インテックス大阪に、またまた全員集合!
「フィッシングショーOSAKA2018」早足見聞録

ここは大阪市住之江区にある大阪国際見本市会場。つまりインテックス大阪である。本日、2018年2月2日の金曜日は「フィッシングショーOSAKA2018」の一般公開に先がけてのプレオープン。メディアと釣具業界関係者が招待される、いわゆる「業者日」ってやつ。HEATスタッフも一応、業界人の端くれということで業者日に入場できるのだ。そこで……って1年前にも、まったく同じことを書いたような……。そのとおり! 今年もやりますフィッシングショー早足見聞録。

スタッフM(以下M):1年経つのって早いですね。今年もフィッシングショーのシーズン到来です!

スタッフF(以下F):ほんと。歳取ると1年なんてあっという間ですね。今年もインテックス行きますか?

ディレクター(以下D):はい! 今年も全員で見て回りましょう!去年は3人でしたけど今回はフルメンバーの5人で!

スタッフC(以下C):私も行っていいんですか?

スタッフS(以下S):プレオープンの日ですね?

D:もちろんです。主婦目線や若者目線での感想を期待していますよ!

というわけで午前11時、HEATスタッフ5人がハヤブサブース前に集合した。

ハヤブサブース前に集合

6号館Bゾーンに突入した5人、どんどん奥へ入っていく。そこで目に入ったのが……

D:ケミホタルでおなじみのルミカさんですね。

M:あれ? 何か水槽のようなものが?

F:ん? 水中カメラ?

C:水の中のぞけるんじゃないですか?

S:ここルミカさんすよね?

そう、実はルミカから発売している『BiRod』という最長で7.5mまで伸ばして使える撮影用ロッドを紹介するコーナーで、高い場所や足場がない場所の撮影だけでなく水中撮影にも使えるというもの。水槽に突っ込んだロッドにセットしてあったのはハウジングに入った360°カメラ。VRゴーグルに接続して3Dリアル映像が見られる『Bi360R』というシステム。係の人にすすめられるまま、スタッフDがゴーグルを!

D:わあ、すごい。顔を上下左右に動かすと水中映像も動きますよ!

S:魚もみえます?

D:見える見える!

M:ワカサギ釣りにいいかも?

F:船釣りで海側からの撮影にもいいですね。

C:幼稚園の運動会に持って行こうかな?

ルミカさん
ルミカさん
水中カメラ?
水中カメラ?
VRゴーグル
BiRod
これが『BiRod』で全長2m、4.5m、7.5mの3タイプがある

なるほど、ドローンを飛ばせない環境での高所撮影などにも便利そうだ。ルミカさんのブースから会場を時計回りに進むと釣具ではないのだが、スタッフの興味を引くブッタイが? そこは兵庫県資源管理協議会さんの展示スペース。

M:カミツキガメにアリゲーターガー!

D:危険生物ですね。

S:指噛まれたらヤバイっすよね~。

C:カミツキガメは剥製ですね。こわい~!

F:ん? ガーはぬいぐるみ? なるほど実物大で重さまで再現してるんですね。

D:全長108cmで8kgもあるのかぁ! 揖保川で捕獲された個体の模型だそうです。


兵庫県資源管理協議会さんブースで配布してたステッカー。そうなんです! ホタルイカもハタハタも漁獲量日本一は兵庫県!

ハヤブサ本社もある兵庫県は日本海に瀬戸内海、大阪湾、紀伊水道と特色の違う海に囲まれた海産物が豊富な県だったのです。でも内水面の危険生物はいただけませんね。飼っていたものを放流するのはもちろん御法度! 万が一釣り上げてしまったら触れないこと。地元の漁協などに連絡しよう。

続いては冨士灯器さん。エアポンプの泡がすごい! その名も『パワーポンプFP-3000』だ。最強モードで毎分3リットルの酸素を供給できるのだそう。

D:この泡すごっ!

M:アユのオトリ缶にいいですね!

F:磯釣りの生かしバッカンにも!

冨士灯器さん

次はオリムピックさん。スタッフDとS、アジングロッドを手にして、その場から動かない。

S:これ、いいすね!

D:そろそろ買い換えようかな~。

F:次行きますよ!

オリムピックさん

オリムピックさんのブースから回れ右をすると専門学校のヒューマンフィッシングカレッジの展示。ここで目を引いたのが生徒さんが創作したクロー系ワーム。フォルムが何だか人間に見えるぞ!

D:「土下座クロー」ですか?

M:大胆なネーミングですねえ。

F:バス用かな? チヌやロックフィッシュにもいいかも?

S:魚に平謝り?

C:お願いだから釣れてね! って?

ヒューマンフィッシングカレッジさん
ヒューマンフィッシングカレッジさん

KARAT(カラト)さんのブースには、お洒落なTシャツがズラリ。何とゲーム関係の会社さんが別事業として始めたそうな。色とりどりのリアルな魚プリント、デザインがカッコいい! プリントされている魚種はカジキにロックフィッシュ、ロウニンアジ、ブリ、ヒラメ、メジナ、クロダイ、クエ、アオリイカ……バラエティー豊か。目標は100魚種なのだとか。シャツの生地もドライ、コットンから選べるようだ。

C:わあ、Tシャツいっぱい。

D:なかなか洒落てますねえ!

M:おっ、タチウオいいですね。

F:僕はモノクロバージョンがいい!

KARATさん

6号館Bゾーン最後に訪問したのはテイルウォークさん。ジャンルを問わず、あらゆるゲームロッドがズラリと並んでいる。そんなブースに長身でスリムなスタッフが? 近付いてみると……。

F:あっ、松中さんですよね?

D:ほんとだ、松中奏詩さんだ!

そう、松中奏詩さんはテイルウォークのフィールドスタッフであると当時にハヤブサのフィールドスタッフでもあるのだ。さらに北陸を代表するアングラーで遊漁船「LOOPガイドサービス」の船長でもある。今回のショーでのオススメはイカメタル用の『メタルゾンTZ』とタイラバ用の『タイゲームTZ』なのだそう。

テイルウォークさん
テイルウォークさん ロッド開発担当の中村宗彦さん(写真左)もいらっしゃった。日頃からハヤブサのタイラバ「無双真鯛フリースライド」をご愛用いただいているタイラバのエキスパートだ

続いて6号館Aゾーンに潜入! まず目に飛び込んできたのが巨大なアユの顔オブジェ! ここはガンクラフトさん。実はこれアユ型ルアー『ジョインテッドクロー』の頭部を巨大化させたもの。昨年のショーでもデカジョイクロが展示してあったが、今年のは半端ない大きさ!

S:デカっ!

C:アユに食われちゃえ!

F:ディレクターもご一緒に!

ということで撮影したのが次の写真。毎年、いろいろと奇抜なことをやってくれるガンクラさんなのである!

ガンクラフトさん
ガンクラフトさん

そのガンクラブースの続きにあったのがブラックライオンさん。突然、スタッフFに「先日はお疲れ様でした!」と社長から声がかかる。ブラックライオンのスタッフさんと南紀すさみでティップランの撮影を行ったばかりだったのだ。

D:イカ釣りの撮影ですか?

F:はい。つり人社さんの別冊『アオリイカ地獄』の取材だったんです。

実はブラックライオンさんにはハヤブサとのコラボ商品がある。タイラバ用『無双真鯛フリースライドVSヘッド』のブラックライオン限定カラーだ。オレンジ/グロードット、レッド/グロードット、ブラック/グロードット、ブラック/グローハーフというラインナップ。

ブラックライオンさん
ブラックライオンさん

S:VSヘッドのドット模様がカワイイですね。

D:つや消しブラックいいかも?

M:おおっ巨大スッテもありますよ!

F:タルイカ用! ウソですけど。

C:ケンサキイカ。イカメタル用ですよね。

ブラックライオンさんを後にしてAゾーンを進むとスタッフCが反応。さすが主婦! オッチャンたちとは目線が違う。エスパックさんというメーカーさんの釣り臭専用消臭剤『釣り臭シュークリア』という商品。無香料、ノンガスタイプで釣具に衣服、指先などにサッとひと吹き。臭いを発生する原因菌を分解除菌、魚のヌメリも取れるのだそう。スタッフ一同、サンプルゲット。サンキューです!

F:オヤジ臭も消えるかな?

M:うん、いけるかも。

D:ダメですよ!「人や動物に向けて使用しないで下さい」って書いてあります。

エスパックさん
エスパックさん

続いてプロックスさん。いろいろなグッズが山盛りだが、ハヤブサ的にはやっぱりワカサギ釣り関連。今年は子供さん連れにも配慮したブースだった。

D:大変お世話になっておりますっ!

M:ワカサギ釣りに、このチェアは欠かせませんね!

F:あれ? Cさんどこ行きました?

S:クレーンゲームやってますよ。

C:子供のお土産ゲット~!

D:大人がやってもいいの?

プロックスさん
プロックスさん

釣り用アパレルをメインにカスタムカーのパーツや釣り竿まで企画開発、販売している岡山のフィッシングモンキーさんでは、なぜか栄養ドリンクを配布。HEATスタッフも全員いただきました。ありがとうございます!

フィッシングモンキーさん
フィッシングモンキーさん

6号館Aゾーンを出て我々は、美味しそうな香りが胃袋を刺激する「まんぷく屋台村」を横目に3号館へ。まずは最も奥のダイワさんへ。実はスタッフF、ぜひとも確認したいアイテムがあった。

F:おお。これです。これ!

M:スイベルですか?

F:はい、サクサス加工されていて回転が抜群に滑らかなんです。

D:サクサスってハリのコーティングの?

ブースには従来のスイベルとサクサススイベルの滑らかさを比較する装置があって、その差は一目瞭然。フカセなどの軽い仕掛ではスイベル効果に疑問があったが、これは是非試してみたい。

ダイワさん
ダイワさん

法律改正で今年2月から遊漁船(小型船舶)の甲板上での着用が義務化されたライフジャケットが気になるので、ブルーストーム(高階救命器具)さんへ。とにかく国が安全性を確認した桜マークが付いていることが必要だ。ブルーストーム製品なら間違いなし! ですよね。

F:僕のライジャケ、桜マークあるのなかあ?

M:帰宅して確認しましょうよ。

D:膨張式は膨らまないと見れないみたいですけど。

S:いずれにしても正しく着用しないとダメですね。

C:子供用かわいいなあ。うちの子には怪獣バージョン着てもらいたいな!

ブルーストームさん
ブルーストームさん
ブルーストームさん
ブルーストームさん

F:さあ、これで全部見て回りましたね。

D&S&C:ダメダメ! 最後に我が社のブースも見て下さいよ!

というわけで大トリはハヤブサブース。まずドッカーンと目に入るのが「2018年、FINAはHAYABUSAへ。」という巨大な告知。これまでバスフィッシング用のブランドとしてプロ品質のアイテムをリリースしてきたFINAが今年からHAYABUSAブランドに移行することになったのだ。

WEB・SNSの告知もばっちり! もちろん我がHEATもしっかり紹介されている。よろしくっ! 

新商品もズラリ! サビキ仕掛の擬似餌に採用された「発光プランクトン」を始め船の落し込み用品、タイラバのフリースライド用パーツ、ライトゲームのチヌ用ジグヘッド、バスのベイトフィネスに最適なオフセットフックなどなどなど! クイズに答えるとお菓子がゲットできる「キッズクイズ」など楽しいハヤブサキッズコーナーも充実。ご来場、ありがとうございました!









ハヤブサもよろしく!

というわけで2018年の早足見聞録、これにて終了! またまた「肝心要が抜けてる!」と各メーカー様ならびに読者の皆様の「責任者出てこい!」ってお叱りを……昨年と同パターンのシメはもういらないってか? ご静聴いや、ご静読? ありがとうございました!