おすすめアイテム・気になるアイテム No.5 野外遊びを快適に楽しむコツとモノ
「自作の竹竿で小物釣り」

いよいよ子どもたちは夏休みスタートですね! 夏休みと言えば、頭を悩ますのは「自由研究」でありますが、そんなこともちょっとだけ意識(?)しまして。今回は、自分で作った釣り竿で小魚を釣って、透明ケースで観察しちゃおう!……という提案をさせていただきたいと思います。

さっそく竿作りを開始!

今回の釣りの対象魚はヌマチチブやウキゴリ、テナガエビやザリガニといった、小魚&エビです。それらを短時間で簡単に作れる竹竿で狙ってみよう、という提案です。ではさっそく、まずは作り方からご紹介しましょう! 言い訳のように申し上げておきますが、この竹竿、いつも作っているわけじゃありません。実は今回が初の試みです(思いつきですみません!) ですが、練りに練って素材や作り方等を吟味しましたので、ぜひともおつきあいください……。

まずは竿本体の材料となる竹を入手するところから始めましょう。ご近所に竹林があるなら、そこで枯れ落ちた1mほどの竹枝を拾ってくるとよいと思います。今回の私もそうでしたが、竹が簡単に入手できない人はお近くのホームセンターへ行きましょう! そして購入したのは……こちら!

竹ぼうき

竹ぼうきです。これが破格の228円!(安ッ) これをバラすと、今回作ろうと思っている竹竿が30本ほど作れます(そんなに作りませんよね……)。

ペンチで針金をカット
ペンチで針金をパチンパチンと
ほうきをバラバラに
こんな感じにばらけます
不要な枝をカット
できるだけ真っ直ぐな竹を選び、不要な枝を剪定(せんてい)します
剪定した枝

剪定したものがこちら。長さは1m弱ほどでしょうか? これで竿はできあがりっちゃできあがりです。ちょっとしたザリガニ釣りぐらいなら、これに糸つけてスルメでもつければOKでしょう。ですが今回はもうちょっとだけこだわってみます。

手順06
こだわり竹竿用に剪定したのがこちら。ここで注目していただきたいのは根元のほうです
手順07
根元の節から出た枝と、もうひとつ上の節から出た枝を約5㎝ずつ残した状態です。これをどうするのかと言いますと……
手順08
根元の節の部分を、お湯を張ったバットに浸けながら反り返るように曲げていきます(熱湯を用いる場合はやけどに注意!)。数秒浸けて曲げ、また数秒浸けては曲げ、折れないように少しずつ曲げていきます
手順09
ある程度、曲がったら、輪ゴムで写真のように固定して、お湯に20秒ぐらい浸けてから、取りだしましょう。ちなみにこの作業をする間に、竿自体のクセが気になるようならば、曲がった箇所をお湯に浸けてから曲げて矯正しておきましょう。思いのほか簡単に真っすぐになるはずです
手順10
取り出しても完全に冷えるまで、しばらくは輪ゴムを付けたままにしておきます
手順11
その間に荷造りのヒモを上の枝の根元に一重結びします
手順12
そして竹に密にぐるぐると巻き付けていきましょう。根元の節まで行ったら折り返します
手順13
そして上の節まで巻き付けていきます。さらに折り返し根元の節まで巻きつけます
手順14
巻きつけたら根元の節の所で一重結びして固定します
手順15
固定したら、30㎝ほど余分にヒモを残してカット

自己融着テープ

次に用意するのはこちら。自己融着テープ。2mで288円でした。これを……

手順17
ヒモを巻きつけた竹の節と節の間にぐるぐるとヒモを隠すように巻きつけていきます。これをビニールテープで代用することもできますが、ビニールテープって時間が経つとベタベタしてくるのがいやなんですね。自己融着テープはベタベタの原因となる粘着剤を用いておらず、テープ同士がくっつくようになっているのでベタつかないのがウリなんです
手順18
ジャーン、巻きつけ完了!!……あれ? 下に巻きつけたヒモの凸凹がそのまま出てしまい、ちょっと不恰好になってしまいました……
手順19
まあ良いでしょう! ここまではこんな感じです

ボールペンの芯

次に用意するのは、使い終わったボールペンの芯です。

手順21
これを13mmほどにパチンパチンとペンチで切っていきます
手順22
これでよし。これがガイドになります
手順23
適当な間隔で取り付けていきましょう。ここはダイソーで買った作業用テープ(100円)を使用。節の部分に巻きつけるとズレにくいような気がします
手順24
中間のガイドはこんな感じ。右が穂先方向。節の下側に取り付けると引っ張られてもズレにくいのではないでしょうか
手順25
トップガイドはこんな感じ。ひとつだけコツがあるとすれば、穂先の先端は節にしておくと、トップガイドをつけたテープがズレないのでいいと思います

手順26

そして道糸(ナイロン3号。ある程度太めのほうがトラブルがなくておすすめです)をグリップ前後にあるふたつの節から飛び出した枝に巻き付けていきます。

手順27

根元側にまず結び、上の枝、下の枝と交互に引っかけていきます)。10回ほど巻いたらガイドに通していきます。

曲がりの確認

先端にオモリをつけて曲がりを確認。お、いい感じじゃないですか!!

手順29

尻尾のように飛び出していたヒモの先端を輪っかにすれば……完成!! 作成時間は30分ほどでしょうか?

手順30

いいんでないのー?

仕掛とウキ

先端につけている仕掛はこんな感じです。ゴム管を通して、かみつぶしオモリを付け、自動ハリス留めをセット。この先に袖針やエビ針など小物用のハリス付き針を、ハリス10㎝ぐらいでセットするだけ。ウキ釣りをしたくなったら、ゴム管に玉ウキをセットしましょう。