あなたも船釣りはじめませんか? 船釣り未経験者必見!!あなたの不安解消いたします
第1回 船酔い対策編

釣り番組を見て、「うわー、楽しそう。船釣りいいな! 一度行ってみたいな」と思われている方はとても多いのでは? でも、実際は行動に移せてない方が多いのではないでしょうか?
そんなあなたでも、安心して船釣りの第一歩を踏み出せるように、さまざまな不安を解消させていただきます。

例えば、次のような点に不安を感じていませんか?
 ・船酔い
 ・船宿の選び方
 ・釣り物の選び方
 ・自分で準備必要な持ち物
 ・船宿の予約方法
 ・持ち物
まず、第1回目の今回は、1番の難題である船酔いについて予防法をご紹介してみましょう。

船酔い、事前の防止策

【船酔い事前防止策】
●十分な睡眠
●薬やグッズの活用
●消化の良い食事・早めの朝食
●釣行エリア&天候の事前リサーチ

船酔いする人は私の周りでも結構多いですね。事前の防止策と船上での留意事項についてご紹介してみましょう。普段から乗り物酔いしやすい方はぜひ実践してみてくださいね。

(1) 体調管理

釣行の前日は早く寝てコンディションを整えておきましょう。睡眠不足はよくないですね。

(2) 酔い止め薬の利用

酔い止めの飲み薬には、錠剤(水のいらないドロップタイプもあり)、アンプルなどがありますが、錠剤なら前日寝る前がオススメ。アンプルなら当日朝起きてからで大丈夫です。
 ※薬の種類によって効果が表れるまでの時間が異なるので要注意ですよ。

酔い止め薬コーナー
薬局の酔い止め薬品コーナー
子供用酔い止め
子ども用ドロップ

(3) 船酔い防止グッズの購入

「酔い止めバンド」という手首にまくグッズがあるのはご存知ですか? 大手の釣具屋さんなら必ず売っていますし、最近はネットでも安価なものが購入できます。釣具屋さんで販売しているものは、水に濡れても安心な素材を使用しているケースが多いため少し高価です。
以前、すぐに船酔いしてしまう友人に試してみたら、効果ありました! ただし、磁石部分の設定位置がずれると効果ないようですのでお気をつけくださいね。

(4) 当日朝の食事

消化の良いものを少し早めに、軽くとりましょう。
 ・乗船直前は避けたほうが良さそうです。
 ・揚げ物、納豆などは避けたほうが良いです。飲むゼリーは、おススメです。
 ・飲み物は、オレンジジュースなどの柑橘系は避けて、水やお茶がおススメです。

飲み物

(5) 釣行エリアの選択

「船酔い=波酔い」です。まずは、波の高くないエリアへの釣行、船宿から実際の釣り場までの距離が短い釣り物を選ぶことが大切です。

例えば関東の場合、主なエリアは東京湾、外房、相模湾になります。そのなかでは、東京湾の湾奥や内房は比較的波が穏やかです。ただ、忘れてならないのはその地域の船宿を選んでも、釣り場は遠く離れたところということがあるので、釣り物と釣り場の確認もお忘れなく。
釣り物は原則浅場のシロギス、アジ、サバ、イシモチ、カサゴ、メバル、アナゴ、タコ、スズキ、タチウオ(夏場)などか一般的ですね。コマセを使用する釣りは、冬場を除いてにおいにやられる方も多いようです。また、船上で下を向いてエサ付けしていて気分が悪くなる方もよく見かけます。

(6) 釣行エリアの天候確認

釣りは自然相手です。当日の天候、波の高さ、風の強さ、風向きには最前の注意を払いましょう。出船時は快晴無風で波が穏やかであっても、沖で天候が急変することはよくあります。
また、相模湾では南西の風に要注意です。相模湾が出船中止になり慌てて東京湾の船宿に移動したら、ベタ凪ぎだった・・・ということを何度か経験しています。

関東地図
相模湾:南西の風を妨げるものがない /東京湾:南西の風は三浦半島で妨げる

釣りに出かける前は、有名情報サイトの天気予報などで、訪れる予定のエリアの天候を調べておくことをおススメします。
 Yahooレジャー天気予報のリンク
 https://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/leisure/tsuri/

船上での留意事項

釣り座
【留意事項】
●揺れの少ない座席選び
●ズボンのベルトを緩めてリラックス
●遠くの景色を眺める

釣り座(船の座席)の確保、乗船、ポイント到着までの留意事項については次の通りです。

(1) 釣り座

胴の間と呼ばれる船の中央部分(具体的には操舵室の少し後部分)に座席を確保しましょう。揺れが少なくておススメです。

釣り座の説明

(2) ズボンのベルトがきつめなら、少し緩めておきましょう

基本リラックスした状態にしておくことが大切です。ただし、ライフジャケット(救命胴衣)についてはしっかり装着しておきましょう。
(安全第一をつねに念頭において、おもいっきり楽しもうという心構えが大切です)

(3) ポイント到着まで

遠くを見る
※動かない陸地、具体的には遠くの山や高層ビル

キャビン内で寝れるようならそれに越したことはないですが、キャビン内の空気がよどんでいるのですぐにダウンしてしまうケースをよく見かけます。できれば操舵室の後ろのスペースや座席で、気持ちいい海風を受けながら、遠くの景色(※)を眺めつつ、「きっと今日は爆釣だ!」と良いイメージ持って楽しく仲間と会話するのが一番でしょう。

キャップキーパー

船酔いとは関係ないですが、船は結構スピードを出してポイントに向かうので、想像以上に風を受け、波しぶきをかぶります。よく見かける光景として帽子が飛んでしまったり、レインスーツを着ていなくて、ウエアがビショビショになるケース。こうなると釣りの楽しみも半減してしまいますよね。どういうわけか、お気に入りだったり、買ったばかりの帽子に限って飛んでいってしまいます。それを防止する便利グッズとして「帽子止めクリップ」というものがあります。これは、帽子と襟元(えりもと)をつなぎ止めておく物で、「キャップキーパー」「帽子クリップ」「帽子止め」といった商品名で釣具屋さんや100円ショップで販売されています。
ちなみに、洗濯バサミ2個とビニール製の紐(オシャレに決めたいなら、つなぎ止めグリップ2個とリボン)があれば、自作もできますよ。

(4) ボイント到着後

魚が釣れている時は釣りに集中できているので大丈夫ですが、アタリが遠のいている時にけっこう「ゲ○ゲ○」になるケースをみかけます。ポイントまでの移動時と同様、遠くを眺めるように心がけましょう。一旦すべて吐ききると大丈夫になるタイプと眠くなるタイプの2タイプの方をよく見かけます。後者の方はキャビンで少し寝た方が良いですね。

 

以上のような内容を理解して実践いただくと船酔いの心配はご無用! 次回は、船釣りデビューの第一歩である船宿の選び方をご紹介したいと思います。お楽しみに。

Let’s enjoy boat fishing!

 

レポーターREPORTOR

三宅 雄彦
プロフィール:三宅 雄彦
船釣り歴30年。ウイリー仕掛や短いビシ仕掛でのコマセシャクリを得意としたベテランハヤブサフィールドスタッフ。初心者向け釣り教室での講師経験も豊富で、大学生と高校生のわが子2人を5歳で船釣りデビューさせたほどの教え上手。全日本釣り団体協議会公認フィッシング・マスター。