもらえることもありますよ。隣の方との繋がりは大切にしましょう。

(3)冷凍コマセ、冷凍エサの解凍

バケツに水を汲み、コマセやエサを水切りカゴに入れて解凍しましょう。冬場は特に早めの対応をお願いします。ポイントに到着してもエサ付けに手間取ったり、エサが身割れしたりするので注意しましょうね。

(4)竿ホルダーのセット

ミヨシかオオドモを確保できている場合は関係ないのですが、乗船後に船長の指示で釣り座の前後へのスライドは良く発生します。隣の人との間隔の最適化が目的ですので、前後への少しの移動がメインですが、次のようなケースは希望者を募って、反対側への移動をともないます。

  • ・反対側の乗船客が極端に少ない場合
  • ・予約客のドタキャンでミヨシやオオドモに空きが出た場合

ですので、船長に竿ホルダーをセットしてよいか確認してからセットした方がよいですよ。

当日最初のポイント到着時にやるべきこと

ポイント到着時

まず、バケツでキレイな海水を汲んで、適量をクーラーに入れましょう。クーラーの水はすぐに冷えないので、特に夏場は忘れず当対応をお願いします。せっかく釣った貴重なお魚を家に帰って美味しく味わうためには必須です。

≪知っ得情報≫
最近は主流の海水がでるパイプ付の船の場合、基本、水汲み作業は不要です。ただし、釣り座がミヨシの場合、海水が出づらかったりすることが多いので、乗船後すぐにロープ付バケツを確保しておきましょう。

ポイント移動中にやるべきこと

ポイント移動中

次のポイントに着いて船長さんの投入オッケーのアナウンスがあったら、誰よりも早く仕掛の投入ができることが大切です。具体的には次のような対応をしておきましょう。

(1)仕掛の交換

ハリ先のチェック

ハリスのキズやハリ先の磨耗チェックを行い(ハリ先を爪にあててみることでチェック可能です)、問題あるようでしたら、すぐに交換しておきましょう。「仕掛は消耗品」ということを忘れ交換しなかったときに限って、大物のバラシやハリス切れが発生しますよ。後で後悔しないためにも、マメな仕掛交換を心掛けましょう。
また、仕掛交換時には、糸グセをとっておくこともお忘れなく。

(2)仕掛の投入準備

コマセ釣りの場合であればコマセバケツへのコマセ補給およびコマセカゴの詰め替え。つけエサ釣りの場合、つけエサも交換しておきましょう。また、つけエサがオキアミであれば尾っぽのカット、虫エサであれば必要な長さへのカットも対応しておきましょう。
ポイント移動直後に速攻で仕掛投入したり、入れ食いタイムに手返しよくスムーズな投入ができるようになれば、貴方もベテランへの仲間入りですよ。ビギナーとベテランで釣果の差が大きく出る要因のひとつが、仕掛の投入準備と手返しのよさといっても過言ではないでしょう。

(3)ドラグチェック

ドラグがきつすぎると、せっかく、大物をヒットさせても、すぐにハリスがプッツンといった光景をよく見かけます。
船釣りの醍醐味は何といっても、大物とのファイトです。大物をゲットするためにも、ドラグ調整は怠ることがないよう気を付けておきましょう。

≪知っ得情報≫
ポイント移動時に速巻きするためにドラグをきつくすることがあるかもしれません。そういった場合でも、次回の仕掛投入前には必ずドラグを再調整しておくことの習慣化が大事です。

(4)食事

置き竿でのノンビリした釣りを除いて、食事は極力移動中にすませておきましょう。入れ食いタイムが一瞬で終わってしまうような日はよくあります。

 

船釣り漁港風景

今回は以上のように、「せっかくの釣り時間を無駄にしない」ための基本的な留意事項をいくつかピックアップしてご紹介してみました。ぜひ、実践してみてくださいね。役にたったよと思っていただけると嬉しいです。

釣りものに応じたポイント到着後の攻略法は、次回以降でご紹介していきたいと思います。

 

レポーターREPORTOR

三宅 雄彦
プロフィール:三宅 雄彦
船釣り歴30年。ウイリー仕掛や短いビシ仕掛でのコマセシャクリを得意としたベテランハヤブサフィールドスタッフ。初心者向け釣り教室での講師経験も豊富で、大学生と高校生のわが子2人を5歳で船釣りデビューさせたほどの教え上手。全日本釣り団体協議会公認フィッシング・マスター。